大事な有馬記念の前だけど、今日はここまで俺らを応援してきてくれた読者諸氏にとても大事な話をさせていただきたい。

まず、この「大事な話の執筆」を俺、覆面馬主7号に託してくれた全ての関係者に感謝する。

UMAJINの運営サイドの皆様、そして、そこに関わる全ての方々、本当にありがとう、そして、これからもよろしく。

そして、今日俺が話すことは、読者諸氏は勿論のこと、数多くの競馬ファンに『必ず喜んでいただけるものだと確信して書いている』ということを真っ先に言わせていただく。

その点に関しては、俺自身なんの揺らぎも無く、断言したい。

その上で、今日の話はここから始めたい。

「俺がなぜ今まで様々な競馬メディアに協力してきたか？」

多くの古参読者は覚えてくれていると思うが、改めて言いたい。

俺が、ブログを書き始め、競馬メディアに協力を始める前後、競馬界では、競馬雑誌や競馬専門紙が数多く廃刊になっていた。
地方競馬場もいくつか閉鎖され、セリでも馬が売れない時期が続き、競馬にまつわる周辺事業者は大変な状況に居た。

俺は馬主として、記者やトラックマン、そして牧場関係者にも数多くの友人がいて、そういった仲間からも様々な声を聴いた。

もちろん俺みたいな弱小馬主が何を唱えたところで世界は変わらないかもしれない。

ただ、出来ることを広げていこうと考え、1号のアニキと「うまキュレ」を手伝ったり、「競馬のカリスマ」の立ち上げを手伝ったり、そして、今は「UMAJIN」の様々なコンテンツ作成を手伝ったりしながら、出来る限り多くの競馬ファンに「競馬をいかに楽しむか」ということを伝えさせてもらってきて、今がある。


ブログ時代から10年以上俺の読者でいてくれる人には、

「お前ら競馬の情報は無料が当たり前だとか言いやがるが、そういうメディアがつぶれることは、延いては自分に有益な情報が入らなくなり、結果として自分の損に繋がるんだぞ！」

と言い続け、そして、

「俺らが競馬メディアを支え、そこから新たな戦士が出てくることを応援しねーでどうすんだ！もっと金使え！」

と暴言の限りを尽くして来た。

そんな俺の言うことなんかに共感してくれて、そして、ここまでついてきてくれたこと。

そして、そのおかげで、今、様々な若手にもチャンスが巡ったこと、本当に嬉しいし、そうやって俺なんかの言うことに共感してくれた読者諸氏に、

「改めて、お前らやっぱサイコーだぜ！」

と感謝したい。

その上で伝えたい事がある。


ようやく「次のステージ」に進む時が来た。


生き物が進化する重要な要素の一つに新陳代謝というものがある。
それは、企業や組織、そして、新たな分野を切り開くとき、そこには様々な新陳代謝が存在している。

その新陳代謝を促すのがいわゆる細胞分裂だよね。

今日話すことは正に「細胞分裂」の話で、より成長し、より飛躍し、より楽しく、より深く、より長く、競馬を愛し続けるための細胞分裂こそが、今、俺らに求められていると思っている。

なのでカッコつけて言わせていただければ、これから話すことは

「UMAJIN CELL DIVISION計画」

と名付けさせてもらう。

「CELL DIVISION」とは、「細胞分裂」の英語表記だ。

UMAJINに集った「様々な競馬バカ」が、それぞれの信じる競馬を突き詰め、その1つ1つの細胞が分裂しながら切磋琢磨し、自分の得意領域を広げて競馬ファンに徹底的に貢献する。

