競馬サロン
田原基成
神戸新聞杯には“100%データ”が存在する。
「施行条件変更後、上がり3F最速馬は馬券内率100%」
ドリームジャーニーにイコピコ、2着に突っ込んできたマジェスティハーツ、ミッキーロケット……いわゆるキレ者にとって好相性の舞台であることに間違いはない。同じ菊花賞トライアルでも、先行押し切りが目立つセントライト記念とは真逆の性質を持つレース。それが神戸新聞杯の正体だ。
となると、本命候補はおのずと絞られる。
ショウナンバシット。
サヴォーナ。
ファントムシーフ。
マイネルラウレア。
ナイトインロンドン。
上記5頭は上がり3F最速での複数勝利実績あり。予想の前提として、この5頭から軸馬を選ぶのが自然だろう。
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ここで重要になるのが“数字の中身”だ。
先に挙げた神戸新聞杯と上がり3F最速馬の関係。どういった差し馬が上がり3F最速馬を計時してきたのかを読み解く必要がある。
瞬発力勝負向きの差し馬が計時したのか?
急坂コース向きの差し馬が計時したのか?
馬群を割れる差し馬が計時したのか?
差し馬をひと括りにするのはナンセンス。差し馬をタイプ別に分けたとき、5頭の分類は以下の通りだ。
広いコース向き→ファントムシーフ、マイネルラウレア、ナイトインロンドン
小回りコース向き→ショウナンバシット、サヴォーナ
瞬発力勝負向き→ファントムシーフ、マイネルラウレア
持久力勝負向き→ショウナンバシット、サヴォーナ、ナイトインロンドン
阪神芝外回り2400mで行われる神戸新聞杯は例年スローの上がり勝負になりやすい。今年のメンバーをみても確たる逃げ馬は不在で、広いコースの瞬発力勝負に秀でた馬に分があると判断した。
ここはファントムシーフから入る。
週中のコラムから大幅に評価を上げた形となったが、私が注目したのは新馬戦と野路菊S。阪神芝外回りで上がり3F33秒9の新馬戦、中京芝2000mで上がり3F33秒5と際立った瞬発力を披露した野路菊S。ともに非凡の一言に尽きるパフォーマンスだった。
GI前哨戦で後方待機策も考えられたが、自身より外にいるのは差し追込馬ばかり。普通にスタートを切れば無理に控える理由がないシチュエーションが生まれたことは見逃せない。
相手本線に抜擢するのはショウナンバシット。
瞬発力の分類では持久力タイプに該当したものの、阪神内回りのすみれSで上がり3F33秒6をマーク。非関東圏で馬券外なしの戦績は昨年の勝ち馬ジャスティンパレスを連想させる。ファントムシーフと0秒2差の実績を見るより大きな差はないだろう。
ハーツコンチェルトも軽視禁物。
前走日本ダービーは3着と強豪相手に好走。東京への連続輸送だったが確かな左回り適性を証明した。阪神開催の神戸新聞杯はダービー最先着馬と好相性。寒い時季と小回りが苦手な戦績は3歳時のウインバリアシオンと瓜二つで、こちらも注目の1頭。
さらにはサトノグランツ。
3連勝で臨んだ前走日本ダービー。上がり3F2位の脚を使ったものの、大外枠を引いた不利が大きかった印象だ。阪神芝2400mは春に勝利実績あり。2走前は上がり3F33秒3と瞬発力勝負への適性を示しており、当レースに5頭の馬券内馬を輩出する友道厩舎管理馬である点もプラス材料と言えそうだ。
【阪神11R 神戸新聞杯予想の印】
◎7 ファントムシーフ
〇2 ショウナンバシット
▲13 ハーツコンチェルト
☆3 サトノグランツ
△8 マイネルラウレア
△1 サスツルギ
△11 シーズンリッチ
△4 ロードデルレイ
【単勝】7(1点)
【馬連/ながし】7-2,13,3(3点)
【3連複/ながし】7-2,13,3,8,1,11,4(21点)
【3連単/フォーメ】7→2,13,3→2,13,3,8,1,11,4(18点)
田原基成のプロフィールはこちら
関連コラム「タイトルホルダーほか、オールカマー全15頭分析」
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2023/09/23 18:33
【神戸新聞杯】「100%データ」をもとに導いた本命◎。相手本線はダービー組から人気薄を抜擢
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神戸新聞杯には“100%データ”が存在する。
「施行条件変更後、上がり3F最速馬は馬券内率100%」
ドリームジャーニーにイコピコ、2着に突っ込んできたマジェスティハーツ、ミッキーロケット……いわゆるキレ者にとって好相性の舞台であることに間違いはない。同じ菊花賞トライアルでも、先行押し切りが目立つセントライト記念とは真逆の性質を持つレース。それが神戸新聞杯の正体だ。
となると、本命候補はおのずと絞られる。
ショウナンバシット。
サヴォーナ。
ファントムシーフ。
マイネルラウレア。
ナイトインロンドン。
上記5頭は上がり3F最速での複数勝利実績あり。予想の前提として、この5頭から軸馬を選ぶのが自然だろう。
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ここで重要になるのが“数字の中身”だ。
先に挙げた神戸新聞杯と上がり3F最速馬の関係。どういった差し馬が上がり3F最速馬を計時してきたのかを読み解く必要がある。
瞬発力勝負向きの差し馬が計時したのか?
