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新潟2歳S◎プロクレイア3着好走！【2024年新潟記念をデータで的中！】4勝2着2回の王道ホースを狙い撃て！　アリスヴェリテとエーデルブルーメ、罠馬はどっち!?




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは中京のメイン、小倉2歳ステークス（GIII、芝1200m）の予想をお届けします。

■過去のレースデータはまったく参考にならない

阪神競馬場改修工事の影響で、今年夏以降の関西場は開催日程が大きく変更されています。この小倉2歳ステークスも本来の小倉芝1200mではなく、中京の芝1200mで行なわれます。

したがって過去のレースデータはまったくといっていいほど参考にならない。コースレイアウトが大きく異なるうえに、そのため出走馬の顔ぶれも例年とは大きく異なりますから（例年なら前走小倉組が大半を占めるのに、今年は4頭しかいない）。おまけに中京競馬場は台風の影響で開催すら危ぶまれる状況で、馬場は間違いなく道悪になります。

道悪データはただでさえレース例が少ないのに、それが2歳戦となるともっと限られてしまう。そもそも中京芝1200mで行なわれる2歳重賞自体、存在しないのですから、かりに2歳戦のデータがあったとしても、それが参考になるとは到底思えません。

まさにデータ担当泣かせの一戦。というわけで、今回は出走各馬の分析と、土曜日の芝レースの結果を考慮しながら、予想を進めたいと思います。

■人気サイドで疑わしい馬とは!?

今回、上位人気が予想される中で疑わしく思っている馬が何頭かいます。

まずレイピアは前走タイムが優秀で後続も突き放しましたが、このときの小倉は向正面で追い風が吹いていました。同馬は前半33秒4＝後半34秒8で逃げ切ったのですが、風を考慮するとこれはイーブンに近い楽なペース。2レースあとの3歳未勝利・牝馬限定戦は前半32秒7でも逃げ馬が勝ちましたからね。

今回は逃げ先行馬が多いので、前走のような楽逃げは望めず苦戦を強いられるはずです。

続いてアーリントウロウは前走レコード勝ちで注目を集めていますが、このときの新潟も向正面で強い追い風が吹いており、逃げ先行馬に有利な状況。レコードが出たのもそのおかげですし、1分20秒6のタイム自体、前日の3歳未勝利でも出ていたように、驚くような記録でもありません。

そして函館2歳S3着のエンドレスサマーは、前走も新馬勝ちもいずれも内ラチを頼っての好走。大外枠で初めてラチを頼れない競馬で、果たして好走できるのでしょうか。ただし、明日の中京自体は、外枠がいいとは思います。

上位人気で信頼できそうなのは、唯一中京芝1200mで勝利しているエイシンワンドではないか？　と見ています。

■本命は先行有利な流れで差し切った馬

ならば本命はエイシンワンドか…となりそうですが、同馬も前走、前半追い風に助けられての先行押し切りだったので、そこまで強い勝ち方だったとは思いません。

本命に抜擢したのは、アブキールベイ（牝2、栗東・坂口）です。

まず今回のメンバーを見ると、逃げ先行馬が揃ったうえに、積極先行の騎手とコンビを組んでいる馬が多い。レイピアの松山騎手、アーリントンロウの西村淳騎手、エイヨーアメジストの酒井騎手あたりは競り合っても簡単には引かない乗り役です。

おまけに馬場も悪いわけですから、レースの流れが厳しくなる公算が大。ならば狙いは差し馬になります。

アブキールベイは前走、中団前目から直線大外を回して差し切り勝ち。スローに流れたとはいえ、ラスト3ハロンは「12秒1＝12秒1＝11秒3」という加速ラップを記録していました。

くわえて、このときの福島も前半追い風で先行有利な風向きであり、それを差して勝った点は高く評価できます。

もうひとつ同馬で評価したのは、父がファインニードルである点。ファインニードルの父・アドマイヤムーンは道悪巧者で有名な種牡馬ですが、その息子も道悪の成績が優秀なのです。ファインニードル産駒の芝レースの馬場状態別の成績（先週まで）は以下の通り。

■ファインニードル産駒　芝レース
　馬場状態別成績

・良馬場／【24.19.17.191】
　勝率9.6％　複勝率23.9％
・稍重馬場／【5.2.9.30】
　勝率10.9％　複勝率34.8％
・重馬場／【3.3.3.15】
　勝率12.5％　複勝率37.5％
・不良馬場／【1.1.0.3】
　勝率20.0％　複勝率40.0％

このように馬場が悪化するほど好走率が高くなっているのです。これは1200mに限っても同様の傾向が出ており、母数は少ないものの重馬場では【3.0.3.7】勝率23.1％、複勝率46.2％と、全体よりもさらに数字が良くなっていました（不良馬場は【0.0.0.1】と事例が1件のみ）。

アブキールベイの前走は福島の牝馬限定戦ということもあり、レースレベル自体は決して高くありません。それでも、流れが差し馬に向き、同馬に父由来の道悪適性があれば、3着内に食い込むことは可能ではないか、と考えたのです。

小柄な牝馬なので、正直枠は外枠が欲しかった。それでも、中京は前日発売が行なわれないためオッズはわからないものの、おそらく人気はないものと思われます。

上位人気馬に不安を感じていることからも、ここは人気薄・アブキールベイから入りたいと思います。

〈2024年小倉2歳ステークス 予想〉
◎3　アブキールベイ
○5　ポートデラメール
▲8　エイシンワンド
☆9　タマモティーカップ
注13 エンドレスサマー
△11 ジャスパーディビネ
△6　ベルビースタローン
△10 アーリントンロウ
△4　レイピア

買い目
【単勝】3（1点）
【馬単/マルチ】3⇔5,8,9,13,11,6,10,4（16点）
【馬単/BOX】5,8,9（6点）
【3連複/フォーメ】3＝5,8,9,13＝5,8,9,13,11,6,10,4（22点）

〇ポートデラメールも前走の差し脚が目立った一頭。近親にシャフリヤールやアルアインがいる良血で、兄のアルナシームは先日中京記念で重賞初制覇を果たしたばかり。

血統的にも推せる馬で当初は本命にする考えもありました。けれどもアブキールベイ以上に小柄な馬体と、前走があまりにもスロー過ぎた点を懸念して、対抗評価にとどまった次第。

▲エイシンワンドは先述の通り、コース勝利経験を最大限に評価して。☆タマモティーカップは前走内容は平凡なものの、外目の枠で差し脚が生かせる点に好感を持ちました。

本命アブキールベイからの馬券とは別に、〇▲☆の馬単ボックスも購入します。

小柄なアブキールベイはこの枠から揉まれ込んだらアウトなので、西塚騎手には発馬後すぐにでも、うまく外目に持ち出してほしいと思います。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/19221/0/113

【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18677/0/113

【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18077/0/113

【2024年平安ステークス】
◎ハピで馬単6840円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113

【2024年天皇賞・春】
◎テーオーロイヤル、☆ディープボンドで3連複7750円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113

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