そんな一人一人が、「SUPERCELL」となって上昇気流を作り、競馬界に嵐を巻き起こす！

それが俺がイメージする「UMAJIN CELL DIVISION計画」だ。

俺は、多くの若者に競馬を通じて自己実現する道を歩んでもらいたいとずっと思ってきた。

そうした中に多くの成功者が出て、それがロールモデルとなり、競馬業界に参入することへの夢や楽しみを広げてもらいたい。

そしてその終着点には「一緒に馬主活動しようぜ！」というものがあって、それが、俺の競馬エコサイクルの考え方の中心にある。

馬に育ててもらい、馬に楽しませてもらった以上、最後まで馬に還元したい。

そんな想いが覆面馬主7号を形成しているといっても過言ではない。

そのために、俺は競馬ファンを巻き込んで、出来る限りの貢献をして、一緒に楽しんでいくという道を突き進んできたつもりだ。

そしてそんな想いが少しずつ伝わってきているような気がしている中、「更なる進化に向かう」という話をしてくれた、UMAJIN経営陣。

嬉しかったよ、俺は。
そう思ってくれたこと、心から感謝するし、彼らと通底した想いを持ちつつ、最高且つ最強の「競馬メディア網」を作っていくという夢を、「ここからギアを一段上げて突き進もうぜ！」という計画が今回の話の趣旨だ。

勝手に名付けていいものか迷ったが、それが「UMAJIN CELL DIVISION計画」だ。

ここからは具体的な話に進ませてもらう。

結論から。

2025年春。
UMAJINに集った小さな細胞がしっかり成長してきた今、その一つ一つが一気に細胞分裂を開始するがごとく、

「新メディアの立ち上げ」

を行っていくということ。

その中心にいるのが、「ダーヤマ(SPREAD編集長山田)」であり、サロンを長らくプロデュースし、現在は「重賞プロジェクトのプロモーター：ブッシー」だよね。
そして、きっとそこに続く若くて生きのいい競馬愛に溢れた若者が沢山出てきてくれると信じている。

彼らがより広く高く「競馬愛をもってその細胞を増殖させ広げてくれること」を応援させてもらえるだけで、俺は本望なのだ。

かつて1号のアニキに言われたことがある。

「若いは、偉い」

この短いフレーズに込められた意味は今もって大事にしている俺の信念でもある。
そして、そこには1号のアニキの想いも含まれているはずだ。

なにせ、俺がまだ30代のころから俺みたいなやつを応援してくれて、一緒になってコラムとかを書き続けてきてくれたからね。

でもね、もう待ったなしだ。

俺らが老害化する前にバックアップに回るということ。

それ即ち「もっともっと若者を応援する立場に俺らが回らなくちゃいけねー」という話だ。
そんな話に「1号のアニキも全力で協力するよ！」と言ってくれている。

正に新陳代謝でしょ。

もちろん、俺だって「競馬愛」についちゃ、若者に負けるつもりはない。

しかし、いつしか俺や1号のアニキを踏み台にし、ガンガン乗り越えてもらって、俺が死ぬまで楽しめる競馬界の一端を彼らが担ってくれ、そしてダーヤマやブッシーがさらに若い人たちにそのバトンを渡してくれれば、俺は一生笑いながら、馬券を握りしめつつ死んでいけると思っている。

そんな「UMAJIN CELL DIVISION計画」が2025年から始まるぞー！

若く勢いのある芽がここからどんどん発芽し、多方面に細胞分裂していってくれるはずだ！

ということ。

そして、その第一弾として「ブッシー率いる現重賞プロジェクトチーム」が、競馬をさらに深掘りする新メディア

【競馬アカデミー：UMADEMIA（ウマデミア）】

を来年の2月に立ち上げる。

そして、2025年春のGIシリーズには、その第二弾として「ダーヤマ率いるスペシャルチーム」が、正に、

【競馬新機軸ともいえる新プラットフォーム】

を立ち上げる。

楽しみ過ぎないか？これ！
残念ながらまだ詳細までは言えないんだが、ヤバいぞ！

マジでどっちの話も「ウキウキする話ばかり」だ。

こんな大事な話の初っ端を俺にさせてもらってるんだよ。

嬉しいべ！

もちろん、今の競馬サロンも色々な人がいて、楽しさは伝えられていると思うけど、その輪を若い人たちがもっと広げて行ってくれればさらに楽しい世界が待っていると思うんだよ。

