◆【随時更新中｜3/29的中速報】白熱のバトロワ第2弾開幕！GI前の軍資金稼ぎは先週日曜4の4山田ら主宰者陣におまかせ！【日経賞/毎日杯2025予想】

毎日杯の予想コラムで地方競馬の話題について触れましたが、もう一つ地方競馬の話題を。

先週の17日。2026年のJBC競走が金沢競馬場で開催されることが決定しました。当地で開催されるのは、2013年、21年に続いて3回目。ただ、JBC2歳優駿に関しては、これまでどおり門別競馬場で開催されます。

石川県内をはじめとする北陸地方では、昨年の1月1日に能登半島地震が発生し、9月には豪雨災害にも見舞われてしまいました。復旧、復興には時間がかかるかもしれませんが、このJBC開催が被災者の方々の希望や心の支えとなることを祈るばかりです。

JBCには、昨年の佐賀を見てもわかるように、町おこしや地域振興（活性化）などの側面もあります。金沢に関しては、北陸新幹線が開通して来年で11年。さらにそれが昨年は敦賀まで延伸され、首都圏からはもちろん、関西方面からもこれまで以上に気軽に行けるようになりました。
集客や馬券の売り上げ、条件を考えれば南関、特に大井競馬場で開催するのが最も無難だとは思います。ただ、今週は、笠松や高知で今年度の馬券発売額が過去最高だったという、喜ばしいニュースも入ってきました。勝手な考えというのは重々承知で、条件などを考慮すれば現実的に開催が難しい競馬場もあるかもしれませんが、JBCを「地方の地方競馬場」で開催する機会をもう少し増やしてもらいたいというのが私の意見です。

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それでは予想に。

今回は、日経賞の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

（1）前走人気
（2）今回の馬番
（3）生月
（4）前走着差（着順）
（5）前走の馬場状態
（6）前走場所
（7）キャリア
（8）父の系統
（9）母父の系統
（10）前走頭数
（11）前走3コーナーの位置取り
（12）前走距離

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記12項目。その中で（1）は前走人気について。
日経賞は、前走6番人気以下だった馬が［0-1-0-37/38］と、大不振。一方、前走5番人気以内だった馬は［5-4-5-14/28］。勝率17.9％、複勝率50.0％。単勝回収率79％、複勝回収率116％。これだけ該当馬がいながら、半数が好走していました。
◇該当馬＝マイネルウィルトス、マキシ、アーバンシック、シュヴァリエローズ

次は（2）。今回の馬番。
馬番を奇数と偶数に分けたとき、日経賞で好走率が高いのは偶数番を引いた馬。ただ、好走馬の大半は、どういうわけか毛色が鹿毛か栗毛で［3-4-1-8/16］。勝率18.8％、複勝率50.0％。単勝回収率89％、複勝回収率128％。こちらも該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝マキシ、チャックネイト、ホウオウノーサイド、バビット

（3）は生月です。
近年の日経賞は、2月生まれの成績が良く［3-1-3-8/15］。勝率20.0％、複勝率46.7％。単勝回収率49％、複勝回収率125％。複勝率はわずかに50％を下回っているものの、十分に買い条件といえます。
◇該当馬＝ハヤヤッコ、マイネルクリソーラ、リビアングラス

（4）は、前走着差について（着順）。
前走10着以下に敗れた馬が［0-1-0-12/13］と、苦戦している当レース。一方、前走1着か、勝ち馬からの着差が0秒6以内。なおかつ、その時の出走頭数が今回と同じか今回のほうが少ない馬が、今回1から6枠に入ると［3-2-3-5/13］。勝率23.1％、複勝率61.5％。単勝回収率126％、複勝回収率110％。非常にややこしい条件ですが、複勝率は6割を超えていました。
◇該当馬＝マテンロウレオ、アーバンシック、マイネルエンペラー

（5）は前走の馬場状態で、ここは2パターンご紹介します。まずは、前走芝・良馬場のレースに出走した馬。
こちらは、栗東所属騎手が騎乗すると［1-4-2-6/13］。勝率7.7％、複勝率53.8％。単勝回収率48％、複勝回収率138％で、文句なし。
◇該当馬＝アーバンシック、シュヴァリエローズ

一方、前走が芝かつ稍重か不良馬場のレースに出走した馬もまずまずで［2-1-2-6/11］。勝率18.2％、複勝率45.5％。単勝回収率108％、複勝回収率121％と、頑張っていました。
◇該当馬＝ブレイヴロッカー、バビット、リビアングラス

