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【2024年スプリンターズステークスをデータで的中！】サトノレーヴに不安データ発見!? 【6.4.2.7】複勝率63.2％に該当する大穴馬とは？




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

いよいよ秋のGIシリーズが開幕！　GIとなれば、やはりサイン馬券！　…なんですが、最近はいろんな意味で余裕がなくなってきたのか、サイン談義もめっきり見かけなくなりました。おっさんファンとしてはさみしいものです。

とはいえ今週はドジャースが地区優勝を決めて、大谷翔平選手が初のプレーオフ進出。MLBサインといえば、イチロー選手がシーズン最多安打記録を更新したとき、スプリンターズSで「5→1」の背番号サインが炸裂したことは、いまだ忘れられません。（カルストンライトオとデュランダルですね）

というわけで、予想とは別に大谷の背番号「1-7」の馬連と枠連は遊びで買っておこうと思います。万一来たら、サイン論議も復活しないかしら？

それではここからは、スプリンターズステークス（GI・中山芝1200m）のガチ予想に参ります。

■本番にリンクするレースはどれだ!?

中山開催の近9年（本文中データの集計期間は断りがない限り以下同）、スプリンターズステークスにもっとも多くの好走馬を送り出しているのはセントウルS。しかしその成績は【4.3.1.40】複勝率16.7％と、好走率自体は平凡です。

そこで、どのレースがスプリンターズSとリンクしているのか。同年の主要なスプリント重賞で3着以内に入った馬の成績を調べてみました。

■中山開催　近9年　スプリンターズS
　同年・主要レース3着内馬の成績

・オーシャンS／【1.3.1.6】
　勝率9.1％　複勝率45.5％
・高松宮記念／【3.3.2.11】
　勝率15.8％　複勝率42.1％
・キーンランドC／【1.1.3.10】
　勝率6.7％　複勝率33.3％
・セントウルS／【3.3.0.16】
　勝率13.6％　複勝率27.3％

前哨戦にあたるキーンランドCとセントウルSよりも、オーシャンSと高松宮記念の好走率が高いことがわかります。オーシャンSは同じ中山芝1200mで行なわれるため、高松宮記念は同じ最上格のGIレースであるため、それぞれレース適性や好走条件がリンクするのだと思われます。

もうひとつ、「枠」について気になるデータを発見しました。内枠有利であることは、すでに周知の事実かと思いますが、それだけでなく、スプリンターズSは「偶数馬番」が異様に強いのです。

■中山開催　近9年　スプリンターズS
　奇数・偶数馬番別成績

・奇数馬番／【1.5.3.63】
　勝率1.4％　複勝率12.5％
・偶数馬番／【8.4.6.53】
　勝率11.3％　複勝率25.4％

過去9年で奇数馬番が勝ったのは1回だけで、その馬番は外の13番。有利なはずの内枠でも、1番、3番、5番、7番…と、勝ち馬を出せておらず、1番は2着もゼロ、5番にいたっては【0.0.0.9】と全滅状態。一方、偶数馬番は過去9年で8勝。複勝率も奇数馬番の倍以上の数値になっています。

偶数馬番の成績がいいのも、馬場の内目が有利だからだと推測できます。偶数馬番はゲート後入れで出遅れる危険性が減り、その分、いいポジションを取りやすかったり、馬場のいいところを走りやすくなるからです。

このふたつのデータを重視したうえで、本命に選んだのは、トウシンマカオ（牡5、美浦・高柳瑞）です。

■セントウルS組の買いデータにも該当！

トウシンマカオは今年、相性のいいオーシャンSを優勝しています。1馬身1/4突き放した2着ビッグシーザーは後に函館スプリントSで3着に好走しましたし、4着ヨシノイースターも北九州記念で2着と、相手関係も悪くありませんでした。

それと本馬は渋った馬場が得意でないにもかかわらず、稍重発表の同レースを快勝しました。私は道悪で好走できたコースは適性が高いと見ており、この稍重馬場での勝利から、トウシンマカオは中山芝1200mの適性が高いのではないかと判断しました。

また同馬にはほかにも“買いデータ”があります。

ひとつはセントウルS組の好走パターンで、前走・セントウルSで3番人気以内かつ4着以内に好走していると、【4.3.0.9】連対率43.8％。本馬は2番人気1着で、この好走データに合致します。

そのセントウルSは見た目にもひじょうに強く、イン有利で外が伸びない中京コースにもかかわらず、本馬はズバッと外差しを決めました。2着から4着まではすべてイン先行していた馬だっただけに、その強さはなおさら際立ちました。

中京は基本的に外が伸びないコース。そこで、過去１年以内に中京芝のOP競走で差しか追い込みで勝ったことがある馬のスプリンターズSでの成績を調べたところ、【2.1.3.7】複勝率46.2％、複勝回収率193％と優秀な結果になっていたのです。

このように、多くの買いデータに該当する馬が、内で偶数の2番枠という、最高の枠に入ったわけです。これを評価しないわけにはいきません。

■果たして本当に“外枠巧者”なのか？

ただし、ひとつだけ気になるのは、同馬の“外枠巧者疑惑”。同馬のOP勝ちは外枠に集中しており、外枠巧者な反面、内枠は苦手なのではないか、というもの。この疑惑については数多くの予想家や競馬YouTuberが指摘していますし、私自身もオパールSを快勝したときからそう思っていました。

