競馬サロン

覆面馬主7号
104
2010/01/01 00:00
◎老馬主vsツウ「ウオッカ追悼編」

ウォッカ追悼の意を込めて。
そんなウオッカだが、「なんなじゃぁぁぁぁぁ!」っていう思い出がある。
時は10年ほど前のとある競り場・・・
老馬主「アンタ、また黒い馬買うのかい?」
7号「そうですね、ウオッカとは馬券の相性は悪いんですが、馬体が好きなんで、似たような馬探しちゃうんですよね」
老馬主「アンタ、おかしいっしょ。馬体がすきって言うより、黒い馬しか選んでないっしょ」
7号「いやいや、ちゃんと見てますよ。老馬主さんこそ、見れてます?」
老馬主「じゃぁ、どっちが走る馬選べるか勝負するかい?」
7号「いいですね!じゃぁ、再来年のダービーまでの勝負でより稼いだほうが勝ちということで良いですか?」
老馬主「いいよ。でも負けたらどうすんだい?」
7号「負けたら、その年のダービーから有馬記念までの東京での飲食代僕が全部払いますよ」
老馬主「ははははは、馬鹿だねーそれだけで、1000万近くかかるよ、それでもやるかい?」
7号「いえいえ、そう簡単には負けませんから!それこそ、老馬主さんがまけたらどうするんですか?」
老馬主「嫁、やるよ」
7号「は?奥さん?」
老馬主「そう、ウチの嫁アンタにやるよ」
いらねぇぇぇぇぇ!
っていえたとかいえなかったとか・・・。
そもそもさ、自分の嫁を「やるよ」って差し出す人に初めて出会ったわけで、しかも、おれよりも倍近く生きてるじーさんの嫁もらってどうすんじゃ!って話だからね。なんなら、体よく介護押し付けられてるみてーなね。だからバチあたって自分が倒れるんだろうな。
でこの勝負の結末・・・。
7号「俺決めましたよ!」
老馬主「へぇ、何番の馬行くんだい?」
7号「48番と113番ですね」
老馬主「へぇ、頑張ってね」
7号「老馬主さんは何番競るんですか?」
老馬主「教えるわけないっしょ、アンタバカか?ここからは話しかけないでくれるかね?」
って、おいいいいいい!
人の狙った馬だけ聞いて、自分はいわねーのかよ!
クッソーぜってー負けねー。
セリ場「ハイ御代はー500万ー、700万ー、1000万ー、1000万ー。いませんか?よろしいでしょうか?」
7号「はいよ、1000万!」
不明馬主「1010万!」
セリ場「はい、1010万頂きました、ハイ御代はー御代はー、1100万ー、1100万ー居ませんか?」
7号「だれだよ、ここで10万刻みとか、メンドクセーな、ハイ!1100万!」
セリ場「はい、1100万正面のお客様!1200万ー1200万ー」
7号「もういいから、落とさせてくれよ」
不明馬主「1110万!」
7号「おいおいおいおい、なんだよ10万刻みって・・・」
セリ場「裏手のお客様より、1110万頂きました!はい1200万ー1200万ー」
7号「マジか、誰だよ、俺の値段にチマチマ10万ずつ乗っけてきやがるのは。うーん、もう一声行くか・・・、ハイ1200万!」
セリ場「はい、1200万、正面のお客様より・・」
不明馬主「1210万!」
7号「くっそー、10万刻みのくせに随分偉そうにかぶせ気味に来やがるじゃねーか、もうこうなったら振り切るしかねー!いっせんっさんびゃ!」
不明馬主「1310!!!!」
7号「いっせんさんびゃくごじゅ・・・」
不明馬主「1360!!!!」
7号「いっせんよ・・・」
不明馬主「1410!!!!!!!!!!」
なんなんじゃぁぁぁぁぁ!