（6）は前走場所。
過去5年の3着内馬15頭中13頭は、前走も中山の重賞に出走した馬。そのうち、前走人気＜着順だった馬（前走1番人気3着など）は［4-1-4-3/12］。勝率33.3％、複勝率75.0％。単勝回収率132％、複勝回収率182％と、超抜の成績でした。
◇該当馬＝アラタ、チャックネイト、アーバンシック、ハヤヤッコ

（7）はキャリアです。
消耗の少ない馬が好走している当レース。具体的には、キャリア15戦以下で、今回の斤量が55キロと56キロ以外であれば［4-2-2-4/12］。勝率33.3％、複勝率66.7％。単勝回収率156％、複勝回収率150％。凄まじい成績を残していました。
◇該当馬＝マキシ、アーバンシック、リビアングラス

続いては（8）。父の系統についてで、ここも2パターンご紹介します。まずは、キングカメハメハ系種牡馬の産駒。
こちらは、前走馬体重が500kg以下だと［3-3-1-5/12］。勝率25.0％、複勝率58.3％。単勝回収率85％、複勝回収率120％で、文句なし。
◇該当馬＝アラタ、ハヤヤッコ、ブレイヴロッカー、ホウオウノーサイド

一方、ディープインパクト系種牡馬の産駒も頑張っており、こちらは前走馬体重が460kg以上だと［1-2-2-5/10］。勝率10.0％、複勝率50.0％。単勝回収率34％、複勝回収率117％。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝シュヴァリエローズ、リビアングラス

（9）は母父の系統で、またまた2パターンご紹介します。まずは、母父がネイティヴダンサー系とニアークティック系以外の馬。
こちらは、前走馬番が1から5だと［2-1-4-4/11］。勝率18.2％、複勝率63.6％。単勝回収率88％、複勝回収率152％で、複勝率は6割超え。
◇該当馬＝マキシ、マイネルエンペラー、バビット

これに対し、母父がネイティヴダンサー系かニアークティック系の馬は、前走と騎手が同じ（継続騎乗）であれば［3-1-1-4/9］。勝率33.3％、複勝率55.6％。単勝回収率、複勝回収率とも138％と、好調でした。
◇該当馬＝アーバンシック、ハヤヤッコ、シュヴァリエローズ、リビアングラス

（10）は前走頭数。
どういうわけか、近年の日経賞は前走12頭立てのレースに出走した馬の成績が良く［2-1-2-5/10］。勝率20.0％、複勝率50.0％。単勝回収率97％、複勝回収率137％。またまた該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝ブレイヴロッカー、バビット、リビアングラス

（11）は、前走3コーナーの位置取りです。
前走3コーナーで2番手以内に位置していた馬が好調の当レース。過去5年の成績は［2-0-3-5/10］で、勝率20.0％、複勝率50.0％。単勝回収率40％、複勝回収率154％。やはり、該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬＝チャックネイト、ハヤヤッコ、バビット

そして最後は（12）。前走距離について。
前走距離に注目したとき、好走率が抜けて高かったのは2400ｍと2500ｍのレースに出走した馬。そのうち前走時、馬体重がプラスだった馬は［2-3-1-2/8］。勝率25.0％、複勝率75.0％。単勝回収率98％、複勝回収率147％。該当馬は少ないものの、驚異的な成績でした。
◇該当馬＝マイネルウィルトス、アーバンシック、ハヤヤッコ

これら12の条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎7アーバンシック
○15リビアングラス
▲9ハヤヤッコ
☆14バビット
△4マキシ
△13シュヴァリエローズ
△6チャックネイト
△10ブレイヴロッカー

【馬単/マルチ】7⇔15,9,14,4,13,6,10（14点）
【ワイド】7＝15,9,14,4,13,6,10（7点）
【3連複/フォーメ】7＝15,9＝15,9,14,4,13,6,10（11点）

本命は、唯一7項目に合致したアーバンシック。6項目合致のリビアングラスとハヤヤッコを対抗、単穴としました。

有馬記念で、1番人気の支持を受けながら6着に敗れてしまったアーバンシック。ただ、スタートで出遅れ、挽回して中団につけたもののペースは非常に遅く、挽回した際に脚を使ってしまったのか。それとも瞬発力勝負で劣ったか、直線では伸びあぐねてしまいました。
とはいえ、中山はそれまで2、4、1着と決して苦手ではなく、GII勝ち実績もある舞台。なにより、今回はメンバー唯一のGI馬で、前哨戦とはいえ負けられない一戦です。

馬券はまず、アーバンシックからの馬単マルチとワイドを購入。そして、1列目にアーバンシック。2列目にリビアングラスとハヤヤッコ。3列目に、アーバンシック以外の印7頭を塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは土曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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