◎１番シュネルマイスター
前走の安田記念は１４番枠からの競馬で、前に馬を置く競馬で折り合いを付けたいという考えから抑えていったら、鞍上が思い描いていたより後ろからの競馬になってしまった。緩い流れになり、最速の上がり時計を繰り出したが届かず三着。ただソングラインに０．２秒差、負けてなお強しの内容だった。

その後はリフレッシュ放牧で疲れを癒やして９月頭には帰厩してジックリと乗り込まれ、一週前の追い切りではいくらかモタついたが、今週の併せ馬では鋭い反応・力強い走り。先のＧＩ戦を見据えた仕上げとは言え、八分以上の状態にはアリ、休み明けとしては満点に近い仕上げだ。

一昨年の毎日王冠を勝っているように競走条件はベストに近く、▲との斤量差が１キロなら勝てる。


〇４番アドマイヤハダル
前走の関越Ｓは一番人気に推されたように勝たにゃいかんところだったが、瞬発力比べになり、しぶとくイイ脚が長く使えるこの馬にとっては厳しい競馬。負けはしたが、スローの決め手比べに対応できていて内容は悲観するものではなく、力を付けていることは確かだ。

競馬の上手さ、立ち回りの上手さが身についていてどんな流れにも対応はできるし、ここもタップリとレース間隔を開けての出走だが、直前の動きは力強さとシッカリとした気持ちの入りから体調面は万全なので、有力各馬が休み明けの分、デキの良さとレースセンスの高さから軽視はできない。


▲１０番ソングライン
１１月４日に行われるアメリカでのブリーダーズカップマイル戦の前哨戦と言う目で見てしまうからなのか？先週・今週の追い切りは格下馬相手だし、もともと稽古駆けする馬で余裕を持って先着は当然のことだが、春のＧＩ戦を連覇した時の弾けるような感じにはないと映った。

そんなデキで初距離、がむしゃらに勝ちに行かなくとも、道中は落ち着いた走りができる馬だし、精神面の強さはある。押し出されるカタチでの三番手だ。


△３番・６番・８番・１１番


[３連単一着固定]
一着１番
相手４番・１０番・３番・６番・８番・１１番