競馬サロン

馬券バトルロワイアル
253

■阪神11R・桜花賞
私の予想は「逃げ馬が作り出す血統的なペース・流れ」によってレースが支配されると考えることから、どの馬が逃げるかを考察することから始まる。
<想定逃げ馬>
今回のメンバーから診て、ミストレスの逃げが有力と診る。
ミストレスは回避馬があったことで急遽出走が叶った幸運馬だが、これまでの戦績において逃げ徹底型であり、サウジダービーこそ、同系列馬主のシンフォーエバーも逃げ脚質であることから好位に控えた形となったが、今回は鬱憤晴らしとばかりに逃げると診る。
<想定血統ペース>
・血統ペースを作り出す想定逃げ馬:ミストレス
・父キズナ、母チェロキーメイドン
・形相遺伝対象:Danzig's Beauty(母父の母)
・形相遺伝系統:Mr. Prospector系統経由Northern Dancer系統
狙いは、形相遺伝系統またはこの系統と親和性のある系統を、父や形相遺伝背景に持つ馬。また、父+母父の組合せ等により、相似関係が認められる馬も補充対象となる。
<血統ペース適合ランク>(想定逃げ馬除く。ランク内はアイウエオ順)
・適合ランクA
該当なし
・適合ランクB
アルマヴェローチェ、エリカエクスプレス、クリノメイ、ショウナンザナドゥ、ビップデイジー
・適合ランクC
ウォーターガーベラ、チェルビアット、ナムラクララ、ブラウンラチェット
・適合ランクD
エンブロイダリー、プリムツァール、リンクスティップ
※Aが最も適合が良く、以下Cまでが適合を示す判定を表し、Dは上位馬の不具合によるキャンセル待ちなら可。記載の無い馬は適合していない馬であり、一部の例外を除き原則的には評価対象とはならない。
※あくまでも血統ペースへの適合を示すランクであり、個体能力を示すものではない。
<本命馬考察>
◎エリカエクスプレス(3歳牝馬)
・形相遺伝対象:Dialafara(母母)
・形相遺伝系統:Northern Dancer系統
・料的遺伝数値:5.00(普通)
・闘争本能:普
・頭脳:優
・配合質:配合メリット有
・コンプレックス:無
本馬の形相遺伝対象である母母Dialafaraは、仏国で3歳時のみの戦績で4戦1勝、唯一の勝利が2500m戦ということで、3代母父Persian Boldのマッシモの影響を受けている中長-長距離タイプである。
本馬は、父と母父は中長距離タイプながら、形相遺伝対象が父Danzig系統、その母父Lyphard系統ということで、このスピード豊かな前進型、緩流を好まない血の特性の組合せから、3歳春という成長過程期の現時点において、行きっぷりの良い走りに表れている。
陣営からはテンションが高いという表現が出ているが、気性の問題というよりも、血の走行ベクトル、キャラクターによって行きたがっていると言える。
このDialafaraは、3歳6月にデビューも8月に4戦目を走って引退という、僅か2か月の競争生活だったが、引退の詳細な経緯は不明も、この中長-長距離の遺伝背景に短距離スピードの血を配合したことによる、血のキャラクターの不具合に苦しんだタイプだったことは容易に推測できる。
そして本馬だが、距離適性はどうかと診ると、本馬の馬体とDialafaraの馬体を比べると、本馬は前肢がDialafaraよりもやや短く前傾しており、その父 Anabaaの前傾気味の馬体の影響が表れていると診るが、このパーツでは長距離は難しく、中長距離も疑問が残る。今回はマイル戦であることから距離適性は問題は無い。
今年の桜花賞の特徴は、天気予報から雨中の道悪レースが見込まれることである。
私は、道悪競馬は適性が最も重視されると診ており、スピードを出すことが能力の証となっている現代競馬において、道悪はハンデ戦と考える。JRAの芝造りが高速スケートリンクであることで、馬産の現場では、馬場に対応できるスピードを追い求める配合生産を行うこととなり、このことで、スピードを削ぐ要因である道悪を苦にする産駒が時代とともに増えている印象がある。
この点で言えば、本馬の形相遺伝背景からは問題は無く、本馬の父エピファネイア、母父Galileoともに道悪の鬼であり、走行ベクトルに影響を与えるこの組合せから診ても、本馬の道悪適性は全く問題が無い。他馬が苦にする分、大きなアドバンテージとなる。