急坂コース向きの差し馬が計時したのか?
馬群を割れる差し馬が計時したのか?
差し馬をひと括りにするのはナンセンス。差し馬をタイプ別に分けたとき、5頭の分類は以下の通りだ。
広いコース向き→ファントムシーフ、マイネルラウレア、ナイトインロンドン
小回りコース向き→ショウナンバシット、サヴォーナ
瞬発力勝負向き→ファントムシーフ、マイネルラウレア
持久力勝負向き→ショウナンバシット、サヴォーナ、ナイトインロンドン
阪神芝外回り2400mで行われる神戸新聞杯は例年スローの上がり勝負になりやすい。今年のメンバーをみても確たる逃げ馬は不在で、広いコースの瞬発力勝負に秀でた馬に分があると判断した。
ここはファントムシーフから入る。
週中のコラムから大幅に評価を上げた形となったが、私が注目したのは新馬戦と野路菊S。阪神芝外回りで上がり3F33秒9の新馬戦、中京芝2000mで上がり3F33秒5と際立った瞬発力を披露した野路菊S。ともに非凡の一言に尽きるパフォーマンスだった。
GI前哨戦で後方待機策も考えられたが、自身より外にいるのは差し追込馬ばかり。普通にスタートを切れば無理に控える理由がないシチュエーションが生まれたことは見逃せない。
相手本線に抜擢するのはショウナンバシット。
瞬発力の分類では持久力タイプに該当したものの、阪神内回りのすみれSで上がり3F33秒6をマーク。非関東圏で馬券外なしの戦績は昨年の勝ち馬ジャスティンパレスを連想させる。ファントムシーフと0秒2差の実績を見るより大きな差はないだろう。
ハーツコンチェルトも軽視禁物。
前走日本ダービーは3着と強豪相手に好走。東京への連続輸送だったが確かな左回り適性を証明した。阪神開催の神戸新聞杯はダービー最先着馬と好相性。寒い時季と小回りが苦手な戦績は3歳時のウインバリアシオンと瓜二つで、こちらも注目の1頭。
さらにはサトノグランツ。
3連勝で臨んだ前走日本ダービー。上がり3F2位の脚を使ったものの、大外枠を引いた不利が大きかった印象だ。阪神芝2400mは春に勝利実績あり。2走前は上がり3F33秒3と瞬発力勝負への適性を示しており、当レースに5頭の馬券内馬を輩出する友道厩舎管理馬である点もプラス材料と言えそうだ。
【阪神11R 神戸新聞杯予想の印】
◎7 ファントムシーフ
〇2 ショウナンバシット
▲13 ハーツコンチェルト
☆3 サトノグランツ
△8 マイネルラウレア
△1 サスツルギ
△11 シーズンリッチ
△4 ロードデルレイ
【単勝】7(1点)
【馬連/ながし】7-2,13,3(3点)
【3連複/ながし】7-2,13,3,8,1,11,4(21点)
【3連単/フォーメ】7→2,13,3→2,13,3,8,1,11,4(18点)
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