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【2024年ジャパンカップをデータで的中！】100％データにビンゴ！今年はチェルヴィニアとドウデュースの一騎打ち!? 穴は晩成種牡馬の産駒！




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは、日曜東京のメイン・ジャパンカップ（GI・東京芝2400m）の予想をお届けします。

■天皇賞・秋と秋華賞に100％データを発見！

ジャパンカップの好走馬は主に3つのレースがステップになっています。以下はその3レースの過去10年（文中データの集計期間は断りがない限り以下同）の成績です。

■過去10年　ジャパンカップ
　前走レース別成績

・天皇賞・秋／【6.3.5.34】
　勝率12.5％　複勝率29.2％
・京都大賞典／【3.1.0.19】
　勝率13.0％　複勝率17.4％
・秋華賞／【1.2.1.3】
　勝率14.3％　複勝率57.1％

もっとも好走馬を多く輩出しているのは、やはり天皇賞・秋。そして同レースの取捨なのですが、同レースの1着馬はなんと【2.0.3.0】という成績で、全馬が3着内に好走。つまり100％データになっています。

そもそも天皇賞・秋の勝ち馬はジャパンカップに強く、2000年まで遡っても【4.2.7.2】複勝率86.7％という好成績。また、着外に敗れた2頭は当日8番人気、5番人気と、天皇賞馬にもかかわらず、あまり人気になっていませんでした。当日3番人気以内に限れば、【4.1.6.0】と、またも100％データが出現します。

今年の天皇賞・秋優勝馬・ドウデュースは、間違いなく3番人気以内にはなるでしょう。データからは、ドウデュースは“好走確実！”と判定することができます。

続いて、複勝率57.1％と、好走率がもっとも高い秋華賞組。

秋華賞1着馬は【1.1.1.1】複勝率75.0％。このうち、前走が秋初戦だと【1.1.1.0】。また、前走上がり2位以内だと【1.1.1.0】。いずれも好走率100％です。秋華賞勝ち馬ながら8着に敗退した2015年ミッキークイーンは、秋華賞が秋2戦目で上がりも4位と、いずれの条件もクリアできていませんでした。

今年の秋華賞優勝馬・チェルヴィニアは、前走が秋初戦で、上がり順位は2位。いずれの好走条件もクリアしており、同馬も100％データに該当します。

つまり、今年のジャパンカップには、2頭の“100％データ・ホース”が出走するのです。データ的にも、また馬の能力的にも、今年はかなりの確率でこの2頭が馬券内に入ると見ています。

■ほかにも推し材料が満載!!

この2頭は100％データ以外にも、推し材料が満載です。

ドウデュースは5歳牡馬。ジャパンカップは意外にもこの10年、3歳牡馬から勝ち馬は出ておらず、好走率がもっとも高いのは【3.3.4.27】複勝率27.0％の5歳。また、同馬の父ハーツクライの産駒は3、4歳だと連対もないのですが、5歳になると【2.1.0.2】複勝率60.0％と、成績が跳ね上がります。

前走・天皇賞・秋の驚異的な勝ち方を見ても、5歳の秋、そして晩成タイプのハーツクライ産駒のドウデュースは、いま最盛期にあると見て間違いないのではないでしょうか。

一方、チェルヴィニアはジャパンカップで有利と知られる3歳牝馬。古馬の牡馬より4キロも軽い斤量54キロは、もはや反則レベルです。笑

さらに前走・秋華賞は2着に0秒3もの着差をつけて快勝。秋華賞創設以来、2着に0秒3以上の着差をつけて勝利した馬は、1997年0秒4差のメジロドーベル（エリザベス女王杯連覇などGI5勝）、2002年0秒6差のファインモーション（次走・エリザベス女王杯優勝、マイルCS2着）、2019年0秒3差のクロノジェネシス（宝塚記念連覇、有馬記念）と、いずれも歴史的な名牝でした。

秋華賞はマギレの起きやすい小回りコースで、リバティアイランドやジェンティルドンナといった三冠牝馬も苦戦したレース。そんな難しいレースでも大きな着差をつけて勝つ馬は、能力が抜けて高いと判断することができるわけです。

このように、ドウデュースもチェルヴィニアもスキは見当たらず、ほぼ互角の存在。追い切りも良好で、甲乙つけがたいとは、まさにこのことです。

正直、私も優劣をつけられず、最後は下記の“切り札”に頼ることにしました。

■過去10年　ジャパンカップ
　枠別成績

・1枠／【5.4.1.7】
　勝率29.4％　複勝率58.8％
・2枠／【2.0.4.13】
　勝率10.5％　複勝率31.6％
・3枠／【2.1.1.16】
　勝率10.0％　複勝率20.0％
・4枠／【0.2.0.18】
　勝率0.0％　複勝率10.0％
・5枠／【0.1.0.19】
　勝率0.0％　複勝率5.0％
・6枠／【0.1.0.19】
　勝率0.0％　複勝率5.0％
・7枠／【1.1.2.21】
　勝率4.0％　複勝率16.0％
・8枠／【0.0.2.25】
　勝率0.0％　複勝率7.4％

