☆京成杯オータムハンデのYouTube動画を公開中です！

【2024年京成杯オータムハンデをデータで的中！】該当2年はいずれも勝ち馬を輩出！ “隠れお宝条件”を発見！ 2人気想定のディオに不安データ!?




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは中京のメイン、セントウルステークス（GII、芝1200m）の予想をお届けします。

■コースが替わっても参考になるデータとは？

毎週同じ書き出しをしているような気がしますが、今年は阪神競馬場改修工事の影響で、夏以降の関西場は開催日程が大きく変更されています。セントウルステークスも本来の阪神芝1200mではなく、中京の芝1200mで代替開催されます。

ゆえに過去のレースデータはほとんど参考になりません。セントウルステークスは2020年から3年は中京芝1200mで施行されたのだから、そのときのデータを見ればいいのでは？　と思われるかもしれませんが、その3年はいずれも開幕週に行なわれたもの。

今年は1開催8日間がっつりレースが行なわれたあとであるうえに、先週は雨に祟られて馬場は大荒れ。しかも形式上は開催替わり（先週までは2回中京で、今週から3回中京）にもかかわらず、コースはＡコースのまま。夏を芝の養生に当ててピカピカの良馬場で施行された過去3年の開幕週とは状況がまったく異なるのです。これでは参考になりません。

それでもデータ担当として、なにか手掛かりはないかと、いろいろ調べてみたところ、ひとつヒントになりそうなデータを見つけました。

以下はセントウルS過去10年の出走間隔別データです。

■過去10年　セントウルステークス
　出走間隔別成績

・中8週以下／【4.6.4.75】
　勝率4.5％　複勝率15.7％
・中9-24週／【6.4.5.38】
　勝率11.3％　複勝率28.3％
・中25週以上／【0.0.1.5】
　勝率0.0％　複勝率16.7％

このように中9週から中24週と、間隔をしっかりあけたローテの好走率が高く出ていたのです。

コースが替わっても「まだ暑さの残る9月初週」という開催時期だけは同一。ゆえに出走間隔別データは予想の手掛かりになると考えました。中8週以下と間隔が詰まり気味のローテの成績が冴えないのは、やはり暑い夏場に使われると消耗が大きいからだと思われます。

さらにこの「中9-24週」のローテについて精査すると、前走着順がいい馬のほうが好走率が高くなるという素直な傾向が浮かび上がりました。

■過去10年　セントウルステークス
　中9-24週限定　前走着順別成績

・前走5着以内／【3.4.3.16】
　勝率11.5％　複勝率38.5％
・前走6着以下／【3.0.2.22】
　勝率11.1％　複勝率18.5％

前走5着以内と掲示板に載っていると複勝率38.5％と、好走率が4割に迫るのに、6着以下だと複勝率18.5％と、好走率は半減します。

このように前走結果を残した馬が、夏場にしっかり休養をとって出走してくると、セントウルステークスでも上位争いに加われるというわけなのです。

■土曜の芝レースから見えてきたのは…

もうひとつ予想の指標になるのは、土曜日のレース。先週の雨で馬場は悪化したものと思われたのですが、フタをあけてみると意外と時計が速い。古馬1勝クラスの芝1200m戦で1分08秒3の勝ち時計は、同コースの良馬場の標準的なタイムですから。

それと時計が普通に出るだけでなく、イン先行が有利。芝レースは数が少なかったとはいえ、タフな2200m戦以外は、ほとんどイン前で決着していました。

ここまで芝が使い込まれても、依然時計が出て、馬場の内が生きているのは、JRAがロングラン開催を見越して当初から馬場を固く造ってきているから。近年関西場は競馬場の改修工事が相次ぎ、イレギュラーなロングラン開催がたびたび行なわれています。そして阪神や中京での開催は例年以上にレースが行なわれるため、馬場が最後まで持つように、JRAはガッチリ馬場を固めてくるわけです。

土曜の中京の芝レースを見ると、ああ、JRAは相変わらずやってるのね…と思い、驚きはまったくありませんでした。そもそも先週の小倉2歳Sもあれだけ馬場が悪くなったのに、外差しなど決まらずイン前有利な決着になりましたから。

