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[阪神11R　阪神大賞典] 

◎ワープスピード、帰国緒戦のダイヤモンドSはハンデ58キロを背負った上に、積極果敢なレース運びで、勝ったへデントールに差をつけられたが、悲観する内容ではない。前走後は美坂&美Wコースを併用し、最終リハの20日は美Wコースで、バトルクライ(古馬オープン)併せ馬で3馬身先行。直線の手応えはパートナーに見劣ったものの、最後まで力強い脚さばきで駆け抜け、6F85秒3-67秒0-51秒2-36秒8-11秒9のタイムで同入した。昨年はこのレースを2着、続く天皇賞・春でも5着と好走した。現役屈指のステイヤーが、理想的なローテーションでまずは悲願の重賞初制覇を狙うで。

〇ショウナンラプンタ、前走の日経新春杯は前半の3F34秒5のハイペースの展開で、後方3番手からスムーズに折り合い、直線はほとんどモタれるところなく、上り3F35秒4はメンバー最速の脚で2着を確保。前走後は坂路で調整され、最終追い切りの19日も同コースで、単走ながら伸び伸びしたフットワークで、4F53秒9-39秒2-12秒1をマークした。口向きの課題が解消したことで、近走は重賞戦線で堅実な走りを見せている。目下の充実ぶりなら重賞タイトル奪取も十分期待できる。

▲ヴェローチェエラ、前走の日経新春杯はハイペースの流れでも、中団あたりから4角で外へ膨れ加減。1ハロン標過ぎに2番手を窺う場面は見られたものの、最後は決め手の差で4着でも内容的には上々。心配されたダメージはなく、19日、坂路で重い馬場をものともせず、パワフルな動きで4F53秒9-39秒2-12秒5を計時した。在厩効果で気配が一変し、初距離でも好勝負必至。

△ブローザホーン、昨年の宝塚記念制覇を飾ったものの、飛躍を期待された京都大賞典は11着、続くジャパンC、有馬記念も12着に敗れた。その後チャンピオンヒルズへ放牧を経て、ここ照準に調整され、19日、坂路で、アイルランズコール(3歳未勝利)と併走。実質的な追い切りは土曜日に済ませている為、4F54秒8-40秒1-13秒5と目立つタイムではないが、復活へ向けて秋3戦からの巻き返しに期待。

△サンライズアース、前走の早春Sは2角で上手く宥めて折り合いがつくと、3角過ぎから前との差を詰め、直線半ばから少し外へモタれながら、勝ち馬の決め手に屈したが価値ある内容。最終追い切りは19日、CWコースで併わせ馬。手応えで若干見劣ったものの、ラスト1F11秒5と末脚健在ぶりをアピール。昨年のダービーで4着という実績が光り、格上挑戦でも侮れない。

△ゴールデンスナップ、格上挑戦した万葉Sを快勝。心配された反動はなく19日、CWコースで追走先着と体調の良さが一目瞭然。距離的にもこの条件はベストで要警戒。

◎10ワープスピード
○１ショウナンラプンタ
▲２ヴェローチェエラ
△５ブローザホーン
△９サンライズアース
△６ゴールデンスナップ

【単勝】10（1点）
【馬連】10＝1,2,5,9,6（5点）
【3連複/軸1頭】10＝1,2,5,9,6（10点）


【追い切り特注馬】

阪神7R　4歳上1勝クラス
6番　アクアヴァーナル
[栗東CW]83秒1-67秒0-51秒7-36秒7-11秒4
併せ馬で3馬身ほど先行して最後は同入やったけど、前走悪い馬場を走ったダメージはなさそうやし、動きも良かった。距離も合いそうやから良馬場なら変わりそうやで。

阪神9R　讃岐特別
9番　ジュンゴールド
[栗東CW]69秒7-54秒0-38秒2-11秒5
終い重点の追い切りやったけど、直線で気合いをつけられると反応は良かった。前走に比べると体もスッキリしたから、仕上がりの良さが目立つで。

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