◆【随時更新中｜3/29的中速報】白熱のバトロワ第2弾開幕！GI前の軍資金稼ぎは先週日曜4の4山田ら主宰者陣におまかせ！【日経賞/毎日杯2025予想】

3月21日。「ミスターピンク」の愛称で親しまれ、6日に引退を発表していた地方・浦和の内田利雄騎手が最終騎乗を終えました。
21日は勝利こそならなかったものの2着が2回あり、地方通算26021戦3613勝、うち重賞80勝。それ以外にJRAで47戦3勝（重賞1勝）、海外でもマカオホンコントロフィー（マカオGI）をはじめ880戦158勝と、輝かしい成績を残されました。

1978年に宇都宮競馬でデビューした内田騎手は、ブライアンズロマンやベラミロードといった当地を代表する名馬の主戦を務めるなど、トップジョッキーとして活躍されました。ところが、2005年に宇都宮競馬が廃止になると、そこから足かけ8年。岩手を皮切りに、全国の競馬場はもちろんのこと、マカオや韓国など海外の競馬場でも活躍され、その後、浦和の所属となりました。

ラストライドに先立っておこなわれた引退会見では「今は晴れ晴れとした気持ち」とおっしゃっていたように、終始ニコニコした姿が印象的だった内田騎手。今後は、地方競馬教養センターの教官として後進の指導にあたられます。

それにしても、今年度は先日調教師合格が発表された森泰斗騎手に的場文男騎手、そして内田騎手と、地方を代表するジョッキーが次々と引退され、本当に寂しい限りです。これら3名の通算勝利数を合計すると15000勝以上というとてつもない数字。3名に追いつき追い越すような逸材が内田「教官」の下から現われるか、期待したいと思います。

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◆【日経賞2025予想】◎は7項目合致の堅軸候補　対抗以下に“穴馬ズラリ”で紐荒れ狙い

それでは予想に。

今回は、毎日杯の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

（1）前走からの間隔
（2）前走3コーナーの位置取り
（3）前走人気
（4）前走場所
（5）前走着順
（6）前走上がり
（7）前走時の馬体重の増減
（8）キャリア
（9）東西別

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記9項目。その中で（1）は前走からの間隔について。
間隔を詰めてきた馬が結果を残している当レース。具体的には、ロイヤルチャージャー系とナスルーラ系以外の種牡馬を母父に持つ馬が、前走から中7週以内の間隔で出走すると［3-4-5-9/21］。勝率14.3％、複勝率57.1％。単勝回収率89％、複勝回収率160％。これだけの該当馬がいながら、複勝率は6割に迫ります。
◇該当馬＝ウォータークラーク、アスクシュタイン、ネブラディスク

次は（2）。前走3コーナーの位置取り
直線が長い阪神の外回りコースを使用する毎日杯では、前走差し、追込みに回った馬が強さを発揮しています。とりわけ、前走3コーナーで5から9番手に位置していた馬は［3-4-4-10/21］。勝率14.3％、複勝率52.4％。単勝回収率58％、複勝回収率146％と、文句なしの成績でした。
◇該当馬＝ネブラディスク、リラエンブレム

（3）は前走人気です。
毎日杯は、前走人気上位だった馬を信頼したいレース。中でも、前走芝1600ｍか1800ｍのレースに出走し、3番人気以内だった馬は［4-5-3-8/20］。勝率20.0％、複勝率60.0％。単勝回収率108％、複勝回収率158％と、素晴らしい成績でした。
◇該当馬＝ウォータークラーク、ファンダム、リラエンブレム

（4）は前走場所について。
過去5年の3着内馬15頭中11頭は、前走、東京か京都のレースに出走した馬で、合計すると［4-5-2-9/20］。勝率20.0％、複勝率55.0％。単勝回収率134％、複勝回収率152％。こちらも文句なしの成績でした。
◇該当馬＝ネブラディスク

（5）は前走着順。
世代限定重賞らしく、前走1着馬の期待値が高い毎日杯。ただ、今回8枠を引いた馬は不振で、これらを除くと［3-4-2-7/16］。勝率18.8％、複勝率56.3％。単勝回収率117％、複勝回収率161％。複勝率は前項とほぼ同じでした。
◇該当馬＝ファンダム、リラエンブレム

（6）は、前走上がりです。
こちらも世代限定重賞らしい買い条件で、毎日杯は前走上がり最速をマークした馬が［2-4-3-7/16］。勝率12.5％、複勝率56.3％。単勝回収率58％、複勝回収率170％。（5）と同じ複勝率でした。
◇該当馬＝リラエンブレム、ヴォラヴィア

続いては（7）。前走時の馬体重の増減について。
前走時、馬体重増だった馬が強い当レース。とりわけ、その時の馬番が1から5だった馬は［3-4-0-4/11］。勝率27.3％、複勝率63.6％。単勝回収率190％、複勝回収率219％。複勝率は6割を超えています。
◇該当馬＝ガルダイア、リラエンブレム

（8）はキャリア。
毎日杯は、キャリアの少ない馬が優勢。中でも、前走重賞含む特別戦に出走したキャリア2戦以下の馬は［3-2-2-2/9］。勝率33.3％、複勝率77.8％。単勝回収率136％、複勝回収率113％と、凄まじい成績でした。
◇該当馬＝キングノジョー、ネブラディスク、ファンダム、リラエンブレム

そして最後は（9）。東西別です。
関西でおこなわれる毎日杯ですが、好走率が高いのは関東馬。とりわけ、前走と同じ斤量を背負う関東馬は［1-3-1-4/9］。勝率11.1％、複勝率55.6％。単勝回収率128％、複勝回収率233％。文句なしの成績でした。
◇該当馬＝キングノジョー、ガルダイア、ファンダム

これら9つの条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎8リラエンブレム
○5ネブラディスク
▲7ファンダム
☆1キングノジョー
△3ガルダイア
△2ウォータークラーク
△4アスクシュタイン
△10ヴォラヴィア

【馬単/マルチ】8⇔5,7,1,3,2,4,10（14点）
【ワイド】8＝5,7,1,3,2,4,10（7点）
【3連複/フォーメ】8＝5,7＝5,7,1,3,2,4,10（11点）

本命は、6項目に合致したリラエンブレム。4項目合致のネブラディスクとファンダムを、対抗、単穴としました。

デビュー2連勝でシンザン記念を制し、重賞ウイナーの仲間入りを果たしたリラエンブレム。初戦は右回りの内回りコース、2戦目は左回りの直線が長いコースで勝利するなど、条件を選ばず好走している点は魅力で、間違いなくクラシック候補の一頭です。
血統面に注目すると、母方にダンチヒを持つキズナ産駒で、これは皐月賞馬ジャスティンミラノをはじめ、シックスペンス、サンライズジパングなど、重賞勝ち馬を数多く出している成功パターン。上位人気間違いなしで妙味はありませんが、ここは通過点にして欲しい逸材です。

馬券はまず、リラエンブレムからの馬単マルチとワイドを購入。そして、1列目にリラエンブレムを。2列目にネブラディスクとファンダムを。3列目にリラエンブレム以外の7頭を塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは土曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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