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【2024年マイルチャンピオンシップをデータで的中！】過去10年6勝2着4回！最強タッグを狙い撃て！ 外国馬・チャリンの不安要素とは!?




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは、土曜東京のメイン・東京スポーツ杯2歳ステークス（GII・東京芝1800m）の予想をお届けします。

■看過できないふたつの傾向とは？

出世レースとして名高い東スポ杯には、見逃せないデータがあります。それは前走からの距離変更別データです。

■過去10年　東京スポーツ杯2歳S
　距離変更別成績

・距離延長／【2.1.3.17】
　勝率8.7％　複勝率26.1％
　単勝回収率39％　複勝回収率60％
・同距離／【8.5.6.40】
　勝率13.6％　複勝率32.2％
　単勝回収率125％　複勝回収率70％
・距離短縮／【0.4.1.21】
　勝率0.0％　複勝率19.2％
　単勝回収率0％　複勝回収率51％

前走が同じ1800m戦であった馬の成績がひじょうに優秀な一方で、すべて前走2000m戦だった距離短縮組の成績が振るわない。特に勝ち馬を1頭も出せていないのは致命的ではないかと。昨年も中山芝2000mの新馬戦を快勝し、1番人気に推されたフォルラニーニが8着に大敗しています。

また、2022年に圧倒的1番人気に推されながら3着に敗れたハーツコンチェルトはのちにダービーで3着に好走。2016年2着とはいえ敗退したスワーヴリチャードは次走・同コースの共同通信杯を2馬身半差で快勝し、ダービーでも2着に好走しました。このように、決して弱い馬ばかりではなかったのです。

距離短縮組が振るわないのは、1ハロンの距離短縮でも重賞レースであるということも手伝って、1800mの（2000mよりは）速い流れについていけなかったり戸惑ったりするからだと推測できます。

そしてもうひとつ注目したのは、枠別データ。

■過去10年　東京スポーツ杯2歳S
　距離変更別成績

・1枠／【3.1.3.4】
　勝率27.3％　複勝率63.6％
・2枠／【0.3.1.7】
　勝率0.0％　複勝率36.4％
・3枠／【3.1.2.5】
　勝率27.3％　複勝率54.5％
・4枠／【0.0.0.12】
　勝率0.0％　複勝率0.0％
・5枠／【0.1.1.11】
　勝率0.0％　複勝率15.4％
・6枠／【2.1.0.12】
　勝率13.3％　複勝率20.0％
・7枠／【1.2.2.13】
　勝率5.6％　複勝率27.8％
・8枠／【1.1.1.14】
　勝率5.9％　複勝率17.6％

ご覧の通り、内枠の成績がひじょうに高く出ているんですよね。東スポ杯は比較的上位人気で決まりやすいなか、5番人気以下で好走した8頭中7頭は3枠以内の馬で、外枠から好走したのは2014年3着のソールインパクト1頭だけでした。

東京芝1800mは内有利なコースであり、この枠傾向は東スポ杯でもそのまま当てはまるのでしょう。頭数の少ない2歳戦ですから、例年スローペースに流れますしね。

以上、「距離短縮は不利」「内枠有利」という傾向から、今年上位人気に推されそうなレッドキングリーとサトノシャイニングは、どちらも距離短縮＆外枠ということで本命候補から脱落。さすがに切ることはしませんが、評価も低めにしました。

■前走の走りはやはり高評価したい！

そして本命はクロワデュノール（牡2、栗東・斉藤崇）。

前走は東京芝1800mの新馬戦で、成績優秀な同距離組。一方、4枠は過去10年一頭も馬券になっていないものの、4番枠であれば2018年アガラスが7番人気で2着に好走。隣の3番枠が【3.1.1.5】複勝率50.0％とよく走っているのですから、ひとつ隣でいきなり成績が悪くなるはずもありません。後入れの4番枠はかなりの好枠だと思います。

それになんといっても、前走のパフォーマンスは傑出しています。勝ち時計1分46秒7は東京芝1800mの新馬戦では2000年以降では最速タイムで、おそらく同コース史上最速だと思われます。そもそも1分47秒を切った馬自体、2000年以降、一頭もいないのです。

