◆【6/30(日)的中速報】前日は万馬券2発含む12鞍で的中をお届け！【ラジオNIKKEI賞/北九州記念2024予想】



ラジオNIKKEI賞は、JRA唯一の世代限定ハンデ戦。後の活躍馬が複数出てはいるものの、「世代限定のハンデ戦」という位置づけは、正直すこし謎なレースです。
ただ、2011年までは3歳限定の1000（900）万条件（現2勝クラス）が年間数レースおこなわれており、そのうち、さくらんぼSとやまゆりSがハンデ戦でした。しかも、平成以降の勝ち馬をみると、バンブービギン、マヤノトップガン、マチカフクキタルの3頭が秋に菊花賞を勝利し、敗れた馬の中からも、プレクラスニーやステイゴールドらが後にGIを勝利しました。

上半期のGIシリーズが終了し、ともすれば気が抜けてしまいそうな夏競馬ですが、ドゥレッツァのような上がり馬や、来年のクラシック候補を発掘できるのが夏競馬の醍醐味。2018年以降の年度代表馬5頭は、いずれも夏の新馬戦でデビューしており、3歳以上戦の1、2勝クラスにも、ダイヤの原石はたくさん隠れています。

その中から5頭前後に注目し、秋以降もどういった活躍をするか追いかけてみると、夏競馬がもっと楽しくなるはず。「そんなもん、とっくにやってるわ！」というかたがほとんどだと思いますが、もしまだのかたがいらっしゃれば是非やってみてください。夏競馬の見方が変わり、何倍も楽しくなると思います。

それでは予想に。

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◆【北九州記念2024予想】単回収率149％を誇る「生産馬×前走条件」　好走データ4項目合致の◎と、想定8人気前後の盲点

今回は、<strong>ラジオNIKKEI賞</strong>の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、本命馬を見つけます。

（1）毛色
（2）前走人気
（3）市場取引馬
（4）前走上がり
（5）前走着順
（6）前走4コーナーの位置取り
（7）今回の斤量
（8）今回の馬番
（9）前走の枠順
（10）前走クラス

近年の好走傾向から買い条件となったのは上記10項目。その中で（1）は毛色です。
過去5年の3着内馬15頭中14頭の毛色は、どういうわけか鹿毛か黒鹿毛でした。そのうち、前走からの間隔が中9週以内。かつ、前走の斤量が53kg以下か56kg以上だった馬は［4-3-3-11/21］。勝率19.0％、複勝率47.6％。単勝回収率150％、複勝回収率149％。好走率は僅かに5割を下回っているものの、サンプルも多く信頼できる買い条件です。
◇該当馬＝メイショウヨゾラ、ウインマクシマム、サトノシュトラーセ、ミナデオロ、ショーマンフリートなど計6頭

（2）は前走人気について。
前走、人気上位だった馬の好走率が高い当レース。具体的には、前走2から5番人気か、条件戦以外で1番人気。なおかつ、前走1800ｍ以外のレースに出走した馬は［4-3-3-9/19］。勝率21.1％、複勝率52.6％。単勝回収率166％、複勝回収率182％と、文句なしの成績でした。
◇該当馬＝メイショウヨゾラ、ヤマニンアドホック、ウインマクシマム、ログラール

次は（3）。市場取引馬。
ラジオNIKKEI賞は、国内市場で取引された牡・せん馬が強いレース。その中でも、ロイヤルチャージャー系種牡馬の産駒は［2-2-4-6/14］。勝率14.3％、複勝率57.1％。単勝回収率204％、複勝回収率220％。好走率は6割に迫ります。
◇該当馬＝サトノシュトラーセ、ショーマンフリート

（4）は、前走上がりです。
直線が短い福島でおこなわれる当レース。ただ、前走速い上がりを使っていたことは重要で、とりわけ、前走上がりが5位以内。なおかつ、母父がニアークティック系かエクリプス系かトウルビヨン系の種牡馬だと［3-2-3-4/12］。勝率25.0％、複勝率66.7％。単勝回収率195％、複勝回収率218％と、凄まじい成績でした。
◇該当馬＝ミナデオロ、ショーマンフリート

