競馬サロン

2025/03/08 18:00
【弥生賞2025予想】馬券内率83.3%にも合致した連敗中の穴馬◎ 展開が向く1頭を軸に妙味たっぷり馬単14点+ワイド7点+3連複6点


3月5日。2012年の弥生賞を制したコスモオオゾラの父ロージズインメイが、4日に亡くなったとの発表が繋養先のビッグレッドファームからありました。25歳でした。
昨年末から歩様に違和感があった同馬は、年明けに腰萎(腰フラ)が判明。先月、種牡馬引退の発表があったタイミングで当コラムでも触れようと思っていたところ触れられず、まさか1ヶ月後に亡くなるとは思ってもいませんでした。
他の代表産駒としては、2014年のJBCスプリントを制したドリームバレンチノや、サミットストーン、マイネルバイカ、ローズジュレップなど、とりわけ交流重賞の勝ち馬を数多く輩出。さらに、今年1月に引退した高知のスペルマロンは、当地重賞の全距離制覇(1300、1400、1600、1900、2400mで勝利)を成し遂げ、高知初の1億円ホースとなりました。
また、母の父としても、マイネルファンロンとオークス馬ユーバーレーベンのきょうだいをはじめ、コガネノソラなどが重賞を勝利。近年のビッグレッドファームの基礎種牡馬ともいうべき役割を果たし、この役割はゴールドシップに引き継がれるでしょう。
私の中でロージズインメイといえば、冬のダート、特に中山1800mで爆穴をあけるというイメージがあります。ワイド史上最高配当を演出したヴォーグマチネや、2015年の師走Sを単勝199倍で制し、続くポルックスSも12番人気で勝利したサンマルデュークは同産駒。それらの馬券を買ったわけでもないのに、非常に印象深い種牡馬でした。
それでは予想に。
今回は、弥生賞ディープインパクト記念(以下、弥生賞)の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。
(1)前走場所
(2)騎手の東西別
(3)前走の馬体重
(4)前走クラス
(5)母父の系統
(6)今回の馬番
(7)前走の枠順
近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記7項目。その中で(1)は前走場所について。
過去5年の3着内馬15頭中12頭は、前走も中山のレースに出走した馬。そのうち、前走から斤量が重くなるか、前走1勝クラスに出走し、その時と同じ斤量を背負う馬は[4-4-4-9/21]。勝率19.0%、複勝率57.1%。単勝回収率296%、複勝回収率148%。これだけ該当馬がいながら、複勝率は6割に迫ります。
◇該当馬=ヴィンセンシオ、ブラックジェダイト、アロヒアリイ、ファウストラーゼン、アスクシュタイン、クラウディアイ、マイネルゼウス、ガンバルマンなど8頭
(2)は騎手の東西別。
栗東所属騎手騎乗馬が非常に強い当レース。とりわけ、ネイティヴダンサー系以外の種牡馬の産駒に騎乗すると[3-4-2-5/14]。勝率21.4%、複勝率64.3%。単勝回収率299%、複勝回収率112%。こちらは、複勝率が6割を超えていました。
◇該当馬=ナグルファル、ヴィンセンシオ
次は(3)。前走馬体重です。
過去5年の3着内馬15頭中13頭は、前走馬体重が500kg以下。そのうち、前走2から5着だった馬は[3-3-2-6/14]。勝率21.4%、複勝率57.1%。単勝回収率407%、複勝回収率127%。複勝率は(1)と同じでした。
◇該当馬=アロヒアリイ、ファウストラーゼン、ロードガレリア、ミュージアムマイル、クラウディアイ
(4)は前走クラスについて。
弥生賞は、前走GI出走馬が[1-4-4-3/12]。勝率8.3%、複勝率75.0%。単勝回収率149%、複勝回収率186%。勝ち切れてこそいないものの、素晴らしい成績です。
◇該当馬=ファウストラーゼン、アスクシュタイン、ミュージアムマイル、クラウディアイ
続いては(5)。母父の系統。
ロイヤルチャージャー系とネイティヴダンサー系種牡馬を母父に持つ馬の好走率が低い当レース。一方、母父がそれ以外の系統で、前走からの間隔が中8週以上。なおかつ、前走距離が1800m以外だと[3-5-2-2/12]。勝率25.0%、複勝率83.3%。単勝回収率228%、複勝回収率135%。非常にややこしい条件ではあるものの、複勝率は8割を超えています。
◇該当馬=ナグルファル、ブラックジェダイト、アスクシュタイン
(6)は、今回の馬番です。
近年の弥生賞は、偶数番を引いた馬が奇数番を引いた馬を圧倒していました。ただ、不思議なのは、偶数番で好走した馬の大半は毛色が鹿毛で[3-2-4-2/11]。勝率27.3%、複勝率81.8%。単勝回収率261%、複勝回収率183%。こちらも、複勝率は8割を超えていました。
◇該当馬=ナグルファル、ベストシーン、ジュタ、ファウストラーゼン、マイネルゼウス
そして最後は(7)。前走の枠順について。
どういうわけか、前走5枠からスタートした馬の好走率がやたらと高い当レース。過去5年の成績は[1-3-2-4/10]で、勝率10.0%、複勝率60.0%。単勝回収率42%、複勝回収率182%。文句なしの成績です。
◇該当馬=アスクシュタイン
これら7つの条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとしました。
◎9アスクシュタイン
○8ファウストラーゼン
▲2ナグルファル
☆12クラウディアイ
△5ブラックジェダイト
△14マイネルゼウス
△11ミュージアムマイル
△3ヴィンセンシオ
【単勝】9,8(2点)
【馬単/マルチ】9⇔8,2,12,5,14,11,3(14点)
【ワイド】9=8,2,12,5,14,11,3(7点)
【3連複/軸2頭】9=8=2,12,5,14,11,3(6点)
本命候補は、4項目に当てはまったファウストラーゼンとアスクシュタイン。その中で、アスクシュタインを本命としました。
デビュー2連勝の後、重賞で7、6着と連敗中のアスクシュタイン。ただ、2走前の札幌2歳Sは、逃げて自ら淀みない流れを作ったために差し有利の決着を誘発し、逆に控えた前走は流れが遅く、前有利の展開となってしまいました。
弥生賞は、逃げ先行が断然有利のレース。向正面でまくって先頭に立ったファウストラーゼンを除けば、前走、逃げた馬はおらず、2走前までと同様、先行すれば自ずと結果はついてくるのではないでしょうか。横山武史騎手には、積極的な競馬を期待します。
馬券はまず、アスクシュタインの単勝と同馬からの馬単マルチとワイドを購入。ただ、対抗ファウストラーゼンにも妙味を感じるので、こちらも単勝と、これら2頭を軸にした3連複も買います。
それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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