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【2024年天皇賞・秋をデータで的中！】複勝率58.3％＆複勝回収率142％のお宝データに該当するのは、ドウデュース？　それともレーベンスティール？




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは、土曜・京都メインのスワンステークス（GII・芝1400m）の予想をお届けします。

■難解な一戦だけに、ここは穴に決め打つ！

ここは強烈に難解な一戦。信頼できる軸馬はいない一方、勝つチャンスのある馬は五指では足りません。そうであれば、決め打ちで人気薄を狙ってみたい。

決め打ちの根拠は、「前走からの距離変更」。以下は京都で開催された近8年分（文中データの集計期間は断りがない限り以下同）の距離変更別データになります。

■過去10年　スワンS
　距離変更別成績

・距離延長／【1.2.2.43】
　勝率2.1％　複勝率10.4％
　単勝回収率299％　複勝回収率72％
・同距離／【2.1.1.22】
　勝率7.7％　複勝率15.4％
　単勝回収率31％　複勝回収率38％
・距離短縮／【5.5.5.38】
　勝率9.4％　複勝率28.3％
　単勝回収率73％　複勝回収率73％

前走から距離を詰めてきた「距離短縮組」の成績が高いことがわかります。確かに好走馬の多くは前走GIの安田記念からの臨戦で、この安田記念組が成績を押し上げているのは事実。それでも、前走1800mや2000mからも好走馬が出ている一方、距離延長となる同じくGIのスプリンターズS組は【0.1.1.14】複勝率12.5％と、勝ち馬を出せていません。

また、距離延長組は勝率が2.1％と低いにもかかわらず、単勝回収率が299％とベラボウに高いのは、2020年に単勝1万4千円超で勝ったカツジ一頭が引き上げているから。そのカツジは前走が初の1200m戦で、それ以前はマイル中心に使われており、その点からも近走長い距離を使われていた馬に分があるのではないかと考えたわけです。

今年の距離短縮組は7頭。魅力的な馬も多く、ここから軸馬一頭を選ぶのはひじょうに難しい。

そこで、今開催の京都芝の傾向を調べたところ、父キングマンボ系の産駒が【9.5.7.52】勝率12.3％、複勝率28.8％と上々の成績。複勝率はトップのサンデーサイレンス系（29.7％）に少し劣るものの、勝率はフタ桁に乗せてサンデー系（7.4％）を大きく上回っていました。

さらに芝1400mに限れば【2.2.2.8】複勝率42.9％と、4割を超える好成績。ここはキングマンボ系を狙うしかない…！

距離短縮組の中で父キングマンボ系は、ロードカナロア産駒のキングエルメスとドゥラメンテ産駒のシングザットソングの2頭。キングエルメスは実績十分ながら、さすがに1年半もの休み明けの馬には手が出せません。

というわけで、本命にはシングザットソング（牝4、栗東・高野）を指名いたします

■京都芝1400mのコース適性が高い可能性

スワンSは別定GIIと格の高いレースですから、やはり重賞勝ちのある馬が走ってきます。過去に1400mから2000mまでの芝重賞を優勝したことがある馬の成績は、阪神開催も含めた過去10年で【7.5.6.39】複勝率31.6％と、好走率はレース平均（18.4％）を大きく上回ります。

シングザットソングは阪神芝1400mのフィリーズRに勝利しており、この好走データに該当します。

また同馬は阪神のみならず、京都芝1400mの適性も高い可能性があります。同コースは2回走って5着と3着で、一見そこまで走るようには見えません。しかし5着だった今年の京都牝馬Sは勝ち馬からは0秒2差、3着とは同タイムでした。

くわえて、そのときは57キロのトップ斤量を背負っており、先着した4頭はみな同馬より軽い斤量。GIIに勝っているので重い斤量を課されてしまうのです。

2着馬は先日のスプリンターズSでも3着好走した実績馬のナムラクレアで、同馬もそのときはシングザットソングより1キロ軽い56キロでの出走。それ以外は2キロも軽い55キロでした。着差を考えれば、同斤なら勝っていても不思議ない結果だったのです。

また3着だった安土城Sも勝ち馬とはわずか0秒1差。そのときも牝馬の中ではもっとも重い55キロのハンデ。勝ったエイシンスポッターは短距離OPでは能力上位馬で、2走後のキーンランドCではスプリンターズS1番人気のサトノレーヴの2着に好走しました。

このように、連対こそしていないものの、京都芝1400mではいずれも着順以上の走りをしているわけです。高いコース適性を秘めている可能性があるとともに、それがパッと見ではわかりにくいため、ここは絶好の狙い時と言えるのではないでしょうか。

前走のポートアイランドSも牝馬3頭の中では最重量の56キロ。しかも展開的には先に行った馬が不利な流れで0秒2差の4着に踏ん張ったのは、着順以上に高い評価をすることができます。ここはシングザットソングに◎印を献上いたします。

〈2024年スワンステークス 予想〉
◎11 シングザットソング
○16 セルバーグ
▲13 ノーブルロジャー
☆10 ピンハイ
注8　スズハローム
注14 アグリ
△17 ダノンマッキンリー
△6　オフトレイル
△4　クランフォード
△9　ウインカーネリアン

買い目
【馬単/マルチ】11⇔16,13,10,8,14,17,6,4,9（18点）
【3連複/フォーメ】11＝16,13,10,8,14＝16,13,10,8,14,17,6,4,9（30点）
【単勝】11,16,13（3点）
【馬連/BOX】16,13,10（3点）
【ワイド/BOX】16,13,10（3点）

○セルバーグ、▲ノーブルロジャー、☆ピンハイは、いずれも距離短縮組で、かつ、芝重賞で連対経験のある馬。

特にセルバーグは前走・京成杯AHで逃げなくても4着に大健闘。離されたとはいえ勝ったのはあのアスコリピチェーノでしたから、高い評価を下すことができます。同馬を本命にするかギリギリまで悩んだのですが、前走好走は武豊騎手の手腕も大きかったと思うので、対抗にとどめた次第です。

○、▲、☆はどれも人気がないと思いますので、この3頭の馬連とワイドのボックスは押さえで買っておきます。単勝は重賞ウイナーのセルバーグとノーブルロジャーの2頭だけで、ピンハイはスルー。

成績がよくない距離延長組のスズハロームとアグリは、能力は純粋に評価して注印を打ちました。

シングザットソングに今回乗り替わる斎藤騎手は今年何気に重賞を2勝しており、ここに来てひと皮むけてきた観があります。また同騎手が手綱をとった2走前の朱鷺S5着は位置取りが後ろ過ぎたことが敗因。その経緯もあるので、今回は好位を取ろうとするのではないか、と。強力な逃げ先行馬が不在のここは、先行有利なペースになると見ているので、うまく前目で流れに乗ってくれれば。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中！
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【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
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【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
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