というわけで、枠の狙いは当然、内枠！　この有利な内枠に入った「中9-24週」で前走成績がいい馬から本命馬を選びたい。

本命はヨシノイースター（牡6、栗東・中尾）とします。

まず中9-24週で前走5着以内だったのは、内からサウザンサニー、ジョウショーホープ、ヨシノイースター、テンハッピーローズ、ピューロマジックの5頭。このうち内めに入ったのはサウザンサニー、ジョウショーホープ、ヨシノイースター。

この3頭の比較では、順当に実績が上のヨシノイースターを選んだというわけです。

同馬は以前より素質があると見ていた一頭でしたが、昨夏のCBC賞10着のあと、約半年の休養期間中にひと皮むけた様子。休み明けこそ9着に敗れたものの、その後は北九州短距離S1着、オーシャンSは0秒2差4着、春雷Sは0秒1差3着、そして前走・北九州記念は0秒1差2着と、ずっと好勝負を続けています。

しかも近3走の勝ち馬を見れば、トウシンマカオ、サトノレーヴ、ピューロマジックと、すべて重賞を複数制した馬。これら強豪と接戦を続けているのは、明らかに能力と地力がアップしている証拠です。

今回も前走勝ったピューロマジックが1番人気に推されるメンバー構成で、双方の斤量も前走と変わりありません。一方、枠についてはヨシノイースターは前走外の16番から、今回は7番と好転しました。対してピューロマジックは引き続き外目の枠。

この枠の有利さで、前走の0秒1差を逆転できるのでは？　そんな期待ができるにもかかわらず、人気は6、7番人気あたり。これを狙わない手はありません。

ここはヨシノイースターから入ることにいたします。

〈2024年セントウルステークス 予想〉
◎7　ヨシノイースター
○13 ピューロマジック
▲1　モズメイメイ
☆14 ダノンスコーピオン
注17 トウシンマカオ
注5　サウザンサニー
△6　ジョウショーホープ
△8　キミワクイーン
△18 ママコチャ
△12 テンハッピーローズ
△11 トゥラヴェスーラ

買い目
【単勝】7（1点）
【馬単/マルチ】7⇔13,1,14,17,5,6,8,18,12,11（20点）
【3連複/フォーメ】7＝13,1,14,17,5＝13,1,14,17,5,6,8,18,12,11（35点）

○ピューロマジックはこの枠でもハナに立てるでしょう。テンの速さは古馬を含めても現役ナンバーワンだと思いますし、斤量も53キロと軽くてスピードにも乗りやすい。セントウルSはもともと1番人気が強いレースですし、重賞逃げ切り3連勝も十分ありそうです。

▲モズメイメイは1枠1番が心強い。この2戦で同馬は馬群に揉まれてもまったく問題ないことが判明しましたし、むしろ馬群の中にいたほうがファイトできるタイプかも。ここを優勝してサマースプリント王者に逆転優勝もあるかもしれません。

☆ダノンスコーピオンは安田記念でも◎印を打ったほど、ずっと追いかけている馬。時計のかかるスプリント戦（マイルでも）では絶対買おう！　と決めてもいました。

ただし思いのほか穴人気していることに加えて、時計はそこまでかかってないし、枠も外。すっかり意気消沈で、この位置となった次第。

買い目は本命ヨシノイースターからの単勝・馬単・3連複を出しましたが、当日の気配次第で、ヨシノイースターとピューロマジックの3連単2頭軸マルチも手元で買うかもしれません。

鞍上・丸山騎手はここ数年、年間勝利数が30勝未満と、やや成績を落としていたものの、今年は先週までで17勝と復調気配。2021年のラジオNIKKEI賞（ヴァイスメテオール）以来、3年ぶりの重賞Ｖに期待します。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/19221/0/113

【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18677/0/113

【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18077/0/113

【2024年平安ステークス】
◎ハピで馬単6840円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113

【2024年天皇賞・春】
◎テーオーロイヤル、☆ディープボンドで3連複7750円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113

＝重賞深掘りPROJECT関連動画＝

【血統診断・京成杯オータムハンデ】血統サイエンティスト・ドクトル井上


【馬体診断・セントウルステークス】馬体アナリスト・伊藤


【調教診断・京成杯オータムハンデ】調教ライター・西村武輝