競馬サロン
田原基成
2020/11/12 18:00
モズアスコットほか、2020武蔵野S出走予定馬16頭分析
575
・エアスピネル
内枠で砂を被る競馬となった前走。自身初の経験が7着という結果を招いたのだろう。外枠なら要注意の1頭だが、それでも過去2戦ともに2キロ以上の斤量差がある馬に先着を許してしまっている。勝ち切るためのハードルは高そうだ。
・エメラルファイト
武蔵野S×初ダート馬で思い出すのはこの馬の父・クロフネ。とはいえ同馬には東京マイルGI勝利実績があり、格の違いは歴然。厳しい戦いは避けられないだろう。
・オメガレインボー
過去10年の武蔵野Sにおいて、前走3勝クラスから臨んだ馬は【1-0-2-16】。好走した3頭(アドマイヤロイヤル、イジゲン、モーニン)はダートで馬券圏外なしor重賞好走歴ありという馬だった。その3頭との比較で見劣りしてしまう感は否めない。
・ケンシンコウ
3歳馬と決して相性が悪いレースではない武蔵野S。ただし、過去10年で馬券圏内を確保した7頭は「ジャパンダートダービー連対」「ユニコーンS連対」「古馬混合戦勝利」このいずれかを満たしていた。東京ダート1600mで負かした相手も強力とは言えず、ここは試金石の一戦となりそうだ。
・サンライズノヴァ
この馬で注目したいのは前走マイルCS南部杯。早め進出から押し切った昨年とは異なり、今年は後方から差し脚を伸ばす形で前を捉え切れなかった。それを踏まえて昨年の武蔵野Sを振り返ると、当時は1000m通過58秒6のハイペースを番手追走から失速……明らかに戦法ミスだ。今年は十中八九、後方待機策が濃厚。前に行く馬が多い今年のメンバーでその形なら軽くは扱えない。
・スマートダンディー
オープンクラスで挙げた3勝はすべて脚抜きの良い阪神ダート1400m。乾いた砂の東京マイルが合うとは思えない。
・ソリストサンダー
コーナー4つの1700mでマクリ差す競馬を得意とする馬。夏以降はその条件にこだわったローテーションを組まれていた点から、勝負気配には疑問符が付く。
・タイムフライヤー
GIを使うにあたり、賞金加算が至上命題だった夏競馬。その期待に応えるパフォーマンスは見事だったが……目的の「賞金加算」を果たせた以上、ここがチャンピオンズCへの叩き台である可能性は否定できない。過去10年の武蔵野Sにおいて、前走ダート1700m組の成績は【0-0-0-12】。本来叩き良化型でもあり、過信は禁物だ。
・デュードヴァン
東京ダート1600mでは【3-1-0-0】連対率100%。負かした相手もジャパンダートダービー勝ち馬ダノンファラオ、同2着馬ダイメイコリーダと特筆に値するものだ。鞍上のM.デムーロはGIII・東京ダート1600mで【1-3-0-1】。変わり身の可能性は十分だ。
・バティスティーニ
芝・ダート問わず、好走歴は右回りに集中。厳しい。
・フィードバック
休み明け・砂を被る内枠が響いたとはいえ、前走ラジオ日本賞は負け過ぎ。ブラックタイド産駒のダート重賞成績【0-0-0-9】も含め、一変を望むのは酷だろう。
・メイショウワザシ
昨年暮れには2500mを走っていた馬が、ワンターンの東京ダート1600mへ参戦。1700→1900→1600mの臨戦過程に一貫性は窺えず、評価を上げるには至らない。
・モズアスコット
1週前に坂路4F50秒台→当週に52秒台……これは初ダートで重賞勝ちを飾った根岸S、ダート1600mを1分32秒8の時計で駆け抜けた前走マイルCS南部杯とまったく同じ調教パターンだ。このレベルの馬ともなれば「いかに普段通りでいられるか」が重要。59キロの斤量は楽ではないが、ライバルの多くはフェブラリーSで勝負付けが済んでいる。死角らしい死角は見当たらない。
・レピアーウィット
パシュファイヤー着用の4走前からレースぶりが安定。スタートで大きく出遅れた2走前は参考外、ある程度外目の枠を引くことができれば面白い。
・ロードグラディオ
オープンクラスでは馬券圏内なし。厳しい。
・ワンダーリーデル
昨年のこのレース勝ち馬。当時は1000m通過58秒6のハイペースを利した差し切り勝ちだったが、融通性に乏しい脚質を踏まえると今年も同様の戦法で展開待ちだろう。現状、連下候補までか。
