【!】今なら予想購読で使える【3,000pt】贈呈中
※無料登録完了から「半日-1.5日」ほど経過すると、ギフトポイントがアカウントに反映されます。
◆「競馬の真実、見えていますか？」新・馬柱革命！新時代の競馬サイト【Winsight（ウインサイト）】リリースのご案内

28年ぶりに6月開催となった函館記念。その関係で、前哨戦のような役割を果たしていた巴賞が、グレード制導入以降初めて函館記念の後におこなわれることとなりました（7月13日）。

あくまで「前哨戦のような役割」のため、仮に巴賞で好走しても本番への優先出走権が与えられていた訳ではありません。ただ、巴賞と函館記念をセットのように考えていたファンは、決して私だけではないはずで、そういったイメージを持っていたのは、近年、施行条件が頻繁に変更されるJRAの特別戦にしては珍しく、巴賞が安定（1994、2000、2009年を除く）して函館の芝1800ｍでおこなわれていたからではないでしょうか。

また、これら2レースが面白いのは、必ずしも結果がリンクしないところです。2001年以降、巴賞と函館記念の間隔は中1週しかなく、そのせいか、函館記念で好走する巴賞組の多くは前走5着以下に敗れた馬たち。両レースを連勝したのは昨年のホウオウビスケッツが19年ぶりで、その前となると、後に函館記念3連覇を成し遂げることになるエリモハリアーまで遡ります。

巴賞好走組が函館記念でも好走するのか。それとも凡走組の巻き返しか??。これを予想するのも函館記念の毎年のお楽しみで、それが叶わない今年は少し残念ですが、穴党としては高配当が期待できるレース。一足早い花火を打ち上げ、夏競馬に勢いをつけたいところです。

それでは予想に。

今回は、サマー2000シリーズの開幕戦、函館記念の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

（1）前走人気
（2）前走の馬番
（3）馬齢
（4）前走上がり
（5）生産牧場
（6）母父の系統
（7）前走着差
（8）今回の馬番
（9）前走の枠順
（10）父の系統

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記10項目。その中で（1）は前走人気について。
函館記念が荒れる要因の一つとしてあげられるのが、前走人気がなかった馬の激走です。具体的には、前走、重賞かリステッド含むオープンに出走して5番人気以下。かつ、そのとき馬体重が460kg以上490kg以下だった関西馬は［0-5-4-8/17］。複勝率52.9％、複勝回収率305％。勝ち切れてこそいないものの、度々複穴を出していました。
◇該当馬＝マイネルメモリー、マコトヴェリーキー

次は（2）。前走の馬番。
前走の馬番を偶数と奇数に分けたとき、優勢だったのは奇数番を引いていた馬。そのうち、前走よりも斤量が軽くなり、かつ今回56キロ未満の斤量を背負う馬は［1-2-4-6/13］。勝率7.7％、複勝率53.8％。単勝回収率594％、複勝回収率390％。（1）と同じくやや勝ち切れていないものの、穴馬が複数好走していました。
◇該当馬＝サンストックトン、ランスオブクイーン

（3）は馬齢で、2パターンご紹介します。まずは6歳馬。
こちらはどういうわけか鹿毛が不振で、これらを除くと［2-3-2-5/12］。勝率16.7％、複勝率58.3％。単勝回収率194％、複勝回収率313％で、文句なし。
◇該当馬＝ボーンディスウェイ、サンストックトン

一方、4歳馬は前走人気＞前走着順（前走3番人気1着など）か、前走人気＝前走着順だと［3-0-1-4/8］。勝率37.5％、複勝率50.0％。単勝回収率1107％、複勝回収率268％。該当馬は少ないものの、半数が好走していました。
◇該当馬＝ランスオブクイーン

（4）は前走上がりについて。
近年の函館記念は、前走、東京か京都のレースに出走し上がり8位以内だった馬が［1-3-2-4/10］。勝率10.0％、複勝率60.0％。単勝回収率41％、複勝回収率179％と、素晴らしい成績でした。
◇該当馬＝ランスオブクイーン