そして、何が嬉しいかって、

『こういう若者に「リーダー」を任せてやろうぜ』

という想いに、真摯に向き合ってくれたUMAJINの経営陣の皆様の心意気や、「いいねいいね応援してやろうぜ」と言ってくれる1号のアニキの懐の深さに触れられているということだよね。

普通の企業なら、自分の所の部下をある種、独立させるようなことはしないところも多いからね。

そんなリーダーに俺らの夢を託せる幸せよ。
きっと、そんな若者たちが、様々な壁にぶち当たったとしても「凄い事」を成し遂げてくれる過程を俺らは応援したい。

これらの詳細はそのうち大本営の方から正式な発表があると思うけど、まず、俺がこの発表をさせてもらったことには理由がある。

俺はこの話をダーヤマとブッシーから聞いた時、めちゃくちゃドキドキした。
そしてその後に、UMAJINさんの経営陣からも話を聞いてさらにワクワクした。

それは『一経営者としてのワクワク』と『一競馬を愛する者としてのワクワク』だ。

そして、おれは決めた！

俺は更なる「競馬バカ」になる！

ルフィーが海賊王なら、俺は世紀の競馬バカになる！

つまり、ここからは、更に更に『一競馬を愛する者としてのワクワクを追求させてもらうぜ！』ということ。

嬉しいよ。
若者が頑張ってくれるおかげで、俺は「競馬バカ」に突き進める。

なので、こう決めた。

覆面馬主7号は、2025年1月末をもって『UMAJIN競馬サロンを卒業』させてもらい、ブッシー率いる『UMADEMIA（ウマデミア）』で、今以上に「アホ」で「気持ちの悪いほどに狂ったコラムの執筆」や「コンテンツ作り」に全面協力させてもらう。

もちろん、ダーヤマ率いる新プラットフォームチームにも『気持ち悪さ全開』で絡んでいこうとも思っている。

つ・ま・り！

細胞分裂した全方位にゴリゴリに絡んでやる！笑

ってことだ。

でもね、これなのよ。

『7号さん、是非この若者たちを応援してやってください』

こう言ってくれたUMAJINの経営チームの心意気が嬉しかったわけ。

自分たちの傘下に居てもらった方が良いのかもしれないし、コントロールしやすいのかもしれないのに、「新たに歩み始める若者の方を応援してやって欲しい」なんて、なかなか言えないじゃん！

そして、俺の尊敬する競馬キチガイの『覆面馬主1号のアニキ』も、時を同じく現競馬サロンを卒業し、より深くマニアックに競馬を追求する『UMADEMIA』に協力してくれると宣言してくれた。

これは、ブッシーを贔屓しているとか、ダーヤマを手伝わないということではなく、『単純に得意領域』の話だ。

ダーヤマ率いる新プラットフォームの事業内容も、これはこれで最高に面白そうなんだが、

『これはむしろ俺や1号のアニキがいなくても上手く行く！』

と思っていて、むしろ『俺はユーザー側に回らせてくれ！』と思えるくらい楽しみな内容なんだよね！

しかし、ブッシー率いる『UMADEMIA』は、何を思ったのかゴリゴリにマニアックな深掘りを進めつつ、サイトの運営理念を、

【貢献と熱狂】

という理念で運営すると聞いた。

これはこれで

「俺、そういうの好きだぜー！」

と思った訳で、しかも、「熱狂がテーマなら俺だろ！」と思ったわけだ。笑

ただ、想いはそれだけではない。

俺自身や1号のアニキが永らく培ってきた「競馬の知見や言葉にしてきていない経験」を、如何にして言語化し、如何にしてこれから競馬を始める人にも分かり易く伝えていけるか、という意味では、コンセプトとしても「UMADEMIAの理念」こそ、「俺らが出来る応援なのかな」と思ったからこその、決断だ。

