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【2024年札幌記念をデータで的中！】ベタでも見逃せない！【4.1.2.8】複勝率46.7％のデータとは？　ドゥラエレーデの取捨も徹底分析！




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

川村禎彦調教師がお亡くなりになりました。その訃報に際して、ファンに向けた遺言のようなコメントが発表されたのですが、その内容が実に胸を打つものでした。

10日に死去した川村禎彦調教師が生前にファンへコメント（東スポ競馬）
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e5841aa6b1f7909b9764e91f4ae7edda47008d4

川村厩舎といえば、強い調教をやらないことで有名でしたが、それは馬を大切に育てて息長く活躍させるため。その姿勢はファンもよくわかっていて、特に馬券ファンには愛された先生、厩舎でした。個性的な管理馬でたくさんの穴を提供してくれましたしね。

「私が心血を注いだ、馬を、競馬を、これからも愛していただけますと幸いです。」

この言葉には真剣に競馬に向かい続けた師の矜持が感じられます。

素晴らしいホースマンが天に召されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

それでは、札幌のメインレース、札幌記念（GII、芝2000m）の予想に参りましょう。

■上がり最速馬が過去10年で9回馬券内に

札幌記念を語るうえで、避けて通れない最重要データがあります。それは上がり順位別データ。以下は過去10年（本文中データの集計期間は断りがない限り以下同）、上がり3ハロンタイムの順位別成績です。

■過去10年　札幌記念
　上がり3F順位別成績

・1位／【3.6.3.2】
　勝率21.4％　複勝率85.7％
・2位／【2.1.2.6】
　勝率18.2％　複勝率45.5％
・3位／【1.0.1.4】
　勝率16.7％　複勝率33.3％
・4-5位／【2.1.1.16】
　勝率10.0％　複勝率20.0％
・6位以下／【2.2.3.84】
　勝率2.2％　複勝率7.7％

このように、上がり上位の成績がよく、特に上がり1位は複勝率85.7％という超ハイアベレージ。過去10年で上がり最速馬が馬券を外したのは、強力先行のジャックドールとパンサラッサがワンツーを決めた2022年の一度しかありません。

ご存知の読者の方も多いかと思いますが、札幌競馬場はコーナー半径が大きいため、コーナーでも加速しやすく、直線が短くても差しが決まりやすいコース。札幌記念ではマクリが【2.1.0.2】複勝率60.0％とよく決まっているのも、このコース形態によるところが大きいのです。

今年は前走逃げて好走したアウスヴァールとノースブリッジが出走しますし、ほかにもドゥラエレーデやジオグリフ、トップナイフなど、前めで競馬をしたい馬が多い。ハイペースにはならずとも、それなりには流れると思います。

であれば、なおさら上位の上がりを出せる差し勢から軸馬を選びたい。そうなると、結局、あの馬を本命にせざるを得ません。◎はプログノーシス（牡6、栗東・中内田）です。

同馬は昨年の覇者。上がり最速のマクリを打って、後続を4馬身突き放す圧勝劇を演じました。国内で11回走って、すべて上がり2位以内を記録。そのうち9回が上がり最速。32秒台の超高速上がりを出すかと思えば、昨年悪馬場だった札幌記念では36秒0の遅い上がりタイムで勝利することも。馬場の好悪を問わず、上位の上がりを出せるということは、それだけ確かな末脚を持っているということです。

現役トップクラスの末脚の持ち主で、札幌記念の好走馬タイプにピッタリ。というか、昨年圧勝しているわけですからね。笑

香港のクイーンエリザベス2世Cでは2年連続で、あのロマンチックウォリアーの2着に好走。また、昨年の0秒3差から今年は0秒1差と着差を詰めてきており、この間の成長も感じられます。国内でもイクイノックスが激勝した昨年の天皇賞・秋で3着に走りましたし、まだGIには勝っていないものの、GI級の能力を秘めていることは明らかです。

しかも今年の出走馬を見ると、“スーパーGII”の看板ほどにはハイレベルなメンバーではなく、シャフリヤール以外は、力が一枚以上劣ると見ています。

唯一不安だったのは最内枠を引き、馬群の中に閉じ込められて身動きがとれなくなること。しかし発表された枠は11番で、その心配も杞憂に終わりました。アクシデントや体調不良がなければ、馬券内はほぼ確実でしょう。

圧倒的1番人気ではありますが、穴党もさすがに逆らえず、ここは素直に本命に推したいと思います。

〈2024年 札幌記念 予想〉
◎11 プログノーシス
○4　シャフリヤール
▲3　ボッケリーニ
注2　ジオグリフ
注12 ノースブリッジ
△9　ステラヴェローチェ
△5　チャックネイト

買い目
【3連複/フォーメ】11＝4,3,2,12＝4,3,2,12,9,5（14点）
【3連単/2頭軸マルチ】11,4⇔3,2,12,9,5（30点）
【3連単/フォーメ】11→3→4,2,12,9,5（5点）
【3連単/フォーメ】11→4,2,12,9,5→3（5点）

○シャフリヤールは普通に力を評価して対抗。巷の予想を見ると、プログノーシス本命の人は配当妙味を追うために同馬を軽視する方向にあるように感じます。

しかしこの馬、古馬になってからほとんどGIしか走っておらず、しかもそのどれもがジャパンCだったり海外GIだったりと、ハイレベルGIばかり。そしてどのレースでも差のない走りをしているのです。低レベルGI・大阪杯あたりでたまに掲示板に載ったような馬とは底力が違います。

昨年の札幌記念は11着に大敗したものの、同馬は3歳時に不良馬場の神戸新聞杯でも4着に敗れたように、道悪が大の苦手。昨年の札幌記念は稍重発表以上に悪い馬場状態でしたからね。しかもご存知の方も多いと思いますが、札幌記念後すぐに喉の手術をしたように、当時は体調も良くなかった。

手術後は喉の調子も良好なようで、前走・ドバイシーマクラシックでは2着に好走。負けたとはいえ、リバティアイランドやジャスティンパレスに着差をつけて先着した点は見逃すことができません。差してきたリバティもジャスティンも最後は脚色が同じだったので、別に脚を余したわけでもありませんし。

プログノーシスが差し遅れる恐れがないわけでもなく、ここはシャフリヤールが勝つ可能性もあると見ています。枠も4番といいところに入りましたしね。

▲ボッケリーニはGIIクラスなら常に勝ち負けできる力がある馬。プログノーシスほどではないにせよ、末脚にもいいものがありますしね。3番枠も好感度大です。

注1番手のジオグリフは絶好の2番枠に入った点を最大限に評価。札幌記念は内枠が有利なレースで、1、2番は【4.2.2.12】複勝率40.0％という好成績を残しています。注2番手のノースブリッジはその内枠なら対抗まで考えた馬ですが、最悪と言える大外を引いて、ここまで評価が下がりました。

馬券はまずプログノーシスからの3連複。勝負馬券は対抗シャフリヤールとの2頭軸マルチと、単穴ボッケリーニを2、3着に置いた3連単になります。ちなみにシャフリヤールとの2頭軸マルチではチャックネイト1着の買い目（2点）だけは買いたくないのですが、面倒なので（笑）そのままにしました。

ここは配当は安いかもしれませんが、プログノーシスのいい走りを見せてほしいと思っています。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18677/0/113

【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18077/0/113

【2024年平安ステークス】
◎ハピで馬単6840円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113

【2024年天皇賞・春】
◎テーオーロイヤル、☆ディープボンドで3連複7750円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113

【2024年アンタレスS】
5人気ミッキーヌチバナ本命で馬単5530円＆3連複2390円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17562/0/113

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