（5）は生産牧場。
生産牧場別の成績を見たとき、過去5年の当レースで出走数が最も多かったのはノーザンファーム生産馬。そのうち、前走の3コーナーで8番手以下に位置。なおかつ、非国内市場取引馬は［2-3-0-5/10］。勝率20.0％、複勝率50.0％。単勝回収率229％、複勝回収率185％。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝グランディア

（6）は母父の系統です。
函館記念は、ネイティヴダンサー系種牡馬を母の父に持つ馬が強く［2-1-2-5/10］。勝率20.0％、複勝率50.0％。単勝回収率113％、複勝回収率204％。他に条件をつけなくても、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝サンストックトン、マコトヴェリーキー

続いては（7）。前走着差について。
荒れるとはいえ、近走好調馬が強い当レース。とりわけ、栗東所属騎手が前走2着に0秒1以上の差をつけて勝利した馬か、勝ち馬から0秒1差以内の惜敗を喫した馬に騎乗したケースは［2-1-2-5/10］。勝率20.0％、複勝率50.0％。単勝回収率113％、複勝回収率110％。勝率、複勝率とも（6）と同じでした。
◇該当馬＝ランスオブクイーン

（8）は今回の馬番。
近年の函館記念は、今回8番か9番を引いた馬が好調で［2-0-3-5/10］。勝率20.0％、複勝率50.0％。単勝回収率86％、複勝回収率218％。勝率、複勝率は（5）（6）（7）と同じでした。
◇該当馬＝ヴェローチェエラ、アルナシーム

（9）は前走の枠順です。
またまたどういうわけかで申し訳ありませんが、近年の函館記念は前走5枠からスタートした馬の成績が良く［1-1-3-5/10］。勝率10.0％、複勝率50.0％。単勝回収率72％、複勝回収率207％。やはり該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝アウスヴァール、キミノナハマリア

そして最後は（10）。父の系統について。
ニアークティック系種牡馬やノヴェリストの産駒が結果を残している当レース。そのうち、前走と同じ騎手が騎乗（継続騎乗）するか、前走、短期免許で来日中の外国人騎手から今回JRA所属騎手へ乗り替わる馬は［3-1-1-2/7］。勝率42.9％、複勝率71.4％。単勝回収率225％、複勝回収率334％。該当馬は少ないものの、凄まじい成績でした。
◇該当馬＝アウスヴァール、グランディア、トップナイフ

これら10の条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎11ランスオブクイーン
○6サンストックトン
▲10グランディア
☆2アウスヴァール
△13マコトヴェリーキー
△14トップナイフ
△5ボーンディスウェイ
△12マイネルメモリー

【単勝】11,6（2点）
【馬単/マルチ】11⇔6,10,2,13,14,5,12（14点）
【ワイド】11＝6,10,2,13,14,5,12（7点）
【3連複/フォーメ】11＝6,10,2,13＝6,10,2,13,14,5,12（18点）

本命は、唯一4項目に合致したランスオブクイーン。対抗は3項目合致のサンストックトンで、2項目に合致した馬が3頭いました。

昨年4月に初勝利をあげた直後、果敢に挑戦したオークスで勝ち馬から0秒4差5着と健闘したランスオブクイーン。以後、秋華賞こそ結果は出なかったものの条件戦をコツコツと勝ち上がり、前走のシドニーTを勝利してオープン入りを果たしました。
久々の重賞出走とはいえ、実際に勝利実績があるのはアルナシームだけというメンバー構成。昇級初戦でもオークス5着は誇れる実績で、さらに前走破ったラヴァンダは先週の府中牝馬Sでも3着と好走しているだけに、ここも勝負になるとみました。

点数は多くなってしまいますが、馬券はまずランスオブクイーンの単勝と、同馬からの馬単マルチ、ワイドを購入。さらに、対抗サンストックトンの単勝と、1列目にランスオブクイーン、2列目に2、3項目に合致した4頭、3列目にランスオブクイーン以外の印全馬を塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


【!】今なら予想購読で使える【3,000pt】贈呈中
※無料登録完了から「半日-1.5日」ほど経過すると、ギフトポイントがアカウントに反映されます。
◆「競馬の真実、見えていますか？」新・馬柱革命！新時代の競馬サイト【Winsight（ウインサイト）】リリースのご案内