（5）は、前走着順について。
小回り、ローカル場、ハンデ戦、非根幹距離と、荒れる要素満載のようにみえるラジオNIKKEI賞。ただ、なんだかんだ強さを発揮しているのは、前走好走した馬でした。具体的には、前走11頭から14頭立てのレースに出走して4着以内だった馬が［2-2-3-5/12］。勝率16.7％、複勝率58.3％。単勝回収率233％、複勝回収率215％。（3）と同様、好走率は6割に迫ります。
◇該当馬＝メイショウヨゾラ、ショーマンフリート

折り返しの（6）は、前走4コーナーの位置取り。
小回りの福島でおこなわれるレースらしく、前走4コーナーで2番手以内に位置していた馬が健闘しているラジオNIKKEI賞。その中でも、前走芝かつ良か稍重馬場のレースに出走。さらに、その前走で人気＞着順（前走3番人気1着など）だった牡・せん馬は［3-3-0-6/12］。勝率25.0％、複勝率50.0％。単勝回収率297％、複勝回収率225％。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝ヤマニンアドホック、ミナデオロ

（7）は今回の斤量です。
（1）と同じく、過去5年の3着内馬15頭中14頭は、今回52kgから55kgの斤量を背負う馬。その中でも、前走西日本開催（中京、京都、阪神、小倉）か新潟のレースに出走した3から5月生まれの馬は［4-1-1-5/11］。勝率36.4％、複勝率54.5％。単勝回収率400％、複勝回収率199％。こちらも文句なしの成績です。
◇該当馬＝ログラール

続いては（8）。今回の馬番について。
内枠有利のラジオNIKKEI賞。今回1、2番を引いた馬は［2-1-2-5/10］。勝率20.0％、複勝率50.0％。単勝回収率280％、複勝回収率191％。該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬＝シリウスコルト、メイショウヨゾラ

（9）は前走の枠順。
またまたどういうわけかで申し訳ありませんが、ラジオNIKKEI賞は、どういうわけか前走3枠を引いた馬が［2-1-2-5/10］。勝率20.0％、複勝率50.0％。単勝回収率286％、複勝回収率179％。こちらも、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝ヤマニンアドホック、アレグロブリランテ

そして最後は（10）。前走クラスです。
近年のラジオNIKKEI賞は、前走、平場のレースに出走した馬が頑張っていました。その中でも、前走右回りの平場に出走した馬は［1-1-2-3/7］。勝率14.3％、複勝率57.1％。単勝回収率118％、複勝回収率221％。サンプルは少ないものの、抜群の成績でした。
◇該当馬＝ログラール

これら10個の買い条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎12ショーマンフリート
○２メイショウヨゾラ
▲４ヤマニンアドホック
☆９ログラール
△10ミナデオロ
△６ウインマクシマム
△８サトノシュトラーセ
△７アレグロブリランテ

【馬単/マルチ】12⇔2,4,9,10,6,8,7（14点）
【ワイド】12＝2,4,9,10,6,8,7（7点）
【3連複/軸2頭】12,2＝4,9,10,6,8,7（6点）

本命候補は、4項目に合致したメイショウヨゾラとショーマンフリート。ただ、牝馬は過去5年で［0-0-0-12/12］と、苦戦しているため、ショーマンフリートを本命にしました。

前走、東京での勝ちっぷりから、小回りより大箱の競馬場があっているようにも思えるショーマンフリート。勝ちタイムは前日の古馬2勝クラスより0秒5速く、後半4ハロンが加速ラップながらノーステッキで快勝したデビュー戦でも既に証明していましたが、能力の高さは明らか。そのデビュー戦は中山で、小回りか大箱かの問題ではなく、手塚貴久調教師がおっしゃるように、暑い時期の方が走るタイプなのかもしれません。
先週は「厩舎の先輩」ソールオリエンスの最終追いのパートナーを務め、同馬は宝塚記念で2着。今回初めてコンビを組むのは、ソールオリエンスに勝利した菅原明良騎手で、鞍上の勢いも借りて、重賞初制覇に挑みます。

馬券は、ショーマンフリートからの馬単マルチとワイド。さらに、対抗メイショウヨゾラとの3連複軸2頭ながしも買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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