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馬体アナリスト 伊藤

2024/10/18 18:00

富士ステークス 最終結論【馬体】宿命のライバル対決は今回が9度目 GIIなら3度目のワンツーか 買い目は3連単も指定【重賞深掘りPJ】

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《富士ステークの馬柱》


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競馬サロン読者の皆さん、こんばんは。
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。

7号さんと一緒に出演した南部杯の攻略動画も多数視聴いただきありがとうございました。

7号さん、私とも南部杯で「はい、どーん」ができれば良かったのですが、私はタガノビューティーが不発で残念な結果に終わってしまいました。

ジャパンダートクラシック、南部杯とも絞って裏目とお恥ずかしい限りですが、その2戦の負けをJBC諸競走であっさり取り戻せるように引き続き頑張ります。

さて、今週末は2鞍の重賞が組まれていますが、菊花賞の前日に行われるのが富士Sです。いつの間にかGIIに昇格していた筆頭がこのレースではないでしょうか。この後に控えるマイルCSの前哨戦です。

そして手前味噌で恐縮ですが、東京芝1400m重賞または東京芝1600m重賞は私の大得意な条件。当舞台で走る馬はどういう馬なのか、どのような馬体をしていたかを見極められている証拠なのかもしれいません。

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5月11日 京王杯SC 3連複6450円
6月2日  安田記念 馬連2850円、3連複3280円
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などの結果を残せていて、馬連・3連複とも300%近い回収率を記録。

ここ数週間は私が絶不調に陥っていますが、富士Sで潮目が変わりそう・・・。いや、ここで変えなければなりませんね。というわけで、サロン読者の皆様の応援をよろしくお願いします。

それでは富士Sの予想を進めていきます。

なお、予想コラムでは「レースの過去ラップ」「出走馬有力馬の馬体」を「図」で解説して参りましたが、本コラムでは上記の図を割愛とします。何卒ご了承くださいませ。

まず過去ラップ分析ですが、近10年分を集計対象に設定。各年度のラップ構成は次の通りです。

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2014 前半4F47秒6 後半4F45秒6⇒超後傾
2015 前半4F47秒0 後半4F45秒7⇒後傾
2016 前半4F48秒1 後半4F45秒9⇒超後傾
2017 前半4F47秒8 後半4F47秒0⇒後傾  ※不良馬場
2018 前半4F45秒9 後半4F45秒8⇒イーブン
2019 前半4F47秒0 後半4F56秒0⇒後傾  ※稍重馬場
2020 前半4F45秒4 後半4F48秒0⇒超前傾
2021 前半4F47秒0 後半4F46秒2⇒後傾
2022 前半4F46秒0 後半4F46秒0⇒イーブン
2023 前半4F45秒2 後半4F46秒2⇒前傾
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※前半と後半の4Fを比べて0秒7差以内をイーブン、0秒7以上の差がついたケースを前傾または後傾、1秒5以上の差がついたケースを超前傾または超後傾と定義。

2014年から2017年にかけては「後傾ラップ」が記録されましたが、2018年以降は締まった流れになっています。ただし、2020年のように上がりがバタバタになるのは稀で、厳しい流れでも上がり3F33秒5を切るような脚力が必要ですね。

なお、ラップが年によってまちまちなためラップと飛節の連動性はここでは考えないこととします。


続いて過去好走馬の馬体分析ですが、東京マイル重賞は「決め打ち」が可能な舞台と考えています。

速い時計、速い上がりに対応できる馬体は限られ、以下条件に当てはまることが多いです。

(1)後脚を動かす筋である大腿筋膜張筋の発達が確認できる馬体
(2)背中が短く胴回りが長い馬体構造上しなる馬体
(3)筋肉質でボリューミー、または瞬発性に富む柔らかい馬体


2022年のレースでワンツーを飾ったセリフォスとソウルラッシュは上記3つに該当。筋肉量ではソウルラッシュに軍配が上がりますが、馬体の柔らかさならセリフォスの方が上ですね。

昨年2着のレッドモンレーヴは上記2頭で言えば今はソウルラッシュに近いイメージでしょうか。しかしながら段々と短距離化が進んでいて今は1400mがいいかもしれません。