またレースの上がりも優秀で、勝ち時計1分47秒9以下で、上がり4ハロンが45秒9以下だったのは、2000年以降、同馬を含めてたった3頭。ほかの2頭はのちにダービー馬となったタスティエーラと、その後順調さを欠きながらもローズSで2着に好走したサリエラでした。この2頭の勝ち時計は0秒5も遅い1分47秒2だったのですから、クロワデュノールは少なくとも現時点では、両馬よりも能力が上だと判断できます。

クロワデュノールが新馬戦で負かしたアルレッキーノが、先日のサウジアラビアRCで圧倒的1番人気を大きく裏切る5着に敗退したので、この新馬戦のレベルを疑問視する向きもあるかと思います。ただし、アルレッキーノは現状逃げないと力を発揮できないタイプで、サウジアラビアRCは控える競馬がモロに裏目に出たのではないかと。2戦目の未勝利は7馬身差の圧勝をしており、能力自体は間違いなく高いものがあるはず。

ですので、逃げたアルレッキーノを2馬身半突き放したクロワデュノールのパフォーマンスが高かったのは信用してもいいのではないでしょうか。

むしろそのことで、ほんの少しでもオッズが上がる材料になれば、1番人気想定の馬でもありますので、狙う立場としては助かります。ここはクロワデュノールから勝負します。

〈2024年東京スポーツ杯2歳ステークス 予想〉
◎4　クロワデュノール
○3　ファイアンクランツ
▲5　デルアヴァー
☆6　プレシャスデイ
注8　ニシノイストワール
△7　レッドキングリー
△9　サトノシャイニング
△1　ニシノタンギー

買い目
【馬単/マルチ】4⇔3,5,6,8,7,9（12点）
【3連複/フォーメ】4＝3,5,6,8＝3,5,6,8,7,9,1（18点）
【馬単/マルチ】3⇔5（2点）
【ワイド】3＝5（1点）

〇ファイアンクランツは前走・札幌2歳Sでも本命に近い対抗にプッシュ。ラスト1ハロン11秒1という速いレース上がりだった札幌芝1800mのデビュー戦を高く評価したからです。

その前走は勝ち馬とほぼ同じ脚を使いながら、前半の位置取りの差で3着に敗退。2着馬は直線最内を突いた好騎乗によるものでしたし、内容的には着順以上のものがありました。

枠も3番と絶好枠なので、同馬を本命にする考えもありました。ただしひとつ引っかかったのが、前走2キロでも体重が減っていたこと。同馬は440キロ強と決して大きな馬ではなく、小柄な馬で体が増えてこないのは成長力に疑問を覚えます。くわえて今回のコメントでも「飼い食いが今いち」とありました。というわけで対抗評価に落ち着いた次第です。

▲デルアヴァーは前走福島ながら同距離の1800m戦。また枠も5番なら許容範囲。それと前走の走りが好内容で、福島芝1800mの2歳新馬戦で上がり34秒5以下で勝利した馬は2000年以降、同馬を含めてたった4頭。その中で勝ち時計が1分50秒を切ったのは、デルアヴァー1頭だけでした。

この上がりタイムは追い風の恩恵を受けていた可能性が強いとはいえ、勝ち時計も優秀（2000年以降、1分50秒を切ったのは、あのノームコアだけ）だったので3番手に好評価しました。人気もあまりなさそうですし。

最低人気必至のニシノタンギーは正直、能力はまったく足りないと思うものの、絶好枠の1番に入ったことと、この少頭数なので一応△は打ちました。アクシデントと枠の恩恵でうっかり3着に来る可能性もゼロではないので（だから3連複の3列目のみ）。まあ、来ないとは思っているのですが…。

馬券は本命クロワデュノールからの買い目とは別に、対抗ファイアンクランツと単穴デルアヴァーのタテ目の馬単ウラオモテとワイドは押さえで購入します。

クロワデュノールは何やら調教師が弱気な発言をしているようですが、泣きのコメントであることを祈ります！

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年福島記念】
本命◎ダンディズムで3連複1万9070円的中！
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【2024年アルゼンチン共和国杯】
本命◎クロミナンスで馬単1万9000円＆3連複2万5070円的中！
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【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中！
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【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
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【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
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