◎３番ボンドガール
新馬戦はゲートは五分に切れたが、スーッと加速できず。無理せず好位の内々でレースを進めて、外の馬と併走する形だったが、力むことなく自分のリズムで走れていた。直線に入り、ここでも無理せず、坂下で外に持ち出すとそこからグイグイと脚を伸ばして突き抜けた。

上がり時計の３３．０秒はメンバー中最速だったし、負かした６着までの馬は勝ち上がっているようにレースレベルはかなり高い。持っている資質は兄のダノンベルーガより上の感アリアリだ。

先週の古馬との併せ馬では瞬発力を見せつけて、直前は単走で終い重点だが、バネの利いた走りで迫力満点。いくらか前進気勢が強くなりつつあるので乗り替わりがどうでるのか？一抹の不安は残るものの、天気予報では良馬場で競馬ができそうなので期待大。


〇１番シュトラウス
こちらは不良馬場での新馬戦だけに勝ち時計は◎に劣るが、スケールの大きさは遜色ない。

ゲートをスーッと出て二番手で抑えていき、逃げた馬と馬体を離していったが、それでもスピードの絶対値の違いで３角では先頭に立ち、余裕を持って４角を回り、直線坂下からゴーサインを出されるとスーッと反応して後続を突き離した。それも余裕綽々の走りで。

リフレッシュ放牧から９月半ばに戻り、入念に乗り込まれて、先週・今週の動きは抜群でキレはないが、力強さ満点で雰囲気は上々。

良馬場ならあのスピードが更に活きるとも考えられるが、レースや稽古での走りからはパワー型のような感じがするので、馬場が渋れば上昇するだろうが、瞬発力比べでは◎の方が上と見た。


▲６番ウインアクトゥール
◎〇の二頭からは離れた三番手。距離短縮がプラス材料とは言い切れないし、切れる脚もある方ではなく、瞬発力比べでは分が悪いが、稽古では落ち着いた走りができている。

追われてからのしぶとさは折り紙付き。混戦になれば浮上の目はある。


△２番・４番


[３連単二頭軸マルチ]
軸　３番・１番
相手６番・２番・４番