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【2024年新潟2歳ステークスをデータで的中！】コートアリシアンにグランアレグリア級の記録を発見！　3億円ホースの新馬戦には恵まれ勝利!?




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは、札幌のメインレース、キーンランドカップ（GIII、芝1200m）の予想をお届けします。

■まず押さえておきたいのは枠の傾向

キーンランドCには「牝馬優勢」「4歳が成績優秀」「479キロ以下がよく走る」など、特徴的なデータが複数あります。その中でも、もっとも有名で傾向が顕著なのは、枠別データではないでしょうか。以下は過去10年（本文中データの集計期間は断りがない限り以下同）の枠別成績です。

■過去10年　キーンランドC
　枠別成績

・1枠／【0.0.1.17】
　勝率0.0％　複勝率5.6％
・2枠／【0.0.1.16】
　勝率0.0％　複勝率5.9％
・3枠／【0.2.0.17】
　勝率0.0％　複勝率10.5％
・4枠／【2.3.1.14】
　勝率10.0％　複勝率30.0％
・5枠／【0.1.2.17】
　勝率0.0％　複勝率15.0％
・6枠／【3.1.1.15】
　勝率15.0％　複勝率25.0％
・7枠／【4.1.2.13】
　勝率20.0％　複勝率35.0％
・8枠／【1.2.2.15】
　勝率5.0％　複勝率25.0％

直線が短い1200m戦にもかかわらず、内の1-3枠からは勝ち馬はゼロ。1、2枠は2着馬も出ていません。反対に6枠より外からは8頭もの勝ち馬が出ています。

馬番ベースで見ても、3番枠までは連対馬が、6番枠までは1着馬がそれぞれ出ていません。一方、外枠は11番から14番までで7頭の勝ち馬が出ているものの、15番と16番は勝ち星なし。外枠がいいといっても15番・16番までいくと、さすがに外過ぎるのかもしれません。

いずれにせよ、キーンランドCは「内枠不利・外枠有利」という傾向が明らかに見て取れます。札幌競馬場はコーナー半径が大きく意外と差しが決まることに加えて、開催終盤で馬場の内目が荒れてくるため、枠にこのようなバイアスが生じるのでしょう。

もっとも今年の札幌は好天に恵まれ馬場状態がよく、時計も速い。先週は芝1500mの2歳戦でレコードが2度塗り替えられたくらいです。

札幌記念を見ても例年よりは“イン前有利”だとは見ているので、安易に内枠を軽視するのは極めて危険。とはいえ、多少でも外枠が有利であること自体はそこまで変わらないのではないか。多頭数の短距離戦は内で揉まれる恐れもありますし。

というわけで軸馬は外目の枠から選びたい。

■函館スプリントS組が強い！

もうひとつキーンランドCの傾向といえば、函館スプリントS組が強いことが挙げられます。前走レース別成績を見ると、函館スプリントSは【3.2.3.27】ともっとも多くの好走馬を輩出。しかも好走馬は前走除外馬を除くと、そこで3着以内に走っていた馬で、その成績は【2.2.3.8】複勝率46.7％と、高い確率で馬券になってきます。

となれば、今年優勝したサトノレーヴで決まりじゃないか、と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください。前走3着内馬の成績がいいのは確かなのですが、前走勝っている馬はなぜか【0.0.1.3】と、連対馬が一頭も出ていないのです。

この4頭中2頭は1番人気に推されていましたし、昨年もキミワクイーンが4番人気で7着に敗れました。好走しているのは2、3着に惜敗した馬で、その成績は【2.2.2.5】複勝率54.5％となっています。

勝ち馬の成績が良くなく、2、3着馬がよく走るのは、なぜなのか？　それは同じ北海道のスプリント重賞でも、函館スプリントSが行なわれる函館と、キーンランドCが開催される札幌とでは、求められる適性がかなり異なるからです。

ちなみにこの時期の北海道開催になると、やたら“洋芝”という言葉が飛び交い、洋芝適性が取り沙汰されます。しかし私は北海道の芝はことさら騒ぎ立てるほど他と適性が異なるとは考えていません。北海道シリーズではそれよりも、北海道の気候や競馬場での調整が合うかどうかのほうが予想のうえで重要だと見ています。

話が脱線しましたが、函館スプリントS1着馬は函館適性の高さで勝ち上がった可能性があり、札幌に替わると苦戦してしまう。逆に函館スプリントSを適性の差で惜敗した馬が、札幌に替わって巻き返してくる。こういう関係があるのではないでしょうか。

