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【2024年アルゼンチン共和国杯をデータで的中！】ルメール＆川田の居ぬ間に笑うのは、クロミナンスか？セレシオンか？はたまたサヴォーナか？




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは、土曜東京のメイン・京王杯2歳ステークス（GII・東京芝1400m）の予想をお届けします。

■前走重賞連対馬が好成績！

京王杯2歳Sは、まず前走連対が大きな好走条件のひとつ。過去10年（文中データの集計期間は断りがない限り以下同）、前走1着馬は【5.8.9.60】、前走2着馬は【3.0.0.11】と3着内の8割以上を確保。3着以下から馬券になったのは5頭しかいません。

続いて、前走連対馬の前走クラス別成績を調べると…

■過去10年　京王杯2歳S
　前走・1、2着馬限定
　前走クラス別成績

・新馬／【2.1.1.16】
　勝率10.0％　複勝率20.0％
・未勝利／【0.2.2.26】
　勝率0.0％　複勝率13.3％
・1勝クラス／【0.0.2.3】
　勝率0.0％　複勝率40.0％
・OP特別／【2.2.3.13】
　勝率10.0％　複勝率35.0％
・GIII／【4.3.1.12】
　勝率20.0％　複勝率40.0％

当然かもしれませんが、前走重賞のGIII組の成績がもっとも高くなっていました。

今年のメンバーで前走GIIIで連対したのは、小倉2歳S1、2着のエイシンワンドとクラスペディアの2頭だけです。

もともと小倉2歳S組は京王杯2歳Sでよく走り、その成績は【3.1.1.7】複勝率41.7％とかなり優秀。そのうえ今年は変則開催で、小倉ではなく東京と同じ左回りの中京で施行されました。例年以上にリンクする確率が高まると見ていいのではないでしょうか。

というわけで、本命候補は小倉2歳S連対馬の2頭。このうち本欄は、クラスペディア（牡2、栗東・河嶋）を上に取りました。

クラスペディアは重賞連対馬ながら、まだ未勝利の馬。それ以上にエイシンワンドとの対戦成績は2戦2敗で、二択で選ぶのならエイシンワンドではないか？　と思われる方も多いと思います。

しかし前走のレースを見ると、クラスペディアは4コーナーでエイシンワンドよりもかなり外を回り、直線も外を通る距離ロスがありました。それでいてゴール前の脚色は明らかにクラスペディアのほうが上。あと1ハロン距離が長かったら、クラスペディアが先着していたのではないか、と見たわけです。

それともうひとつ、確かにクラスペディアはエイシンワンドに2連敗していますが、着差は新馬戦の「0秒2」から小倉2歳Sの「0秒1」へと、わずかながらタイム差を縮めています。しかも新馬戦はクラスペディアの完敗だったのに対し、小倉2歳Sは先述のように惜しい内容。

こう見ると、エイシンワンド以上に、クラスペディアのほうが成長曲線のベクトルが上回っているように感じるのです。2、3歳戦で重要なのは前走のパフォーマンス以上に、そこからどれだけ成長するか、パフォーマンスを上昇させるかを予測すること。近2走の着差と前走の走りを見る限り、エイシンワンドよりもクラスペディアの上昇のほうが大きいと判断したのです。

■クラスペディアは道悪巧者では？

また、土曜東京は雨の予報が出ており、馬場が渋る公算が高い。これはエイシンワンドにも言えることですが、重馬場で行なわれた今年の小倉2歳Sで好走した経験は、キャリアの浅い2歳戦においては大きなアドバンテージになります。

さらに父ミスターメロディ×母父アグネスタキオンという配合も道悪向きではないかと。ミスターメロディは現役時代、ダートでも2勝したように馬力のあるタイプ。またアグネスタキオンは不良馬場の弥生賞を圧勝した道悪巧者で、母父としても重馬場のアーリントンCを勝ったホウオウアマゾンや稍重の皐月賞で2着に激走したサンリヴァルなど、道悪が得意な馬を多く輩出しています。

一方で同馬には、大きな心配事があります。それは鞍上の小崎騎手はデビュー11年目でそれなりにキャリアがありながら、いまだ東京では未勝利な点。中山でもわずか1勝で、それもダートでの勝利。関東主場の芝では一度も勝ったことがないのです。

この東京未勝利という事実は、正直、私もひじょうに気になります。くわえて管理する河嶋厩舎も今年開業初年度で、こちらも東京で勝ったことがない。これはさすがに減点材料と言わざるを得ません。

ただし小崎騎手の今年の成績を調べると、騎乗数は少ないながら複勝率は東京がトップで、【0.2.3.6】複勝率45.5％。しかも人気馬の騎乗はほとんどないため、複勝回収率は317％と、大幅なプラス収支を叩き出しています。6月の準OP・江の島Sでは13番人気のカランドゥーラを3着に持ってきて、3連単34万馬券の立役者になりました。

また東京芝の全成績も【0.0.3.6】と、連対こそないものの複勝率は33.3％。人気は最高でも6番人気と、人気薄ばかりでの騎乗だったので、こちらも複勝回収率は312％と資金3倍増を記録していました。

いわばクラスペディアは自身、騎手、厩舎とも“未勝利トリオ”であり、それはファンも承知なので、重賞2着といっても、そこまで人気にはならないと思います。そういう点では、小崎騎手も気負わずに騎乗できるのでは。

枠も5枠10番と、外過ぎず、かつ揉まれない良枠に入ったと思います。配当妙味もありそうですし、ここはクラスペディアから入ります。

〈2024年京王杯2歳ステークス 予想〉
◎10 クラスペディア
○11 マイネルチケット
▲6　ヒシアマン
☆3　エイシンワンド
注4　ヤンキーバローズ
注13 レモンバーム
△5　エンドレスサマー
△12 シンフォーエバー
△7　パンジャタワー
△2　リアルショット

買い目
【単勝】10（1点）
【馬単/マルチ】10⇔11,6,3,4,13,5,12,7,2（18点）
【3連複/フォーメ】10＝11,6,3,4,13＝11,6,3,4,13,5,12,7,2（30点）

○マイネルチケットは前走・重賞3着ながら、道悪適性が高いと見越して対抗に。というのも、母エントリーチケットは不良の新馬を圧勝、同じく不良の葵Sで2着、重馬場の北九州短距離Sを快勝と、道悪巧者で鳴らしていたからです。私は適性は父以上に母から強く受け継ぐと考えています。

戸崎騎手も本レースは【1.2.0.5】複勝率37.5％と相性が良く、この点も安心できます。

▲ヒシアマンはデビュー戦でのちにサウジアラビアRCを勝つアルテヴェローチェにクビ差迫った馬。前走は未勝利ながら1秒差、6馬身差の圧勝でした。

本レースは前走着差をつけているほど好走率も高くなる比例関係にあり、0秒6以上着差をつけていると、【1.1.2.3】複勝率57.1％という好成績になります。1番人気濃厚ながら、今年のメンバーでダントツの着差をつけた同馬の評価をこれ以上下げることはできません。

☆エイシンワンドはクラスペディアを本命にしているのですから、当然高評価。ただし、ここはけっこう行きたい馬が多いうえに馬場が悪くなると、内枠は不利になるかな、と思って、シルシが少し下がった次第です。

小崎騎手は先述したように、ここは気楽に乗れる立場。東京初勝利が重賞制覇となるよう期待します。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中！
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【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
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【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
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