☆エリザベス女王杯のYouTube動画を公開中です！

AR共和国杯◎クロミナンスで馬単1万9000円＆3複2万5070円ゲット！【2024年エリザベス女王杯をデータで的中！】レガレイラの逆転候補は府中牝馬組？それとも複勝率1.9％の馬!?




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは、日曜京都のメイン・エリザベス女王杯（GI・京都芝2200m）の予想をお届けします。

■エリ女で重視したい2つのデータとは？

エリザベス女王杯は若い馬が強い。過去10年の年齢別データをご覧ください。

■過去10年　エリザベス女王杯
　年齢別成績

・3歳／【2.3.3.26】
　勝率5.9％　複勝率23.5％
・4歳／【7.4.5.44】
　勝率11.7％　複勝率26.7％
・5歳／【1.3.1.56】
　勝率1.6％　複勝率8.2％
・6歳／【0.1.0.12】
　勝率0.0％　複勝率7.7％
・7歳以上／【0.0.0.4】
　勝率0.0％　複勝率0.0％

このように3、4歳の成績が高い一方、5歳以上になるとガクンと成績が落ちます。しかも5歳馬の好走は阪神で代替開催された年（2020-2022年の3年）に多く、京都開催に限れば【0.1.1.38】複勝率5.0％と、さらに成績は悪化します。京都よりも阪神のほうがタフなので、スタミナ面で勝る5歳馬が健闘してくるのでしょうね。

今年は例年通り、京都で開催されますので、若い3、4歳馬に狙いを定めたい。4年ぶりに京都で行なわれた昨年も3歳と4歳が4着までを占め、前年覇者の5歳・ジェラルディーナは5着に敗れましたし。

京都開催といえば、もうひとつ、枠にも大きな傾向があります。

■エリザベス女王杯　京都開催近7年
　枠別成績

・1枠／【3.0.1.8】
　勝率25.0％　複勝率33.3％
・2枠／【1.2.1.10】
　勝率7.1％　複勝率28.6％
・3枠／【1.2.0.11】
　勝率7.1％　複勝率21.4％
・4枠／【0.0.2.12】
　勝率0.0％　複勝率14.3％
・5枠／【0.2.1.11】
　勝率0.0％　複勝率21.4％
・6枠／【2.0.1.11】
　勝率14.3％　複勝率21.4％
・7枠／【0.0.1.17】
　勝率0.0％　複勝率5.6％
・8枠／【0.1.0.18】
　勝率0.0％　複勝率5.3％

京都で行なわれるエリザベス女王杯は内枠有利で外枠不利。7年のうち3枠以内の馬が5勝しているのに対し、7、8枠はひとつも勝てていません。阪神で代替開催された3年は8枠が3連勝したんですけどね。

6枠からは2頭の勝ち馬が出ていますが、名前を見れば2015年マリアライトと2018年リスグラシューで、いずれものちに牡馬相手の宝塚記念に勝った女傑。これくらい突出した力を持った馬でないと外枠から勝ち切ることはできないのです。

以上、「若い馬が強い」「内枠有利」という傾向を踏まえて、狙い馬を選ぶことにしました。

そして本命に選んだのは、シンリョクカ（牝4、美浦・竹内）です。

■前走GIII組はほとんど来ていないのだが…

シンリョクカは4歳で年齢データはクリア。また枠は4枠8番で、17頭立てなら内寄りの枠。後入れの偶数枠であるうえに、周りには行き脚の速い馬が少なく、先行脚質の同馬にとって最高の枠だと思います。

一方、同馬について気になるデータもあります。エリザベス女王杯は前走・国内GII以上のレースから臨戦した馬が過去10年で【10.11.8.88】と、好走馬のほぼすべてを占めているのに対し、GIII以下からは【0.0.1.53】複勝率1.9％と、まったくと言っていいほど走っていないのです。

シンリョクカの前走はGIIIの新潟記念。この前走クラス別データからは手が出せない馬のようにも映ります。

しかし、GIII以下から唯一馬券になった2021年3着クラヴェルの前走は新潟記念。そして過去10年の新潟記念組の成績は【0.0.1.3】で複勝率は25.0％と、“字面の好走率”自体は平均値（17.4％）よりも高くなっているのです。

しかもこの新潟記念組をちゃんと調べると、上っ面の数字以上に健闘していることがわかりました。

2019年のセンテリュオは0秒3差の4着に善戦。0秒1差の3着はあのラヴズオンリーユーでしたし、前走秋華賞を勝ったクロノジェネシスにはクビ差ながら先着しています。勝ち馬はラッキーライラック、2着は3年連続2着のクロコスミアであり、これだけの強豪相手に僅差の4着に走っていたわけです。

2020年のサトノガーネットこそ10番人気11着と人気通りの着順だったものの（それでも着差は0秒9差と大負けしていない）、2021年はクラヴェルが9番人気で3着に好走しましたし、昨年もサリエラが0秒3差の6着に健闘しています。