ちなみに、道悪適性というのは、父と母父だけで決まるものではなく、形相遺伝対象の道悪適性が大きく影響する。馬の生産・誕生とは、種牡馬と繁殖牝馬を配合することによって、両馬の血統内にある、いずれかの先祖を遺伝し、この遺伝対象先祖を現世に引き出すことである。
そして、形相遺伝対象を現世に引き出す際に、父と母により加工処理が施されることにより、最終的に一頭の個性が誕生する。
世間一般では、父と母父だけで処理してしまう血統解釈が横行しているが、一個の生物の誕生とは、そのような安易で陳腐なものではない。
話しがやや逸れてしまったが、本馬は、血統ペース適合ランクもBランクで高い適性を示しており、更には道悪馬場へも高い適性を示していることから、今年の桜花賞馬としての評価が必要な存在と診る。
以下は血統ペース適合ランクに基づき評価を付す。
■印・買い目と資金配分
◎2エリカエクスプレス
◯9アルマヴェローチェ
☆16ナムラクララ
注15クリノメイ
△4ショウナンザナドゥ
△6ビップデイジー
△13チェルビアット
【単勝】2(1点)=2000円
【馬連】2=9(1点)=900円
【ワイド】2=16,15(2点)=各300円
【3連複/軸1頭】2=9,16,15,4,6,13(15点)=各100円
■阪神10R・大阪-ハンブルグ
私の予想は「逃げ馬が作り出す血統的なペース・流れ」によってレースが支配されると考えることから、どの馬が逃げるかを考察することから始まる。
<想定逃げ馬>
血統ペースを作り出す想定逃げ馬はフライライクバードと診る。
このレースには典型的な逃げ馬が不在、先行型すら乏しい中で、三走前に番手から快勝しており、鞍上に逃げを積極的に企画する坂井騎手を配してきたということは逃げ作戦は濃厚、競合馬もおらず、逃げるのはフライライクバードと診る。
<想定血統ペース>
・血統ペースを作り出す想定逃げ馬:フライライクバード
・父スクリーンヒーロー、母父シンボリクリスエス
・形相遺伝対象:シングライクバード(母)
・形相遺伝系統:Roberto系統
狙いは、形相遺伝系統またはこの系統と親和性のある系統を、父や形相遺伝背景に持つ馬。また、父+母父の組合せ等により、相似関係が認められる馬も補充対象となる。
<血統ペース適合ランク>(想定逃げ馬除く。ランク内はアイウエオ順)
・適合ランクA
該当なし
・適合ランクB
アドマイヤテラ、フォワードアゲン
・適合ランクC
ヴェローチェエラ、ダンディズム、ニシノレヴナント、マイネルメモリー
・適合ランクD
該当なし
※Aが最も適合が良く、以下Cまでが適合を示す判定を表し、Dは上位馬の不具合によるキャンセル待ちなら可。記載の無い馬は適合していない馬であり、一部の例外を除き原則的には評価対象とはならない。
※あくまでも血統ペースへの適合を示すランクであり、個体能力を示すものではない。
<本命馬考察>
◎ニシノレヴナント(5歳セン馬)
・形相遺伝対象:Irradiate(3代母父の母)
・形相遺伝系統:ribot系統
・料的遺伝数値:3.75(少)
・闘争本能:優
・頭脳:優
・配合質:配合メリット無
・コンプレックス:有
本馬の形相遺伝背景は、3代母ニシノフラワーの父Majestic Lightを経由しその母方へ入るルートだが、この形相遺伝背景は、中山大障害を2勝したニシノデイジーと酷似した遺伝背景にある。ニシノデイジーも3代母にニシノフラワーを持ち、同ルートを辿ることから、本馬もこれまでの戦績のとおり中長距離に実績を持つが、平地で壁を感じるようであれば、障害に転向する手もあると診る。
ちなみにニシノフラワーは、桜花賞やスプリンターズSを勝利したGIを3勝した名牝であるが、その母父Danzigの影響が強いことから短距離路線で活躍したタイプである。馬はいずれかの先祖の遺伝を受けて生を受けるが、形相遺伝背景とは、4世代までが直接的遺伝対象であり、その先は隔世遺伝的影響となることから、本馬から診てニシノフラワー内のDanzigは直接的遺伝の影響外の存在となる。よって、ニシノデイジーもこの影響を受けていない。
