当コラムは競馬サロン主宰者たちによる週末の予想談義コーナー。

弥生賞5番人気3着のアロヒアリイを取り上げるなど、馬券直結ネタが飛び交う中、今週のゲストは……？

■＃004「回収率2630％を稼ぐ身勝手の極意」
（ゲスト：ミスターK）

ミスターK「キリスト以来の馬小屋生まれ、姓はミスター、名はKと発します！」

ダーヤマ（SPREAD編集長・山田）「お、おう……声デカっ！汗。ミスターKは第1回バトロワで見事に勝ち抜き、競馬サロンの新主宰者に参入したわけだけど、見せ場タップリの4週間だったね！」

ミスターK「あざす！総合順位はオペペさんに譲りましたが、孫悟空も天下一武道会は2大会連続の2位ですからね。第23回で悲願の初優勝となるわけですが、そこで神様から逃げる時にチチが筋斗雲掴んでるんですよね。わかりますか？チチが19歳でも筋斗雲掴めてるのを見て、“ああ、悟空は間違いない相手と結婚したんだな”って……」

ダーヤマ「あ、ドラゴンボールの話は大丈夫……汗。それはそうと、阪急杯では7番人気1着の◎カンチェンジュンガに単勝2000円で3万7200円、弥生賞では7番人気1着の◎ファウストラーゼンに単勝2000円で3万3800円、2月16日の東京9Rでは10番人気1着の◎レディントンに単勝5000円で、ここの払戻金はなんと一撃13万1500円の回収率2630.0%と大暴れだったね。改めて予想のスタンスを教えてくださいな！」

ミスターK「まず、日本語はドラゴンボールで覚え……」

ダーヤマ「ごめん、そこは省略で大丈夫」

ミスターK「強い競馬をしているのに、ナメられてる馬っているじゃないですか。たとえば、弥生賞のファウストラーゼンなんてホープフルSであんな大マクリをしながら3着ですよ？心肺機能どんだけ凄いんだよ、と。それがまさかの7番人気ですからね。未勝利が単勝22.7倍、弥生賞が単勝16.9倍。新馬から単勝買い続けていれば回収率990.0％ですわ。

強いと思ったら買い続けるべきなんです。阪急杯のカンチェンジュンガは、それまでのレースで毎回すごい脚使ってましたからね。詰まりだの前が遠いだので大きい着順を続けましたが、直線で横に広がって差しの利く展開になれば必ず通用すると思ってました。そしたらあの一撃で回収しちゃいましたね。諦めたらそこで試合終了なんですわ」

ダーヤマ「あ、スラムダンクも好きなんだね。じゃあ、そんなミスターKが今回に限らず買い続けるべき馬、日曜のレースから教えてほしい！」

ミスターK「まず阪神大賞典は去年のダービーで◎を打った9番サンライズアースですね。『ダービーでサンライズアースに◎を打った』という事実で一生ドヤろうと思ってます。そのためにはここでも好走してもらわないといけません。詳細は自分の予想に書いてるんで、そちらを読んでいただけると」

ミスターK「それと新馬の内容から未勝利ならどこかで好走あってもよさそうな中京5Rの12番マンゲタック、近2走は中京コースが合わない感じのあった中山12Rの3番ルージュアベリアの2頭はどこかでオイシイ馬券になりそうな気がしてます」

ダーヤマ「なるほど、どれも一発くれば一撃回収の穴馬だね。単複で遊んでみるかな！」

ミスターK「ベジータがブウ戦のラストバトルで放ったセリフ覚えていますか？『がんばれカカロット、おまえがナンバー1だ！』ってやつ。“ドラゴンボールはナメック星編まで”とか言われますが個人的にはブウ編があるからこそドラゴンボールはあそこまでの名作に……」

ダーヤマ「ミスターK、ありがとう！おつかれした！」

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