ジャパンカップは内枠有利が有名なレース。そして実際データをとっても、ご覧の通り、内枠が圧倒的に有利で、外枠にいくほど成績は低下していきます。1枠からは5頭もの勝ち馬が出ているのに対し、8枠は1着どころか連対すらないのです。

ドウデュースは3枠3番。対してチェルヴィニアは6枠9番。

この枠の差で、ドウデュース（牡5、栗東・友道）を本命にすることにしました。

ドウデュースの追い込み脚質を考えると、有利と言われる内枠が逆に仇になるリスクは大いに考えられます。また、今年は先行馬が極端に少ないうえに、中枠から内枠は差し追い込みタイプばかり。この並びなら、チェルヴィニア＆ルメール騎手がさっと先手をとって、外枠の不利を打ち消し、有利な展開に持ち込む可能性もあるでしょう。

私もそう考えて、チェルヴィニアを本命にしようといったんは考えました。ただしそれも結局は“仮定の問題”であり、ドウデュースが道中内枠の利を生かしつつ、直線でもスンナリ抜け出す可能性だって十分あるわけです。

そう考えれば、もう堂々巡り。ならば、ここは素直に枠の傾向に従おうと思いました。

内でドン詰まったり、スローの前残りで外差しが届かなかったりしたら、それはもう“展開のアヤ”として諦めるほかありません。今年のジャパンカップは、ドウデュースの末脚に賭けることにしました。

〈2024年ジャパンカップ 予想〉
◎3　ドウデュース
○9　チェルヴィニア
▲4　ジャスティンパレス
☆7　シンエンペラー
注5　シュトルーヴェ
注1　ゴリアット
△10 ドゥレッツァ
△6　ダノンベルーガ

買い目
【馬単/マルチ】3⇔9,4,7,5,1,10,6（14点）
【3連複/フォーメ】3＝9,4,7,5,1＝9,4,7,5,1,10,6（20点）
【3連単/2頭軸マルチ】3,9＝4,7,5,1,10,6（36点）
【3連単/フォーメ】3⇒9,4,7,5⇒9,4,7,5,1,10,6（24点）

○チェルヴィニアは当然、対抗評価。100％データ該当馬なのですから、楽勝される可能性も十分あるでしょう。

▲ジャスティンパレスは4歳時の天皇賞・春秋のパフォーマンスが出せれば、アタマまであります。鞍上・クリスチャン・デムーロ騎手はもちろん怖いですし。

☆シンエンペラーは先行したら一発大駆けがありそう。内枠ではないものの同馬より内は行き脚がつかない馬ばかりで、積極騎乗がウリの坂井騎手であれば、先手を取ってくる可能性があります。

注1番手のシュトルーヴェは目黒記念で見せた末脚がハマれば3着くらいはあるかな、と。

注2番手のゴリアットは外国馬で唯一シルシを打った馬。能力自体は間違いなく、日本馬を含めても最上位クラス。あとはポジションを取れたうえで、日本の高速馬場に対応できるかどうか。この枠から無理なく先行できれば、突き抜ける可能性もなきにしもあらず。

ディープインパクト産駒として注目を集めるオーギュストロダンは外目の枠を引いたこともあり無印。BCターフは2分24秒台の速いタイムで優勝しているものの、レースを見れば出脚は鈍く、この枠ではポジションが取れなさそう。また勝ち方もポッカリあいたインを突いた恵まれたもので、それでシャフリヤールと3/4＋1/2馬身差であるのなら、同馬とさほど力量差がないのではないかと。

今年のメンバーではシャフリヤールレベルでは馬券内は厳しいと思うことと、にもかかわらずそこそこ人気にもなっているので、ここは消すこととしました。勝たれたときは、19年ぶりの外国馬優勝と同馬の引退式に素直に拍手を送りたいと思います。あと、ファンタスティックムーンもこの外枠は厳しいと見ました。

もしドウデュースがここを勝てば、ゼンノロブロイ以来20年ぶりの秋の王道GI3連勝があるかもしれませんね。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年福島記念】
本命◎ダンディズムで3連複1万9070円的中！
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【2024年アルゼンチン共和国杯】
本命◎クロミナンスで馬単1万9000円＆3連複2万5070円的中！
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【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
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【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
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【調教診断・ジャパンカップ】調教ライター・西村武輝