そして、このレースも、やはり降雨道悪の影響を考慮した予想をしなければならない。阪神の馬場改修により路盤は良くなったのだろうが、降雨の中では、芝の表面は濡れた状態で走ることとなり、路盤の良し悪し以前の問題となる。そもそもこのレースは斤量ハンデ戦だが、道悪によるハンデ戦でもあることから、道悪適性が能力を悠に上回る「スーパーハンデ戦」である。
この点、本馬の稲城特別の勝利は、東京競馬場としては極めて珍しい不良馬場での勝利であり、濡れた道悪を苦にしないことから他馬に比べて大きなアドバンテージになる。
前出のニシノデイジーも障害転向したように、馬場が硬い高速スケートリンクでは、欧州血統では対応に苦慮し、仕方なくダートを走っている馬や障害転向する馬が後を絶たないが、道悪であれば問題なく走ることが出来る。
本馬の戦績から稍重以上の渋った馬場だけの成績を抽出すれば、3戦連続で3着以内に好走している。今回は道悪チャンスである。
血統ペースも適合を示し、中間の動きも順調そうであり、ここは穴の妙味を狙いたい。
以下は血統ペース適合ランクに基づき評価を付す。
■印・買い目と資金配分
◎5ニシノレヴナント
◯10ダンディズム
△9マイネルメモリー
△3ヴェローチェエラ
△11フォワードアゲン
△1アドマイヤテラ
【ワイド】5=10,9,3,11(4点)=各500円
【ワイド】10=9(1点)=1000円
【3連複/BOX】5,10,9,3,11,1(20点)=各100円


2025/04/12 18:00
【MASA/桜花賞】想定逃げ馬が作り出す「血統ペース」からの狙い/【阪神10R・大阪-ハンブルクC】


■阪神11R・桜花賞
私の予想は「逃げ馬が作り出す血統的なペース・流れ」によってレースが支配されると考えることから、どの馬が逃げるかを考察することから始まる。
<想定逃げ馬>
今回のメンバーから診て、ミストレスの逃げが有力と診る。
ミストレスは回避馬があったことで急遽出走が叶った幸運馬だが、これまでの戦績において逃げ徹底型であり、サウジダービーこそ、同系列馬主のシンフォーエバーも逃げ脚質であることから好位に控えた形となったが、今回は鬱憤晴らしとばかりに逃げると診る。
<想定血統ペース>
・血統ペースを作り出す想定逃げ馬:ミストレス
・父キズナ、母チェロキーメイドン
・形相遺伝対象:Danzig's Beauty(母父の母)
・形相遺伝系統:Mr. Prospector系統経由Northern Dancer系統
狙いは、形相遺伝系統またはこの系統と親和性のある系統を、父や形相遺伝背景に持つ馬。また、父+母父の組合せ等により、相似関係が認められる馬も補充対象となる。
<血統ペース適合ランク>(想定逃げ馬除く。ランク内はアイウエオ順)
・適合ランクA
該当なし
・適合ランクB
アルマヴェローチェ、エリカエクスプレス、クリノメイ、ショウナンザナドゥ、ビップデイジー
・適合ランクC
ウォーターガーベラ、チェルビアット、ナムラクララ、ブラウンラチェット
・適合ランクD
エンブロイダリー、プリムツァール、リンクスティップ
※Aが最も適合が良く、以下Cまでが適合を示す判定を表し、Dは上位馬の不具合によるキャンセル待ちなら可。記載の無い馬は適合していない馬であり、一部の例外を除き原則的には評価対象とはならない。
※あくまでも血統ペースへの適合を示すランクであり、個体能力を示すものではない。
<本命馬考察>
◎エリカエクスプレス(3歳牝馬)
・形相遺伝対象:Dialafara(母母)
・形相遺伝系統:Northern Dancer系統
・料的遺伝数値:5.00(普通)
・闘争本能:普
・頭脳:優
・配合質:配合メリット有
・コンプレックス:無
本馬の形相遺伝対象である母母Dialafaraは、仏国で3歳時のみの戦績で4戦1勝、唯一の勝利が2500m戦ということで、3代母父Persian Boldのマッシモの影響を受けている中長-長距離タイプである。
本馬は、父と母父は中長距離タイプながら、形相遺伝対象が父Danzig系統、その母父Lyphard系統ということで、このスピード豊かな前進型、緩流を好まない血の特性の組合せから、3歳春という成長過程期の現時点において、行きっぷりの良い走りに表れている。
陣営からはテンションが高いという表現が出ているが、気性の問題というよりも、血の走行ベクトル、キャラクターによって行きたがっていると言える。