まぁ、終活なんてものを始める話では無いんだけど、やっぱり、死ぬ前に何らかしら「カタチ」として残しておきたいという気持ちが、俺なんかにも湧いてきたのかもしれないね。

そういう温故知新も含めて競馬をアカデミックに捉えようとしている『UMADEMIAの応援』に俺の数年を捧げるのもいいかなと。

そして、そんな話を聞いてくれた1号のアニキも、『いいねー！マニアック＆アカデミック！おもしれーじゃん！』と言ってくれているし、『とはいえダーヤマの企画の方も面白うそうだから俺も絡んでいこ。笑』と言ってくれている。

ホントに1号のアニキは若くて活きのいい競馬バカに目がないね。笑

まぁ、俺も1号のアニキも競馬バカで、稼いだ金も、空いた時間も、全部競馬にぶち込んじまう性格だから、

『こういう面白い話は大好きだ！』

ということ。

そこに壁も垣根もない。
だから、この宣言を読んでくれている人の中に、『俺も混ぜてくれー！』という活きのいい若者がいてくれればなお更嬉しいよね。

そして、読者諸氏に伝えたいことは、『是非これからも応援してほしいぞ！』ということ。

いつも我儘だろ！笑

しかし、それは、「俺だけを応援してくれ！」ってことではなく、俺が勝手に名付けた『UMAJIN CELL DIVISION計画』は勿論のこと、数年後、そして数十年後にも、

『若者が競馬にたくさん興味をもって「自分の人生をかけてもいいよね！」と思ってもらえる世界を作ること』

を応援して欲しいということだ。

それが俺の競馬の嗜み方だし、そういう競馬界であってほしいし、そういう競馬ファンが増えて欲しいと思っているということ。

「人がいて 馬がいて そしてまた人がいる」

皆さんご存じの、メイショウさんの名言ね。
この言葉大好きよ、俺。

いつもながらに長い話になっちまったが、まだまだ『読者諸氏を楽しませるぜー！』という想いは1ミリも減ってはいないし、この話を聞いてからはむしろ増えているのだ！笑

その場所が、UMAJIN競馬サロンだけではなく、ガンガン広がるってことだ。
そのための細胞分裂の栄養になれるなら俺は本望だ！ということ。

それこそ、この場でずっと書き続けてきたことが今の展開に繋がっていることが最高の喜びなんだよ。

そしてそこに付いてきてくれた読者諸氏とこれからも一緒に、わちゃわちゃと競馬を語れる場所を増やしていくことが出来て、そこにまた、新たな仲間が勝手に増殖していく。

そんな世界線を見られれば、俺みたいなもんでも、生まれて来た甲斐があったのかもと思って死んで行ける。

まぁ、50になると世の中では『天命を知る』と言われてる歳らしいし、もうここまで来たら『俺の天命はここに在る』ってことだろ。

なので、これからも突っ走るぜ！

有馬記念の前に、長々とすまなかった。

でも、有馬記念の前に言いたかった。

そして『なぜ、俺がこの秋GIを当てまくっているのか？』っていう原点も”ここに在る”と思っている。

なにせ、数か月前からこんな話を聞いてたから、この秋はいつも以上に競馬が楽しくて楽しくてね。

だからきっと神様が、『おー7号楽しそうだな！お前にご褒美やるよ！』と言ってくれてるんだと思う。

つまり！

7号は楽しませておけば、これからもガンガン当てるし、語るぞー！ってことだ。笑

俺は死ぬまで競馬はやめん！
何があっても競馬はやめん！

しかし、まだまだ競馬を楽しめそうだ！

そして、まだまだ皆と競馬を楽しみ、そしてその楽しさをまだまだ増殖させたい！

是非これからも一緒に楽しもう！

『もっと競馬が好きになれる！』という未来に期待して。

覆面馬主7号より