昨秋のマイルCSから4戦連続で対戦しているソウルラッシュとセリフォスは、ここまで8度対戦し、4勝4敗のイーブン。直近4戦はいずれもソウルラッシュが先着している。

東京コースの成績に限れば、ソウルラッシュは【0.1.1.3】、セリフォスは【1.1.0.3】とわずかに後者が優勢。

■牝馬や3歳馬の台頭が顕著

ソウルラッシュは今春の安田記念で3着と好走したのだから十分な成績に見えるが、府中では善戦止まりなのも事実。ここは直近の対戦成績から妙味が出そうなセリフォスを上と見る。

同馬は2歳時こそ夏の新潟2歳Sを制したが、昨年は夏負けでガタっと崩れた。今年は前年パスした富士Sから始動できる時点で、順調に夏を過ごしたことが判断でき、実際、最終追いは4F53秒2-1F11秒6と好時計を余力十分にマーク。この終いの切れが戻った今なら、ソウルラッシュを競り落とした2年前の再現はあると見た。

ただし、牝馬や3歳馬の台頭が目立つ当レースは、別定で重い斤量を背負った実績馬が足元をすくわれる可能性もゼロではない。ここはセリフォスを対抗○とし、二刀流馬券で一発を狙う。

本命◎は3歳馬ロジリオン。脚質的に不利を受けやすい同馬は、近走で唯一スムーズだったNHKマイルCが3着。

相手に致命的な不利があったとはいえ、京成杯AHで古馬を楽々と撃破したアスコリピチェーノとは、当時はクビ差。ハイレベルの3歳マイル路線でこれだけやれるなら通用していい。

馬券は◎○を1列目に置く馬単フォーメーションで高めを狙いつつ、実績馬2頭の○▲軸2頭で3連複を買う。

■富士ステークス2024予想・買い目

◎14ロジリオン
○７セリフォス
▲11ソウルラッシュ
☆９レッドモンレーヴ
注16ジュンブロッサム
△15パラレルヴィジョン
△13タイムトゥヘヴン

【単勝】14（1点）
【馬単/フォーメ】14,7→14,7,11,9,16（8点）
【3連複/フォーメ】7＝11＝14,9,16,15,13（5点）

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