相性がいい函館スプリントS組で狙うのは、2、3着に惜敗した馬。今年は2着のウイングレイテストは参戦せず、3着のビッグシーザーが青函Sを挟んで出走します。

函館スプリントS組はほかのレースを挟んで出走してきても好成績を残しています。好例が2017年1着のエポワスで、同馬は函館スプリントS3着からUHB賞を経由して参戦しました。

ビッグシーザーは前走・青函Sで6着に敗れましたが、このエポワスもUHB賞で7着に敗退しています。2020年1着のエイティーンガールや2022年1着のヴェントヴォーチェも前走掲示板外に敗れていましたし、むしろ前走勝ち切って力を使い果たさないほうが、暑い夏場だけにいいのかもしれません。

ビッグシーザーの前走敗因は59キロの重斤量。また函館スプリントSは1、2着馬が道中内々を通ったのに対し、ビッグシーザーは13番枠から終始外々を回らされたのが響きました。それでも0秒2差に走っているのですから、悲観するどころか、むしろ強い内容だったと思います。

今回も外目の12番枠に入ったものの、冒頭にも述べたように、キーンランドCは外枠が少なくとも不利ではありません。

さらに今回、鞍上が坂井騎手に戻ります。同騎手は先週のCBC賞でもグランテストでハナを切ったように、ひじょうに積極的なジョッキー。この枠でもまず間違いなく先行するはずです。

先ほども説明しましたが、今年の札幌は馬場状態がよく、例年ほどには差しは決まらないのではないか。また逃げ馬もシナモンスティックくらいしか見当たらず、ペースもそこまで上がらなさそうです。

となれば、外枠から先行する馬が、今の札幌ではもっとも好走しやすいのではないでしょうか。ビッグシーザーはこのイメージもピタリとハマるのです。

年齢別成績を見ても4歳馬は【4.4.4.22】勝率11.8％、複勝率35.3％と、好走率は抜けたトップになっています。ビッグシーザー（牡4、栗東・西園正）は3頭しかいない4歳馬の一頭でもありますし、ここは同馬を本命に推します。

〈2024年 キーンランドカップ 予想〉
◎12 ビッグシーザー
○2　ナムラクレア
▲14 ダノンマッキンリー
☆16 セッション
注6　エイシンスポッター
注9　エトヴプレ
△10 サトノレーヴ
△4　モリノドリーム
△5　シナモンスティック
△1　オオバンブルマイ

買い目
【単勝】12,14（2点）
【馬単/マルチ】12⇔2,14,16,6,9,10,4,5,1（18点）
【3連複/フォーメ】12＝2,14,16,6,9＝2,14,16,6,9,10,4,5,1（30点）
【馬単/マルチ】2⇔14,16,6（6点）

○ナムラクレアの能力は明らかにメンバートップ。GI以外の1200m戦で馬券を外したことがないので、素直にこの馬から買うのが無難かもしれません。というわけで、同馬から▲☆注1番手への馬単マルチも押さえで購入します。

▲ダノンマッキンリーは能力を高く評価している馬。また、前走UHB賞で2番人気以内だった馬は【2.2.1.6】複勝率45.5％、複勝回収率168％と、優秀な成績を残しており、同レース2番人気だった同馬はこの好走データに該当します。

気性に難を抱える馬で、外枠はどうかと思う反面、ファルコンSを勝ったときは8枠15番だったので、揉まれない外枠のほうがいいのかもしれません。鞍上が名手・戸崎騎手に替わる点にも期待して、同馬の単勝も買っておきます。

☆16セッションは函館スプリントSで対抗評価した馬。その前走は8着に敗れたものの、出遅れから最後脚を余し気味に伸びてきて、一定の見どころがありました。今回はスプリント2戦目で慣れも見込めそうですし、陣営はブリンカーも装着。香港・ティータン騎手の乗り替わりにも期待します。

ビッグシーザーは函館スプリントSでも本命に推した馬。結果3着に好走したものの、相手がヌケで馬券はハズレ。今回は気持ちよく勝ち切って、馬券も本線ズバリ！　と首尾よくいくことを祈っています。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
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【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
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【2024年平安ステークス】
◎ハピで馬単6840円的中！
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【2024年天皇賞・春】
◎テーオーロイヤル、☆ディープボンドで3連複7750円的中！
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【2024年アンタレスS】
5人気ミッキーヌチバナ本命で馬単5530円＆3連複2390円的中！
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