このDialafaraは、3歳6月にデビューも8月に4戦目を走って引退という、僅か2か月の競争生活だったが、引退の詳細な経緯は不明も、この中長-長距離の遺伝背景に短距離スピードの血を配合したことによる、血のキャラクターの不具合に苦しんだタイプだったことは容易に推測できる。
そして本馬だが、距離適性はどうかと診ると、本馬の馬体とDialafaraの馬体を比べると、本馬は前肢がDialafaraよりもやや短く前傾しており、その父 Anabaaの前傾気味の馬体の影響が表れていると診るが、このパーツでは長距離は難しく、中長距離も疑問が残る。今回はマイル戦であることから距離適性は問題は無い。
今年の桜花賞の特徴は、天気予報から雨中の道悪レースが見込まれることである。
私は、道悪競馬は適性が最も重視されると診ており、スピードを出すことが能力の証となっている現代競馬において、道悪はハンデ戦と考える。JRAの芝造りが高速スケートリンクであることで、馬産の現場では、馬場に対応できるスピードを追い求める配合生産を行うこととなり、このことで、スピードを削ぐ要因である道悪を苦にする産駒が時代とともに増えている印象がある。
この点で言えば、本馬の形相遺伝背景からは問題は無く、本馬の父エピファネイア、母父Galileoともに道悪の鬼であり、走行ベクトルに影響を与えるこの組合せから診ても、本馬の道悪適性は全く問題が無い。他馬が苦にする分、大きなアドバンテージとなる。
ちなみに、道悪適性というのは、父と母父だけで決まるものではなく、形相遺伝対象の道悪適性が大きく影響する。馬の生産・誕生とは、種牡馬と繁殖牝馬を配合することによって、両馬の血統内にある、いずれかの先祖を遺伝し、この遺伝対象先祖を現世に引き出すことである。
そして、形相遺伝対象を現世に引き出す際に、父と母により加工処理が施されることにより、最終的に一頭の個性が誕生する。
世間一般では、父と母父だけで処理してしまう血統解釈が横行しているが、一個の生物の誕生とは、そのような安易で陳腐なものではない。
話しがやや逸れてしまったが、本馬は、血統ペース適合ランクもBランクで高い適性を示しており、更には道悪馬場へも高い適性を示していることから、今年の桜花賞馬としての評価が必要な存在と診る。
以下は血統ペース適合ランクに基づき評価を付す。
■印・買い目と資金配分
◎2エリカエクスプレス
◯9アルマヴェローチェ
☆16ナムラクララ
注15クリノメイ
△4ショウナンザナドゥ
△6ビップデイジー
△13チェルビアット
【単勝】2(1点)=2000円
【馬連】2=9(1点)=900円
【ワイド】2=16,15(2点)=各300円
【3連複/軸1頭】2=9,16,15,4,6,13(15点)=各100円
■阪神10R・大阪-ハンブルグ
私の予想は「逃げ馬が作り出す血統的なペース・流れ」によってレースが支配されると考えることから、どの馬が逃げるかを考察することから始まる。
<想定逃げ馬>
血統ペースを作り出す想定逃げ馬はフライライクバードと診る。
このレースには典型的な逃げ馬が不在、先行型すら乏しい中で、三走前に番手から快勝しており、鞍上に逃げを積極的に企画する坂井騎手を配してきたということは逃げ作戦は濃厚、競合馬もおらず、逃げるのはフライライクバードと診る。
<想定血統ペース>
・血統ペースを作り出す想定逃げ馬:フライライクバード
・父スクリーンヒーロー、母父シンボリクリスエス
・形相遺伝対象:シングライクバード(母)
・形相遺伝系統:Roberto系統
狙いは、形相遺伝系統またはこの系統と親和性のある系統を、父や形相遺伝背景に持つ馬。また、父+母父の組合せ等により、相似関係が認められる馬も補充対象となる。
<血統ペース適合ランク>(想定逃げ馬除く。ランク内はアイウエオ順)
・適合ランクA
該当なし
・適合ランクB
アドマイヤテラ、フォワードアゲン
・適合ランクC
ヴェローチェエラ、ダンディズム、ニシノレヴナント、マイネルメモリー
・適合ランクD
該当なし
※Aが最も適合が良く、以下Cまでが適合を示す判定を表し、Dは上位馬の不具合によるキャンセル待ちなら可。記載の無い馬は適合していない馬であり、一部の例外を除き原則的には評価対象とはならない。