こうして見ると、新潟記念は不利なステップにはとても思えず、それどころか有利なローテなんじゃないか？　とさえ感じてしまいます。

さらに付言しますが、上記の4頭はすべて新潟記念で負けていました。勝利どころか連対すらできていなかったのに、これだけ健闘できていたわけです。

一方、シンリョクカは新潟記念を勝利しています。「展開が向いた」「あと50m延びていればセレシオンが勝っていた」などと難癖もつけられていますが、勝った事実はひじょうに大きい。

しかもシンリョクカは54キロのハンデで勝利しました。多くの人は「ほら、軽ハンデに助けられたんだろ」と思うかもしれませんが、新潟記念は牝馬限定戦ではなく牡馬混合重賞です。2000年以降、新潟記念を勝利した牝馬5頭の中で、もっとも重いハンデで勝ったのは、このシンリョクカ。あとは52キロ3頭、51キロ1頭という内訳です。

また近10年、2000m以上のハンデ重賞で、54キロ以上のハンデで勝利した牝馬は、シンリョクカを含めてたった3頭しかいません。牡馬相手のハンデ重賞で54キロで優勝するのは決して簡単なことではないのです。

これらの記録から、54キロのハンデで新潟記念を勝ったシンリョクカは“過去最強の新潟記念組”と見ることができるのではないでしょうか。

しかもその前走は、福島牝馬Sで転倒骨折してからの休み明け。いくらなんでも体調万全だったとは思えません。前走のパフォーマンスが高かったとは決して思いませんが、一度使われての上積みがあれば、今回パフォーマンスを跳ね上げる可能性も見込めるわけです。

本馬は昨年3歳時にも挑戦して、着順こそ9着ながら着差は0秒5差。それも4角で大外を回るロスがあってのものですから、それを考慮すれば健闘したほうだと思います。

デビュー2戦目に阪神JFで2着に激走したくらいですから関西遠征も問題なし。4歳になって、そして前走からの上昇に期待して、ここはシンリョクカに◎印を献上いたします。

〈2024年エリザベス女王杯 予想〉
◎8　シンリョクカ
○1　ホールネス
▲7　レガレイラ
☆12 シンティレーション
注4　コンクシェル
注5　モリアーナ
△11 スタニングローズ
△3　ルージュリナージュ
△2　ライラック

買い目
【単勝】8,4（2点）
【馬単/マルチ】8⇔1,7,12,4,5,11,3,2（16点）
【3連複/フォーメ】8＝1,7,12,4,5＝1,7,12,4,5,11,3,2（25点）
【馬単/マルチ】1⇔7,12,4,5,11（10点）

〇ホールネスも若い4歳で内枠に入りました。枠順発表直後、最内の1番枠は行き脚のない同馬にとって良くないのでは…と思ったのですが、よくよく周りを見れば、隣2頭はもっと行き脚のない馬。しかも鞍上はスタート上手の坂井騎手にバトンタッチ。これなら最内枠でも、それなりのポジションが取れるのではないかと。

ここまで6戦4勝2着1回3着1回と、まったく底を見せていないうえ、2200mでは4戦3勝2着1回とパーフェクト連対。またこの使い方から、名将・藤原英調教師が早い段階からエリザベス女王杯を見据えて使ってきたことが透けて見えます。実際、共同記者会見でも「（本番に向けて）逆算して作ってきましたから」と何度も仰っていました。

さすがにこれまでの走りでは通用しないでしょうから、ここで一段パフォーマンスを跳ね上げてくる必要があります。ゆえにギャンブルな一頭ではあるものの、藤原英師はこれまでも“スペシャル仕上げ”でGIをいくつも奪取してきました。ここは超一流調教師の手腕に期待。本命に近い対抗評価です。

▲レガレイラはもちろん最有力候補で、この馬から買うのが無難かもしれません。一方で、追い込み一手の馬をイン先行有利なエリザベス女王杯において、圧倒的1番人気で買うのもいかがなものかと。うっかり飛んだら高配当！　アッサリ勝たれたらゴメンナサイ…で、この位置になりました。

☆シンティレーションはここ2走の充実ぶりと、今秋大暴れしているノーザンファーム天栄の所属馬であることを評価。本命候補の一頭だったのですが、ちょっと外目の枠に入ったので、4番手評価となりました。外差しの流れになったら、同馬のアタマもあるかもしれません。

馬券は本命シンリョクカからの買い目とは別に、対抗ホールネスからの馬単、そして注コンクシェルの単勝を押さえで購入します。コンクシェルも評価が高い4歳の1頭だったうえ、2枠4番と最高枠をゲット。マイペースで行けたらアッと驚く逃げ切りも。

シンリョクカの鞍上・木幡初騎手の実績の少なさは確かに心配ではあります。しかしそれも織り込んでの本命指名。思い切った騎乗をしてくれれば…!!

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年アルゼンチン共和国杯】
1人気クロミナンス本命で馬単1万9000円＆3連複2万5070円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20229/0/113

【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/19221/0/113

【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18677/0/113

【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18077/0/113

＝重賞深掘りPROJECT関連動画＝

【血統診断・エリザベス女王杯】血統サイエンティスト・ドクトル井上


【調教診断・エリザベス女王杯】調教ライター・西村武輝