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こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは、土曜京都のメイン・京都2歳ステークス（GIII・京都芝2000m）の予想をお届けします。

■世代初の2000m重賞だけにタフさが求められる

まず京都2歳ステークスにはわかりやすいレース傾向があります。以下は過去10年の前走クラス別成績です。

■過去10年　京都2歳ステークス
　前走クラス別成績

・新馬／【3.1.3.16】
　勝率13.0％　複勝率30.4％
・未勝利／【2.3.3.23】
　勝率6.5％　複勝率25.8％
・1勝クラス／【2.0.3.16】
　勝率9.5％　複勝率23.8％
・OP特別・リステッド／【2.6.0.8】
　勝率12.5％　複勝率50.0％
・GIII／【1.0.1.7】
　勝率11.1％　複勝率22.2％
・GII／【0.0.0.5】
　勝率0.0％　複勝率0.0％

このように、OP特別・リステッド組が複勝率50.0％と、好走率トップに立っています。

京都2歳ステークスは世代初の2000m重賞であり、タフさが求められる一戦。流れや相手関係が厳しくなるオープンで揉まれた経験が、条件戦しか走っていない馬よりも有利に働くのだと推測できます。一方で重賞組が振るわないのは、ここまでの2歳重賞は距離1600m以下が大半で、2000mへの距離延長がこたえるから。実際、好走馬2頭はいずれも1800mの札幌2歳S組でした。

さらにこのOP特別・リステッド組の前走場所を調べると、前走関東場だと【0.1.0.3】複勝率25.0％に対し、前走関西場だと【2.5.0.5】複勝率58.3％。関西馬が強いレースだけに、前走関西を使っているほうが臨戦過程的に有利なのだと思われます。

今年、前走で関西のOP特別・リステッドに使われたのは、野路菊S1、2着のエリキングとジョバンニの2頭。ここは素直に、1着のエリキング（牡2、栗東・中内田）を本命にします。

■京都開催の1番人気が信用できる！

京都開催の本レースも他の秋季京都重賞の例に漏れず、2020年から2022年は競馬場の大規模改修のため阪神で代替開催されました。

そこで、京都開催と阪神開催を見比べたところ、阪神開催時は1番人気が3頭すべて着外に敗れていたのに対し、京都開催時は【3.2.1.1】複勝率85.7％と、着外に敗れたのは1頭だけ。しかもそれは重賞昇格初年度の2014年の話で、10年も前の古い事例になります。それ以降、京都開催では6年連続で1番人気は好走しているのです。

つまり、京都開催での1番人気はかなり信用できるということ。エリキングはおそらく1番人気に推されると思いますので、まずこの点でアドバンテージを見ました。

それに、単純に前走のレースを見ても、着差は0秒1ながら2着のジョバンニには完勝。たしかに上がりタイムは向こうが1位ですが、その差はわずか0秒1。しかもゴール前の脚色を見るとジョバンニは全力だったのに対し、エリキングには余裕がありました。あれなら、距離が1ハロン延びても着順が入れ替わることはなく、むしろ差を広げたかもしれません。

さらにエリキングは前走プラス14キロと大幅に体が増えていたのに対し、ジョバンニはプラス2キロ止まり。大幅馬体増でオープンを完勝したのですから、2歳馬の成長過程としてひじょうに高く評価することができます。そもそも前走はやや余裕残しに映りましたし。

とどめに好感を持ったのは、枠です。京都の芝は明らかに外有利になっており、今週からＣコース替わりといっても、その傾向は変わらないでしょう。8頭立てとはいえ、大外は有利だと思いますし、またゲートが悪い同馬にとって、最後入れになることと、出遅れてもリカバーしやすい大外枠は大歓迎のはずです。

エリキングは1番人気必至ですが、穴党の私もここはさすがに逆らえませんでした。

〈2024年京都2歳ステークス 予想〉
◎8　エリキング
○4　ジョバンニ
▲2　サラコスティ
☆3　ウォータークラーク
注6　ローレルオーブ
△7　スリーキングス
△5　クラウディアイ

買い目
【3連複/フォーメ】8＝4,2,3,6＝4,2,3,6,7,5（14点）
【3連単/フォーメ】8⇒4,2,3,6⇒4,2,3,6,7,5（20点）

○ジョバンニはもう1頭しかいない前走OP特別組なので、当然対抗。▲サラコスティも初戦で本命エリキングの2着に走っているので、こちらも高評価。☆ウォータークラークは京都の武豊騎手への乗り替わりに好感を持ちました。

均等買いだとガミる目もありそうですが、シャカリキに勝負するレースとも思えないので、ここはヒモ荒れのチョイ荒れに期待。あとはエリキングがどれだけの走りをしてくれるのか、そこに注目したいと思います。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
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【2024年函館記念】
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【2024年日本ダービー】
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