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【前編】では皐月賞と菊花賞の関連性に触れたが、【後編】では引き続き、ステイヤータイプを発掘し、結論（印・買い目）をお届けする。

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◆【菊花賞2024予想】「皐月賞＞ダービー」が菊攻略のセオリー　コスモキュランダが“買い”の確たる根拠【前編】

■菊花賞2024予想【後編】

【前編】では春のクラシック組のうち、菊花賞に向くのはコスモキュランダと結論付けたが、その理由にメイショウタバルの存在がある。

同馬の存在により今年の菊花賞は恐らく縦長の展開。2022年はセイウンハーデスが前半1000m58秒7というペースで逃げ、最後方まで20馬身差はあろうかという縦長になった。

残り800mを切りセイウンハーデスが失速すると、2番手を追走していたアスクビクターモアが先頭へ。道中後方にいたボルドグフーシュは4角で4番手までマクリハナ差2着、3着も同じ位置いいたジャスティンパレスが入り、差し・追込の末脚は不発。京都芝外回りは縦長になると、4角で前にいる馬がそのままなだれ込む傾向になりがちだ。

その点、マクリの競馬が身上のコスモキュランダは縦長なら外に膨らむロスを軽減しながら、前を射程圏に置ける状況になる。持続的なスピードがあるのは、弥生賞や皐月賞を見てのとおり。レース展開や天候を見ても、同馬が苦手とする上がり33秒台に突入する懸念もなく、ここは1着候補とする。

■上がり馬に「心肺機能の鬼」

もう1頭、1着候補がいる。メイショウタバルの直後に位置することが予想されるピースワンデュックだ。

前走はスタート直後に隣の馬に寄られ、ダッシュがつかずそのタイミングで外から行かれた。結果、折り合いを欠き万事休すと思いきや直線はしぶとく伸びてハナ差差し切りV。ドゥレッツァと同じローテで注目されるへデントールと同週の新潟芝2200mに出走し、同馬が勝ち時計2分11秒9、相手は2分12秒4と時計面は上だった。

2走前にも同週の東京芝2400mに出走し、へデントールの勝ち時計2分26秒9よりピースワンデュックは2秒3も速い。しかも、3歳6月時点で逃げて日本ダービーの2着に相当する2分24秒6は、ポテンシャルの高さをうかがわせるものだ。

鞍上・柴田善臣いわく「心肺機能の鬼」。勢力図を塗り替える可能性を秘める、この未知の上がり馬と大ベテランのコンビに本命◎を打ちたい。

馬券は◎ピースワンデュックと○コスモキュランダの二刀流。3番手に近年のダービー馬とは趣が異なる持久力兼備の▲ダノンデサイル、以下は前走で口向きの悪さが解消された☆ショウナンラプンタ、前走セントライト記念で1列前の競馬できたことがここへ繋がる注アーバンシック。

外枠が割引きもポテンシャルの高さは折り紙付きの△へデントール、土曜の雨が残れば馬券内への粘り込みも可能の△メイショウタバルを押さえに回す。

馬券は◎○を1列目に置く3連単で一発を狙いつつ、○軸の3連複で包囲網を敷く。印と買い目は以下のとおり。

■菊花賞2024予想・買い目

◎１ピースワンデュック
○９コスモキュランダ
▲４ダノンデサイル
☆11ショウナンラプンタ
注13アーバンシック
△16へデントール
△10メイショウタバル

【単勝】1（1点）
【3連複/フォーメ】9＝1,4,11,13＝1,4,11,13,16,10（14点）
【3連単/フォーメ】1,9→1,9,4,11→1,9,4,11,13,16,10（30点）

以上、菊花賞2024予想でした！

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