もうやめた・・・。
かぶせ気味に10万単位で刻んでくるキモチ悪い人なんかと、競れない、降りる。
セリ場「1450万ー、1450万ーいらっしゃいませんか?ただいま裏手のお客様、1410万円を頂いております、1450万ー、いませんか?よろしいですか?・・・カンカン!」
なんなんだよ、この牛歩戦術みてーなセリは。
どんな馬主が競ってんだよ・・・クソが。
セリ場「〇〇の2009、1410万円。購入者番号36番、北海道、老馬主様のお買い上げ、ありがとうございました」
7号「・・・・・・・・・・・・・・・。」
なんなんじゃぁぁぁぁぁぁぁ!
なんで、老馬主が競り落としてんだぁぁぁぁ!
内輪で競ってどうすんじゃ!ボケ!
と、言えたとか言えなかったとか・・・。
果て無き老馬主との戦いに火蓋が切られた瞬間だった。
この話はフィクションです。
って、ウオッカの話をすると、どうしてもこの時の老馬主との「なんなんじゃぁぁぁぁ!」っていうやりとりが衝撃過ぎて、このエピソードを思い出しちまうんだわ。
それにしても、俺に勝ちたいからって、俺の狙った馬に競りかけてくるかね?
マジで頭おかしいよな、あのじーさん。
追伸
結局、あの時競った馬は5000万ほど稼いでくれて十分にプラスだった。老馬主が喜んでくれたし、「ウチの嫁、危うく7号君に取られるところだったっしょ!危ないわー」とかぬかしてたが、夫婦ともども楽しんでくれてたし、めでたしめでたしだったよ。
っていうか、俺が勝ってもアンタの嫁さんはイラネーけどな!
じじー死ぬまで、嫁大切にしろ!
そして、奥様も、長生きしてくだされ。
VIPコラムだと、老馬主に読まれてる可能性アルからここまでストレートに書けないが、イベントコラムまでは読んでねーだろうから、好き勝手書かせてもらったわ!
ウオッカさん、安らかにお眠りください。
あなたのおかげで沢山の思い出が出来ました、ありがとう。
もうすぐ、老馬主がそっちに行くと思う。
辛口だけど寂しがり屋でいい人なのでよろしく。
以上!
そんなウオッカだが、「なんなじゃぁぁぁぁぁ!」っていう思い出がある。
時は10年ほど前のとある競り場・・・
老馬主「アンタ、また黒い馬買うのかい?」
7号「そうですね、ウオッカとは馬券の相性は悪いんですが、馬体が好きなんで、似たような馬探しちゃうんですよね」
老馬主「アンタ、おかしいっしょ。馬体がすきって言うより、黒い馬しか選んでないっしょ」
7号「いやいや、ちゃんと見てますよ。老馬主さんこそ、見れてます?」
老馬主「じゃぁ、どっちが走る馬選べるか勝負するかい?」
7号「いいですね!じゃぁ、再来年のダービーまでの勝負でより稼いだほうが勝ちということで良いですか?」
老馬主「いいよ。でも負けたらどうすんだい?」
7号「負けたら、その年のダービーから有馬記念までの東京での飲食代僕が全部払いますよ」
老馬主「ははははは、馬鹿だねーそれだけで、1000万近くかかるよ、それでもやるかい?」
7号「いえいえ、そう簡単には負けませんから!それこそ、老馬主さんがまけたらどうするんですか?」
老馬主「嫁、やるよ」
7号「は?奥さん?」
老馬主「そう、ウチの嫁アンタにやるよ」
いらねぇぇぇぇぇ!
っていえたとかいえなかったとか・・・。
そもそもさ、自分の嫁を「やるよ」って差し出す人に初めて出会ったわけで、しかも、おれよりも倍近く生きてるじーさんの嫁もらってどうすんじゃ!って話だからね。なんなら、体よく介護押し付けられてるみてーなね。だからバチあたって自分が倒れるんだろうな。
でこの勝負の結末・・・。
7号「俺決めましたよ!」
老馬主「へぇ、何番の馬行くんだい?」
7号「48番と113番ですね」
老馬主「へぇ、頑張ってね」
7号「老馬主さんは何番競るんですか?」
老馬主「教えるわけないっしょ、アンタバカか?ここからは話しかけないでくれるかね?」
って、おいいいいいい!
