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こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは、京都メインの京都大賞典（GII・芝2400m）の予想をお届けします。

■ここはさすがに逆らえない！

いきなりですが、本命はブローザホーン（牡5、栗東・吉岡）とします。

京都大賞典は前走・宝塚記念組がひじょうに強く、過去10年、阪神開催の2021・2022年を含めても、【4.3.6.14】複勝率48.1％と、5割に迫る好走率。

さらにこれを前走着順別に見てみると、前走4着以下と着外に敗れた馬は【2.2.6.14】だったのに対し、前走3着内と馬券内に好走した馬は【2.1.0.0】。

サンプルが少ないながらも、宝塚記念で馬券になった馬は100％連対を果たしていたのです。

また、京都で開催される京都大賞典はコース適性がある馬が有利。京都開催の近8年、京都芝の重賞勝ちがある馬は【5.4.3.19】複勝率38.7％と、上々の成績を残しています。

ブローザホーンは京都巧者として有名で、京都芝を5戦して3勝2着1回。重賞も京都で代替開催された今年の宝塚記念と日経新春杯に勝利し、天皇賞・春も2着に好走しました。

現在の充実度は目を見張るものがありますし、しかも得意の京都とあっては崩れるシーンは想像つきません。元来、京都大賞典はGI実績のある実力馬がしっかり走る重賞。グリグリの1番人気でしょうが、ここは逆らわず素直に本命といたしました。

ただし、ひとつだけ気になるのは大外枠を引いたこと。京都で行なわれる京都大賞典は内枠が有利で、京都開催の近8年、1-7番枠が【7.4.6.39】複勝率30.4％であるのに対し、8番から外は【1.4.2.43】複勝率14.0％。外枠から勝ち馬は1頭しか出ていませんし、好走率も内枠の半分以下です。

しかもブローザホーンはかかる面がある馬で、前に壁を作りにくい大外は歓迎できない。おまけに前走から1ハロン延長も微妙にマイナスです。

同馬の秋の目標はジャパンC、そして有馬記念でしょうから、ここはシャカリキに勝ちには来ていないはず。アタマを取りこぼす恐れは十分あると見ています。

■配当妙味は▲印と☆印に託す！

対抗も2番人気確定のサトノグランツ。今年のメンバーで京都芝重賞勝ちがあるのは、先のブローザホーン以外では、サトノグランツ、ディープボンド、プラダリアの3頭。このうちディープボンドは昨年1番人気ながら3着に取りこぼしているうえ、今年7歳でさすがに衰えが感じられる。またプラダリアは夏負けで調子がまだ万全ではない様子。

一方、サトノグランツは伸び盛りの4歳ですし、同コースの年明けの日経新春杯ではブローザホーンから0秒3差の3着。古馬初挑戦かつハンデは0.5キロ重かったのですから、それを考慮すればブローザホーンに迫る内容だったと思います。

枠も絶好の1番枠に入りましたし、アタマを獲るのはこちらかもしれません。

配当妙味はこのあとの2頭に期待します。

1頭目はシュヴァリエローズ。京都大賞典は京都重賞らしくディープインパクト産駒がよく走ってくる。京都開催近8年では【5.0.2.16】と、5頭もの勝ち馬を送り出しています。

今年のディープ産駒はプラダリアと、このシュヴァリエローズの2頭。プラダリアは前述のように調子いまひとつのようで、狙うならシュヴァリエローズかと。

また同馬の京都成績は3戦1勝と一見普通なのですが、負けた2戦は道中13番手と位置取りが悪かったカシオペアSと今年の京都記念4着で、どちらも大きく負けていません。ディープ産駒であることと合わせて、京都適性が高いのではないかと見ています。

さらに同馬はこれまで、ずっと2000m以下のレースに使われてOPで勝ち切れなかったのですが、3走前の京都記念から2200m以上に距離を延ばすとと、4着→3着→2着と着順を上げ続けています。

これを見ると実は長距離に適性があり、これまで勝ちあぐねていたのは合わない距離に使われてきたからではないかと思うのです。

枠も4番枠といいところ。京都芝2400mの適性が高いことに期待して、単穴3番手評価といたします。

もう1頭はケイアイサンデラ。前走準OPを勝ち上がったばかりですが、意外なことに京都大賞典は前走3勝クラス勝ち上がりが、過去10年【1.1.1.3】。複勝率50.0％の高い好走率をマークしているのです。

それと前走・ムーンライトハンデはハナ差の辛勝ながら、ラップ面に見どころがありました。というのもラスト4ハロンが「11秒9＝11秒7＝11秒6＝11秒7」と11秒台のラップが最後まで続き、またラスト1ハロンがあと0秒1速ければ、加速ラップにもなっていたからです。しかもスローペースならまだしも、前半3ハロンは34秒2と、かなり速かったので、なおさらこのラップは価値が高い。

近5年、中京芝2200mの準OP以上のレースを調べると、全18戦中、ラスト4ハロンがすべて11秒台だったのは4レース。このうちラスト1ハロンが0秒1の減速にとどまっていたのは、2022年の日経新春杯とこのムーンライトハンデだけでした（残る2レースは0秒3の減速）。

レースを改めて見ると、先行したケイアイサンデラはゴール前、追い込んできた2着馬に迫られながらも、なんとかハナ差凌いで1着になりました。おそらく普通の馬なら、そこでもっと減速して2着以下に落ちていたでしょう。この粘りは地味ながら、高く評価したい。

しかも同馬はこれまで好走はすべて逃げてのものだったのに、前走は控えて初めて結果を出しました。この点も特筆できます。

こちらも枠は2番枠と絶好のところ。父はディープ後継のシルバーステートですし、穴駆けに期待して4番手の☆評価といたします。

〈2024年京都大賞典 予想〉
◎11 ブローザホーン
〇1　サトノグランツ
▲4　シュヴァリエローズ
☆2　ケイアイサンデラ
△7　ディープボンド
△6　スマートファントム
△9　ドクタードリトル
△8　プラダリア

買い目
【馬単/マルチ】11⇔4,2（4点）
【馬単/マルチ】1⇔4,2（4点）
【3連複/フォーメ】11,1＝4,2＝11,1,4,2,7,6,9,8（20点）
【3連単/フォーメ】11,1⇒11,1,7⇒4,2（8点）
【3連単/フォーメ】11,1⇒4,2⇒11,1,7（8点)
【3連単/フォーメ】2⇒11,1⇒11,1,4,7（6点)

馬券の組み立ては、古き良き「ＡＢ＝ＸＹ」方式で（若い人はわからんだろーなー・苦笑）。本命サイド◎○と穴サイドの▲☆とを組み合わせたかたちです。

基本的に勝つのはブローザホーンかサトノグランツのどちらかだと思うので、3連単の1着付けはこの2頭。ただしケイアイサンデラはもしかしたらの逃げ切りもあるかと思い、同馬1着の3連単も特別ボーナス馬券として押さえておきます。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中！
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【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18677/0/113

【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18077/0/113

【2024年平安ステークス】
◎ハピで馬単6840円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113

【2024年天皇賞・春】
◎テーオーロイヤル、☆ディープボンドで3連複7750円的中！
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