ほか馬体的に注目したいのが、大腿筋膜張筋の発達が確認できるジュンブロッサム。終いの切れだけならセリフォスとソウルラッシュ以上の可能性も。


続いて馬体以外に重視すべき要素ですが、近2週の東京芝の結果から、有力馬における近1年半の東京マイル戦における時計面とします。

東京芝は先週日曜の3歳上1勝クラス・マイル戦で1分32秒7が記録される超高速馬場。逃げ候補のバスラットレオンの出方次第な面はありますが、1分31秒前半の時計が当日は記録されても不思議はありません。

近1年半の東京マイル戦の時計で優れるのは

セリフォス
レッドモンレーヴ
ソウルラッシュ
の3頭です。

バルサムノートは昨年10月の紅葉Sで1分32秒3の時計で4着がありますが、馬場差を考慮するとこの時計でも速くはないですね。

クルゼイロドスルが今年1月の節分Sで記録した1分32秒5は準OPとしては上々ですが、もう一歩時計を詰める必要がありそうです。

結局のところ馬体的に注目でき、時計面も優れ、実績でも抜けているソウルラッシュとセリフォスの2頭が主役候補。

この2頭は1歳違いですが、直接対決が実に8度あります。

2022年安田記念、2022年富士S、2022年マイルCS、2023年安田記念ではセリフォスがソウルラッシュに4連続で先着。

一方で、2023年マイルCS、2023年香港マイル、2024年マイラーズC、2024年安田記念では
ソウルラッシュがセリフォスに4連続で先着。

数字の上ではともに4勝4敗ですが、現状はソウルラッシュにやや分があると見ていいでしょう。また、土曜の東京は若干でも雨の影響が残りそうな馬場。「稍重に近い良馬場」ならソウルラッシュの方が力を出せそうですね。

他にも枠順、展開、各馬の調整過程などを考慮した最終結論は次のとおりです。

《富士Sの最終結論》
◎11ソウルラッシュ
○7セリフォス
▲9レッドモンレーヴ
☆16ジュンブロッサム
△6ジェイパームス
△12アルナシーム
△14ロジリオン
△15パラレルヴィジョン

本命はソウルラッシュ。ルーラーシップ産駒らしいブ厚い馬体の持ち主です。細かく見ていくと背中が短く胴まわりが長い「しなる」馬体で、お尻は瞬発力型の「斜尻」。飛節は「直飛」寄りで、所謂走る馬の馬体と言われる「斜尻直飛」に該当します。

GIにこそ手が届いていませんが、GI級の力があることは間違いなくGIIを2勝。鉄砲駆けすることから買い時も分かりやすく、休み明けでGI以外なら頭を狙うのが吉です。

今週の水曜木曜の追い切りは15-15程度でしたが、1週前に好時計を出せていて、14日の坂路が実質的な最終追い。少し太めに見えるのはいつものことで勝ち負けできるだけの態勢にあると判断。

対抗評価はセリフォス。切れるダイワメジャー産駒という珍しいタイプですが、ゴリゴリのマッチョではなくシャープな体つきで柔軟性に富みます。GIではやや尻すぼみの傾向ですが、2歳GIで2着があったくらい完成度の高い馬でしたので、ピークは少し過ぎたのかもしれません。それでもGIIなら能力上位です。

▲レッドモンレーヴ、☆ジュンブロッサムなどはあくまで3着候補。伏兵馬が強い2頭の間に割って入り込むパターンは3連複でケアします。本線はあくまで馬連。予想人気を考えると3連複と3連単は3着にジェイパームス、アルナシーム、ロジリオンが入ると嬉しいパターンになります。

《富士Sの買い目》
◎11ソウルラッシュ
○7セリフォス
▲9レッドモンレーヴ
☆16ジュンブロッサム
△6ジェイパームス
△12アルナシーム
△14ロジリオン
△15パラレルヴィジョン

【馬連】11=7(1点)※ここが勝負馬券
【3連複/軸2頭】11,7=9,16,6,12,14,15(6点)
【3連単/フォーメ】11,7→11,7→9,16,6,12,14,15(12点)

《馬体アナリスト 伊藤のプロフィール》
競馬業界歴は20年。競馬専門紙を経て「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバーに選抜された馬体アナリスト 伊藤です。馬の馬体に惚れ込み馬体重視の予想を展開。現在は南関東の重賞開催日を中心にプレスとして出入りしています。

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