競馬サロン
2024/10/19 18:00
菊花賞2024 最終結論【DATA】春の実績馬に注目! 本命は連対率100%データの該当馬!
☆菊花賞のYouTube動画を公開中です!
秋華賞◎6着も○1着☆2着▲3着で3連単的中!【2024年菊花賞をデータで的中!】連対率100%データ発見! メイショウタバルの気になるデータとは…!?
こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。
名優・西田敏行さんが急逝されました。私は「池中玄太80キロ」や「西遊記」「おんな太閤記」「がんばれ!!タブチくん!!」を見て育った世代なので、とてもかなしい。まだまだ役者として活躍できる年齢だったのに…。
そんな思いを抱えながら菊花賞の馬柱を見ていたら、ハッと一頭の馬名に目が奪われました。その馬とは“メイショウタバル”。
タバルとは熊本県の地名・田原。田原といえば田原坂。田原坂といえば西南戦争の激戦地。♪雨は降る降る人馬は濡れる 越すに越されぬ田原坂…ですよね。
西田敏行さんが大河ドラマで初の主演を射止めたのが「翔ぶが如く」の西郷隆盛。そして鞍上は…“ハマちゃん”!!
以下の本気予想とは別に、追悼馬券でそっと買っておきます…。
それでは、菊花賞(GI、京都芝3000m)の本気予想に参ります!
■今年の3歳馬がレベルが高い!
今年の3歳馬は牡牝とも例年以上にレベルが高いうえに、春の実績馬がひじょうに強い。それは秋の重賞結果を見れば歴然です。
◎牡馬路線
・セントライト記念⇒1着から3着まで前走ダービー組かつ春以前の重賞連対馬
・神戸新聞杯⇒1着から3着まで前走ダービー組かつ春以前の重賞連対馬
◎牝馬路線
・紫苑S⇒1着はフローラS4着、2着はフラワーC1着、3着は春以前の重賞で2着2回
・ローズS⇒1着と3着は春の重賞連対馬、2着は夏の上がり馬
・秋華賞⇒1着はオークス馬、2着は春以前の重賞2着2回、3着は桜花賞馬
このように、秋の3歳限定重賞で夏の上がり馬が馬券に絡んだのは、ローズS2着のチェレスタ1頭だけでした。同馬以外はすべて春の重賞戦線で好走していた馬なのです。
さらに古馬重賞を見てみても…
◎古馬重賞
・クイーンS⇒スイートピーS1着のコガネノソラとNZT2着などのボンドガールの3歳ワンツー決着
・京成杯AH⇒阪神JF1着・桜花賞2着のアスコリピチェーノが1番人気で快勝
・毎日王冠⇒スプリングS1着のシックスペンスが1番人気で勝利
55.5キロの酷量を背負いながら京成杯AHを楽勝したアスコリピチェーノの強さには驚かされましたし、スーパーGIIといわれる毎日王冠をシックスペンスが勝利したのも特筆すべき事例だったと思います。
条件戦でも今年の3歳馬はここまで芝の準OPを7勝もしています。レベルが低いと言われた昨年の3歳馬が同時期で3勝しか挙げられなかったのと比べれば、今年の3歳馬がいかにレベルが高いかがわかるのではないでしょうか。
オークスに続いて秋華賞を快勝したチェルヴィニアは次走・ジャパンCでも1番人気に推されそうな勢い。今年の3歳馬は春の実績馬、既存勢力がひじょうに強いのです。
今年の菊花賞は3勝クラス勝ち2頭を筆頭に、多くの夏の上がり馬が参戦しています。どの馬も将来性がありそうな素質馬で、個々で見れば魅力もある。しかし、秋のトライアルで夏の上がり馬がまったく通用しなかったように、現時点では春の既存勢力とは力差があると判断しました。
狙いは春の実績馬。牡馬最大のレースは皐月賞、そしてダービー。今年の菊花賞は皐月賞馬は不在ながら、ダービー馬がエントリーしています。
となれば、本命はダノンデサイル(牡3、栗東・安田)以外ありえません。
■ダノンデサイルのダービー勝利は歴史的名馬級!?