人の狙った馬だけ聞いて、自分はいわねーのかよ!
クッソーぜってー負けねー。
セリ場「ハイ御代はー500万ー、700万ー、1000万ー、1000万ー。いませんか?よろしいでしょうか?」
7号「はいよ、1000万!」
不明馬主「1010万!」
セリ場「はい、1010万頂きました、ハイ御代はー御代はー、1100万ー、1100万ー居ませんか?」
7号「だれだよ、ここで10万刻みとか、メンドクセーな、ハイ!1100万!」
セリ場「はい、1100万正面のお客様!1200万ー1200万ー」
7号「もういいから、落とさせてくれよ」
不明馬主「1110万!」
7号「おいおいおいおい、なんだよ10万刻みって・・・」
セリ場「裏手のお客様より、1110万頂きました!はい1200万ー1200万ー」
7号「マジか、誰だよ、俺の値段にチマチマ10万ずつ乗っけてきやがるのは。うーん、もう一声行くか・・・、ハイ1200万!」
セリ場「はい、1200万、正面のお客様より・・」
不明馬主「1210万!」
7号「くっそー、10万刻みのくせに随分偉そうにかぶせ気味に来やがるじゃねーか、もうこうなったら振り切るしかねー!いっせんっさんびゃ!」
不明馬主「1310!!!!」
7号「いっせんさんびゃくごじゅ・・・」
不明馬主「1360!!!!」
7号「いっせんよ・・・」
不明馬主「1410!!!!!!!!!!」
なんなんじゃぁぁぁぁぁ!
もうやめた・・・。
かぶせ気味に10万単位で刻んでくるキモチ悪い人なんかと、競れない、降りる。
セリ場「1450万ー、1450万ーいらっしゃいませんか?ただいま裏手のお客様、1410万円を頂いております、1450万ー、いませんか?よろしいですか?・・・カンカン!」
なんなんだよ、この牛歩戦術みてーなセリは。
どんな馬主が競ってんだよ・・・クソが。
セリ場「〇〇の2009、1410万円。購入者番号36番、北海道、老馬主様のお買い上げ、ありがとうございました」
7号「・・・・・・・・・・・・・・・。」
なんなんじゃぁぁぁぁぁぁぁ!
なんで、老馬主が競り落としてんだぁぁぁぁ!
内輪で競ってどうすんじゃ!ボケ!
と、言えたとか言えなかったとか・・・。
果て無き老馬主との戦いに火蓋が切られた瞬間だった。
この話はフィクションです。
って、ウオッカの話をすると、どうしてもこの時の老馬主との「なんなんじゃぁぁぁぁ!」っていうやりとりが衝撃過ぎて、このエピソードを思い出しちまうんだわ。
それにしても、俺に勝ちたいからって、俺の狙った馬に競りかけてくるかね?
マジで頭おかしいよな、あのじーさん。
追伸
結局、あの時競った馬は5000万ほど稼いでくれて十分にプラスだった。老馬主が喜んでくれたし、「ウチの嫁、危うく7号君に取られるところだったっしょ!危ないわー」とかぬかしてたが、夫婦ともども楽しんでくれてたし、めでたしめでたしだったよ。
っていうか、俺が勝ってもアンタの嫁さんはイラネーけどな!
じじー死ぬまで、嫁大切にしろ!
そして、奥様も、長生きしてくだされ。
VIPコラムだと、老馬主に読まれてる可能性アルからここまでストレートに書けないが、イベントコラムまでは読んでねーだろうから、好き勝手書かせてもらったわ!
ウオッカさん、安らかにお眠りください。
あなたのおかげで沢山の思い出が出来ました、ありがとう。
もうすぐ、老馬主がそっちに行くと思う。
辛口だけど寂しがり屋でいい人なのでよろしく。
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