※あくまでも血統ペースへの適合を示すランクであり、個体能力を示すものではない。
<本命馬考察>
◎ニシノレヴナント(5歳セン馬)
・形相遺伝対象:Irradiate(3代母父の母)
・形相遺伝系統:ribot系統
・料的遺伝数値:3.75(少)
・闘争本能:優
・頭脳:優
・配合質:配合メリット無
・コンプレックス:有
本馬の形相遺伝背景は、3代母ニシノフラワーの父Majestic Lightを経由しその母方へ入るルートだが、この形相遺伝背景は、中山大障害を2勝したニシノデイジーと酷似した遺伝背景にある。ニシノデイジーも3代母にニシノフラワーを持ち、同ルートを辿ることから、本馬もこれまでの戦績のとおり中長距離に実績を持つが、平地で壁を感じるようであれば、障害に転向する手もあると診る。
ちなみにニシノフラワーは、桜花賞やスプリンターズSを勝利したGIを3勝した名牝であるが、その母父Danzigの影響が強いことから短距離路線で活躍したタイプである。馬はいずれかの先祖の遺伝を受けて生を受けるが、形相遺伝背景とは、4世代までが直接的遺伝対象であり、その先は隔世遺伝的影響となることから、本馬から診てニシノフラワー内のDanzigは直接的遺伝の影響外の存在となる。よって、ニシノデイジーもこの影響を受けていない。
そして、このレースも、やはり降雨道悪の影響を考慮した予想をしなければならない。阪神の馬場改修により路盤は良くなったのだろうが、降雨の中では、芝の表面は濡れた状態で走ることとなり、路盤の良し悪し以前の問題となる。そもそもこのレースは斤量ハンデ戦だが、道悪によるハンデ戦でもあることから、道悪適性が能力を悠に上回る「スーパーハンデ戦」である。
この点、本馬の稲城特別の勝利は、東京競馬場としては極めて珍しい不良馬場での勝利であり、濡れた道悪を苦にしないことから他馬に比べて大きなアドバンテージになる。
前出のニシノデイジーも障害転向したように、馬場が硬い高速スケートリンクでは、欧州血統では対応に苦慮し、仕方なくダートを走っている馬や障害転向する馬が後を絶たないが、道悪であれば問題なく走ることが出来る。
本馬の戦績から稍重以上の渋った馬場だけの成績を抽出すれば、3戦連続で3着以内に好走している。今回は道悪チャンスである。
血統ペースも適合を示し、中間の動きも順調そうであり、ここは穴の妙味を狙いたい。
以下は血統ペース適合ランクに基づき評価を付す。
■印・買い目と資金配分
◎5ニシノレヴナント
◯10ダンディズム
△9マイネルメモリー
△3ヴェローチェエラ
△11フォワードアゲン
△1アドマイヤテラ
【ワイド】5=10,9,3,11(4点)=各500円
【ワイド】10=9(1点)=1000円
【3連複/BOX】5,10,9,3,11,1(20点)=各100円


この記事が参考になった方は
主宰者に「エール」を送ろう!(最大10回)
エール0
この主宰者をお気に入りに登録しよう!
マイページから確認できます
お気に入り登録
新着記事
-
【重賞深掘りプロジェクト】プロモーター・ブッシー2025/01/11 20:10
深掘り隊重賞予想一時お引っ越しのお知らせ
皆様、平素は重賞深掘りプロジェクト、深掘り隊員コラムをご愛顧いただきありがとうございます! プロモーターのブッシーでございます! 改めまして、深掘り隊員の重賞予想コラムを毎...
-
425
- 固定記事
-
UMAJIN.net編集部2025/04/16 10:57
「GI級の馬と対戦経験ある人気盲点」桜花賞は【先行穴ライズ】リンクスティップが4人気3着!【UMAJIN限定メルマガ】
重賞レースを中心に、メルマガでしか見られない予想に役立つ限定コンテンツを毎週無料でお届けする【UMAJINメルマガ】。 このページでは、メルマガ限定コンテンツの「重賞ガチ穴」...
その他 -
227

人気主宰者の「重賞」「自信の一鞍」など複数の予想を30日間定額で!
先着800名様限定!
30日間無料キャンペーン実施中
月額コースはコチラ
ただいま30日間
無料お試しキャンペーン実施中!
全コラムが見放題
月額コースはコチラ
この記事のみをご覧になりたい方はコチラ
単品購入(500pt)に進む本記事は単品購入限定となります