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田原基成

2020/10/29 18:00

ソダシほか、2020アルテミスS出走予定馬17頭分析

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・ヴァーチャリティ
良馬場札幌芝で勝ち馬とタイム差なしの2着→重馬場で6着→稍重とはいえオール野芝の中京で1着。時計のかかるタフな馬場は苦手なタイプなのだろう。Bコース替わりで高速馬場想定の週末東京なら侮れない1頭だ。

・ウインアグライア
勝負どころで激しく手が動くように、反応はやや鈍い印象。それでもコース不問で脚を伸ばすのだから大したものだ。東京芝1600mは新馬戦で上がり3F33秒8を使った条件。何らかの印は必要だろう。

・オレンジフィズ
あっさり勝ち上がった2.3着馬を含め、前走下した馬はのちに3頭が芝レースで勝利。一定のレースレベルは保たれている印象だ。伯母のアプリコットフィズは東京芝1600mのクイーンC勝ち馬。血統背景も強調材料となる。

・クールキャット
新馬戦で負かした馬で、のちの芝レース勝ち馬はゼロ。シルクレーシングの馬で何度も重賞勝ちのあるC.ルメールがククナを選んだ点も気がかりだ。

・ククナ
終始淀みない流れだった新馬戦から一転、前走はラスト3F12秒4-11秒4-11秒1の加速ラップを刻むスローの展開。ゆったりしたペースで脚を伸ばすタイプなのだろう。良馬場の東京芝1600mにおける父キングカメハメハ×母父ディープインパクトの成績は【2-2-1-5】複勝率50.0%。秋競馬で絶好調の鞍上C.ルメールの存在も不気味だ。

・シャドウファックス
同じ条件のサフラン賞と比較した際、1000m通過60秒0とこちらのほうが0秒2速い。それにもかかわらず、勝ちタイムはこちらが0秒8遅く、レースレベルを疑ってしまう。昇級即通用は厳しい印象だ。

・ストゥーティ
このレースと好相性を誇るノーザンファーム生産のクラブ馬。前走負かしたレッドベルオーブは次走レコード勝ちと、新馬戦のレースレベルも申し分ない。オール野芝かつ急坂コースの中京・中山で勝ち星を量産したモーリス産駒。侮れない。

・スライリー
前走札幌2歳Sは見せ場なく敗戦。厳しい。

・ソダシ
クロフネ×キングカメハメハの血統背景から、東京芝1600mは問題ないだろう。とはいえ実績面において洋芝2戦のみの経験という点を見逃すわけにはいかない。スローで流れるようなら、上がり3F33秒台が濃厚な馬場コンディション想定の土曜東京。中心視するには不安が残る。

・タウゼントシェーン
「一銭でも多くぶんどる」矢作師が条件戦敗戦後にもかかわらず重賞挑戦……この事実を見逃すことはできない。何らかの印を打っておきたい1頭だ。

・テンハッピーローズ
前走は外差し馬場が味方した印象。このレースを得意とする鞍上田辺裕信は魅力だが、大きく評価を上げるには至らない。

・ニシノリース
時計のかかる馬場コンディションを差し引いても、前走勝ちタイムは平凡。重賞即通用は難しい注文と言えそうだ。

・ハイプリーステス
昇級初戦の前走は勝ち馬から1秒7離される競馬。厳しい。

・ペイシャフェスタ
こちらも昇級初戦の前走は掲示板外。厳しい印象は否めない。

・ミルウ
上がり3Fの決め手勝負だった初戦から、前後半ほぼイーブンのラップで変わり身をみせた前走。スタミナが要求される展開が合う印象から、切れ味が求められるこの条件が向くとは思えない。

・モリノカンナチャン
過去3戦はすべて洋芝と、高速馬場適性は推し量れず。とはいえ注目すべきはその洋芝のデビュー戦で上がり3F33秒6の脚を使った点にある。稍重→良馬場替わりでパフォーマンスを上げた前走内容から、軽くは扱えない。

・ユーバーレーベン
不良馬場の東京芝勝利後、洋芝1800mで2着。一気にマクる競馬での好走は無尽蔵のスタミナを思わせるものだった。翻って、今回はBコース替わりかつ良馬場想定の東京芝1600m。大きく条件が異なる点を踏まえると、重い印を打つには躊躇してしまう。

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