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アカウント⇒田原基成@競馬ストーリーテラー
内枠で砂を被る競馬となった前走。自身初の経験が7着という結果を招いたのだろう。外枠なら要注意の1頭だが、それでも過去2戦ともに2キロ以上の斤量差がある馬に先着を許してしまっている。勝ち切るためのハードルは高そうだ。
・エメラルファイト
武蔵野S×初ダート馬で思い出すのはこの馬の父・クロフネ。とはいえ同馬には東京マイルGI勝利実績があり、格の違いは歴然。厳しい戦いは避けられないだろう。
・オメガレインボー
過去10年の武蔵野Sにおいて、前走3勝クラスから臨んだ馬は【1-0-2-16】。好走した3頭(アドマイヤロイヤル、イジゲン、モーニン)はダートで馬券圏外なしor重賞好走歴ありという馬だった。その3頭との比較で見劣りしてしまう感は否めない。
・ケンシンコウ
3歳馬と決して相性が悪いレースではない武蔵野S。ただし、過去10年で馬券圏内を確保した7頭は「ジャパンダートダービー連対」「ユニコーンS連対」「古馬混合戦勝利」このいずれかを満たしていた。東京ダート1600mで負かした相手も強力とは言えず、ここは試金石の一戦となりそうだ。
・サンライズノヴァ
この馬で注目したいのは前走マイルCS南部杯。早め進出から押し切った昨年とは異なり、今年は後方から差し脚を伸ばす形で前を捉え切れなかった。それを踏まえて昨年の武蔵野Sを振り返ると、当時は1000m通過58秒6のハイペースを番手追走から失速……明らかに戦法ミスだ。今年は十中八九、後方待機策が濃厚。前に行く馬が多い今年のメンバーでその形なら軽くは扱えない。
・スマートダンディー
オープンクラスで挙げた3勝はすべて脚抜きの良い阪神ダート1400m。乾いた砂の東京マイルが合うとは思えない。
・ソリストサンダー
コーナー4つの1700mでマクリ差す競馬を得意とする馬。夏以降はその条件にこだわったローテーションを組まれていた点から、勝負気配には疑問符が付く。
・タイムフライヤー
GIを使うにあたり、賞金加算が至上命題だった夏競馬。その期待に応えるパフォーマンスは見事だったが……目的の「賞金加算」を果たせた以上、ここがチャンピオンズCへの叩き台である可能性は否定できない。過去10年の武蔵野Sにおいて、前走ダート1700m組の成績は【0-0-0-12】。本来叩き良化型でもあり、過信は禁物だ。
・デュードヴァン
東京ダート1600mでは【3-1-0-0】連対率100%。負かした相手もジャパンダートダービー勝ち馬ダノンファラオ、同2着馬ダイメイコリーダと特筆に値するものだ。鞍上のM.デムーロはGIII・東京ダート1600mで【1-3-0-1】。変わり身の可能性は十分だ。
・バティスティーニ
芝・ダート問わず、好走歴は右回りに集中。厳しい。
・フィードバック
休み明け・砂を被る内枠が響いたとはいえ、前走ラジオ日本賞は負け過ぎ。ブラックタイド産駒のダート重賞成績【0-0-0-9】も含め、一変を望むのは酷だろう。
・メイショウワザシ
昨年暮れには2500mを走っていた馬が、ワンターンの東京ダート1600mへ参戦。1700→1900→1600mの臨戦過程に一貫性は窺えず、評価を上げるには至らない。
・モズアスコット
1週前に坂路4F50秒台→当週に52秒台……これは初ダートで重賞勝ちを飾った根岸S、ダート1600mを1分32秒8の時計で駆け抜けた前走マイルCS南部杯とまったく同じ調教パターンだ。このレベルの馬ともなれば「いかに普段通りでいられるか」が重要。59キロの斤量は楽ではないが、ライバルの多くはフェブラリーSで勝負付けが済んでいる。死角らしい死角は見当たらない。
・レピアーウィット
パシュファイヤー着用の4走前からレースぶりが安定。スタートで大きく出遅れた2走前は参考外、ある程度外目の枠を引くことができれば面白い。
・ロードグラディオ
オープンクラスでは馬券圏内なし。厳しい。
・ワンダーリーデル
昨年のこのレース勝ち馬。当時は1000m通過58秒6のハイペースを利した差し切り勝ちだったが、融通性に乏しい脚質を踏まえると今年も同様の戦法で展開待ちだろう。現状、連下候補までか。
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