ですので、この内枠は本馬にとって“絶好枠”なのかどうか、不安になったのは事実です。

そこで、改めてトウシンマカオの全レースを見返しました。その結果、「内枠でも問題ない」という結論に至りました。

まず2走前、1番枠で敗れた京王杯SCですが、そもそも同馬は1400mは距離が長い。ビッグアーサー産駒は好走は1200mに集中しており、先週までの芝1200mの成績が【59.45.52.407】勝率10.5％に対し、芝1400mは【6.9.9.107】勝率4.6％、複勝率18.3％。さらに距離が延びると成績はより悪化し、1200m特化タイプの種牡馬と見ていい。

また京王杯SCは「内枠不利・外枠有利」の傾向が強いレースで、2014年から2023年の1・2枠の合算成績は【0.0.3.29】と連対馬が一頭も出ていませんでした。そして実際レース結果も外めの枠か、内枠でも大外をブン回した馬が上位を占めたのです。

距離が1ハロン長くて不利な内枠であれば大敗してもおかしくないところ、0秒5差の6着には走っているのですから、これで内枠が下手だとはちょっと思えません。

また4番枠だったスワンSも7着に敗れていますが、こちらも距離は1400m。加えてこのとき本馬は“逃げ”ているんですよね。もしのびのび走れれば力を発揮できる馬であるのなら、自分のペースで走れる“逃げ”で好走しなければおかしい。しかし結果は0秒7差の9着で京王杯SC以上に負けているわけで、これを見ても敗因は距離に求めるほかありません。

今年の高松宮記念も5番枠から6着に敗退。でも前年の高松宮記念は得意な外の14番枠から15着に大敗しているんですよね。高松宮記念の2度の大敗は回りや枠ではなく、道悪が下手だから。それは12番枠でも3着に敗れた昨年のキーンランドCが重馬場だったことからも説明がつくと思います。

ほかのレースの敗戦も説明できるのですが、長くなり過ぎるので止めておきます。

思えば前走のセントウルSも「左回りは走らない」と軽視する向きが多かったのですが、結果はご覧の通りの快勝でした。やはり字面の成績をただ見るだけでなく、ちゃんとレースを精査する必要はありますよね。

そして人気を見れば、これまでの実績や前走の勝ちっぷりのわりには、そこまで支持は集めていません。有利な内枠にも関わらず、前日の夕方時点で5番人気の単勝9倍強。これは“内枠下手”が喧伝されたからではないかと。

であるのなら、こんな美味しい馬を狙わない手はありません。ここはトウシンマカオに◎印を献上いたします。

〈2024年スプリンターズステークス 予想〉
◎2　トウシンマカオ
○4　エイシンスポッター
▲7　マッドクール
☆14 ビクターザウィナー
注6　ママコチャ
注5　ナムラクレア
△12 サトノレーヴ
△3　ウインマーベル
△9　ムゲン
△10 ピューロマジック

買い目
【馬単/マルチ】2⇔4,7,14,6,5,12,3,9,10（18点）
【3連複/フォーメ】2＝4,7,14,6,5＝4,7,14,6,5,12,3,9,10（30点）
【単勝】4（1点）
【3連複/フォーメ】4＝7,14,6,5＝7,14,6,5,12,3（14点）

○エイシンスポッターは大穴狙い。スプリンターズSは同年に1400m以上の芝OPを勝利している馬の成績がいい。さらに前走4着以内に走っていると、【6.4.2.7.19】勝率31.6％、複勝率63.2％と、強烈な好走率を示します。これはまさに、お宝データと言えますね。

同馬は春に1400mの安土城Sに優勝。そして前走キーンランドCは2着で、このお宝データにしっかり該当します。

おまけに枠は内の偶数枠4番と、こちらも絶好枠。人気はまったくないものの最大の穴馬と見て対抗に抜擢しました。

▲マッドクールはスプリンターズSとリンクしている本年の高松宮記念の勝ち馬。また昨年の当レースは2着に好走していますが、当時は熱中症明けで体調が万全でなかったと見ています。

今年は昨年の反省を踏まえてか、夏にレースを使わず、フレッシュな状態で臨戦。昨年以上のパフォーマンスが期待できると見て、当初は本命候補でした。しかしトウシンマカオが偶数の2番枠に入ったのに対し、こちらは奇数の7番枠。この枠の差で3番手評価にした次第。もっとも同馬はまだ底を見せていないと思っており、ここでパフォーマンスを跳ね上げて春秋スプリントGI制覇を達成する可能性もあるとは思います。

☆ビクターザウィナーは今回ピューロマジックが控えそうなので楽逃げが期待できるかも。枠は外ですが幸い偶数馬番ですし、テンが速い馬なので、ピューロが競りかけなければ問題なさそう。スローに持ち込まれれば、逃げ切りもあるかもしれません。

馬券は本命トウシンマカオからの馬単と3連複。そして対抗エイシンスポッターのまさかの単勝と3連複も購入します。

トウシンとエイシンの“シンシン・コンビ”で決まれば、アツい！　データ通り、内の偶数馬番が来てください！

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中！
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【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
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【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
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【2024年平安ステークス】
◎ハピで馬単6840円的中！
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【2024年天皇賞・春】
◎テーオーロイヤル、☆ディープボンドで3連複7750円的中！
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