ダノンデサイルのダービーは9番人気での勝利だったので、一部にはフロック視する向きもあります。けれども私はこのダービー勝利をひじょうに高く評価しています。その理由は、「着差」にあります。
ダノンデサイルはダービーで2着に0秒4差という大きな着差をつけて優勝しました。そのことを頭に入れて、以下のリストをご覧ください。これは1990年以降、2着に0秒3以上の着差をつけてダービーを勝った馬です。
1991年 トウカイテイオー(0秒5差)※皐月賞、ジャパンC、有馬記念
1992年 ミホノブルボン(0秒5差)※皐月賞
1994年 ナリタブライアン(0秒9差)※牡馬三冠、有馬記念
1998年 スペシャルウィーク(0秒9差)※天皇賞・春秋、ジャパンC
2005年 ディープインパクト(0秒8差)※牡馬三冠含むGI7勝
2007年 ウオッカ(0秒5差)※天皇賞・秋やジャパンCなどGI7勝
2009年 ロジユニヴァース(0秒7差)※ダービー後は重い脚部不安に
2011年 オルフェーヴル(0秒3差)※牡馬三冠含むGI6勝、凱旋門賞2着2回
2015年 ドゥラメンテ(0秒3差)※皐月賞
2020年 コントレイル(0秒5差)※牡馬三冠、ジャパンC
どの馬も競馬史に名を刻むレベルの超一流馬ばかり。ロジユニヴァースはダービー後、脚部不安で活躍できなかったものの、その前に重賞を圧勝で3連勝した走りからも、無事なら複数のGIに勝てたポテンシャルを有していたと思います。
ダービーは日本のホースマンすべてが目標とする最大の頂上戦。そこで着差をつけて勝つ馬は世代最強馬といっていいのです。
さらに、上記の馬たちの菊花賞成績を見てみると、驚くべき事実が…
1991年 トウカイテイオー ⇒不出走
1992年 ミホノブルボン ⇒2着
1994年 ナリタブライアン ⇒1着
1998年 スペシャルウィーク ⇒2着
2005年 ディープインパクト ⇒1着
2007年 ウオッカ ⇒不出走
2009年 ロジユニヴァース ⇒不出走
2011年 オルフェーヴル ⇒1着
2015年 ドゥラメンテ ⇒不出走
2020年 コントレイル ⇒1着
このように、出走した馬はすべて連対を確保。連対率100%データになっていたのです。また、2着に負けた2年は、1992年はダービー2着のライスシャワー、1998年は皐月賞馬・セイウンスカイが、それぞれ優勝。つまり春に鎬を削ったライバルが勝利したわけで、そのことからも着差をつけたダービー馬の強さが浮き彫りになるのではないでしょうか。
くわえて、今年のダービーは前半1000m通過が62秒2とスローに流れました。スローペースはどの馬も最後まで脚が残っているため着差がつきにくいもの。にもかかわらず0秒4もの着差をつけたのですから、字面の数字以上に高い評価ができます。またその強さは2着馬が皐月賞をコースレコードで勝ったジャスティンミラノだったことからも後押しすることができるのです。
ダービーからの直行ローテは過去10年で2例しかありませんが、昨年はダービー馬のタスティエーラが同様に直行で挑んで2着に好走。また2021年のディープモンスターも7番人気5着と人気以上に走り、掲示板も確保しました。
秋華賞はすでにオークス直行ローテが王道になっており、今年も前走・オークス組が1、3着に入りました。近年は間隔をあけたローテが主流となりつつあり、特にクラシック戦線は前走・GIからの直行組の成績が年々上昇しています。
それにダノンデサイルは皐月賞をハ行で競走除外になりました。実質的に京成杯以来の出走であり、これは過去最大の出走間隔でのダービー制覇です。いくら軽いハ行であったとしても、一頓挫あったのは事実。そこからもう一度立て直してダービーを勝利したわけです。
それに比べれば、今回はトラブルやアクシデントもなく、ここまで順調に調整が進んでいる様子。ローテーションについては、そこまで心配する必要はないと見ました。
折り合いに不安はないですし、好位を取れる先行力がある馬が、絶好の2枠4番に入りました。鞍上も長距離戦では頼りになる名手・横山典弘騎手。
ここは1番人気ながら、ダノンデサイルから勝負します。
〈2024年菊花賞 予想〉
◎4 ダノンデサイル
○9 コスモキュランダ
▲13 アーバンシック
☆16 ヘデントール
注3 アスクカムオンモア
注12 シュバルツクーゲル
△10 メイショウタバル
△7 ビザンチンドリーム
△1 ピースワンデュック
△11 ショウナンラプンタ
買い目
【馬単/マルチ】4⇔9,13,16,3,12,10,7,1,11(18点)
【3連複/フォーメ】4=9,13,16,3,12=9,13,16,3,12,10,7,1,11(30点)
【3連単/フォーメ】4⇒9,13,16,3,12⇒9,13,16,3,12,10,7,1,11(40点)
○コスモキュランダと▲アーバンシックはセントライト記念で連対した春の実績馬。前走はアーバンシックがコスモキュランダに0秒3の差をつけましたが、アーバンシックの勝利はすべてがうまくいったもので、両馬の力差はそこまでないと思います。
コスモキュランダを上にとったのは、アーバンシックより内の枠を引きながらオッズがつくため。期待値の差で上のシルシを打ったに過ぎず、どちらも対抗みたいなものです。
☆ヘデントールは上がり馬の中で同馬がもっとも力上位と見たから。全4勝はすべて着差をつけた快勝で、しかも上がりはどれも2位以内。菊花賞は上位の上がりが求められるレースなので、この末脚の破壊力は魅力的です。
YouTube動画で不安要素を挙げたメイショウタバルは一応、連下△を筆頭で打ちました(※動画内でも切りとは言わずシルシは打つと明言)。当初より評価を上げた理由のひとつは、京都は土曜に雨が降り、日曜も馬場が渋る可能性があるから。同馬は道悪の鬼ですからね。
もうひとつは、浜中騎手が最終追い切りで「引っかかった」と臆面もなく宣言したから。こういう派手な“泣きのコメント”って怪しいんですよね(笑)。先週のボンドガールも調教にダマされましたし。
今年は堅いと思いつつ、それでも3歳馬にとっては未知の3000m戦。おまけに馬場が渋るかもしれない。というわけで、いつも通り手広く買うことにします。2、3着に穴馬が来れば、想定外の高配当も!?
■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける! 無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ!
■最近のスマッシュヒット
【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/19221/0/113
【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18677/0/113
【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18077/0/113
【2024年平安ステークス】
◎ハピで馬単6840円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113
【2024年天皇賞・春】
◎テーオーロイヤル、☆ディープボンドで3連複7750円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113
=重賞深掘りPROJECT関連動画=
【血統診断・菊花賞】血統サイエンティスト・ドクトル井上
【調教診断・菊花賞】調教ライター・西村武輝
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