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※2024年9月19日時点の見解であり、実際の結論（印・買い目）は週末の予想コラムにてご確認ください。

・インテグレイト
小倉芝2000mで2戦2勝と、小回り巧者ぶりを見せている馬。2走前の当舞台は惨敗を喫しており、コース替わりはマイナスと言わざるを得ない。

・ヴィレム
1勝クラスの前走は上がり3F33秒1の脚で快勝。早い段階で脚質転換に成功したレースセンスには目を見張るものがある。終いの脚にかけるスタイルはここも変わらないだろうし、無欲の3着候補としてケアしたいところだ。

・ウエストナウ
未勝利を制したばかりで臨んだ京都新聞杯は2着。差す競馬から一転、道中は先手を奪うスタイルで新境地を見せつつ連対を確保した。そこで賞金を加算できたことで、夏を全休し秋の菊花賞トライアルへ。1週前追いではJDC初代王者を狙うラムジェットに先着と状態面の良さをうかがわせており、軽くは扱えない。

・オールセインツ
連勝中の近走はいずれも10頭立て未満。ゆったり流れてストレスのかかりにくい展開もプラスに働いたのだろう。本レースと好相性の友道厩舎である点は魅力も、15頭立てで中心に据えるには躊躇してしまう。

・ゴージョニーゴー
ハンデ戦の前走は斤量54キロ以下の馬が上位独占。その恩恵を受けたレースであることは否めず、全頭が同じ斤量となるここでの強調材料は乏しい。

・サブマリーナ
上がり3F33秒0の脚を連発の近走が示すとおり、瞬発力勝負に秀でたタイプ。初の芝2200mかつ左回り、急坂コースと未知の要素が多い今回は様子見が妥当か。

・ジューンテイク
本レースと相性が良い前走日本ダービー組。とはいえ本馬は賞金面での不安がなく、得意の京都芝外回りで施行される次走をピークに持っていく可能性が高い。ここは叩き台と捉えたいところだ。

・ショウナンラプンタ
前走日本ダービーは惨敗も、関西馬にとって鬼門となる青葉賞→日本ダービーの短期間での連続関東圏輸送が響いた影響あり。長めの距離をこなしてきたスタミナには目を見張るものがあるし、タフな馬場想定で浮上の余地を残す1頭と言える。

・トラストボス
1勝目を挙げるまでに9戦を要した馬。重賞好走馬が複数名を連ねるここは厳しい戦いを強いられそうだ。

・バッデレイト
2戦2勝で迎えた前走阿賀野川特別は2着。それでも自身の持ち時計は縮めており、左回りや夏の新潟への輸送競馬でも馬体重を減らさなかったのは大きな収穫と言える。前走で先着したサトノシュトラーセは京都2歳S3着、青葉賞4着。その比較から重賞通用の可能性は十分だ。

・ビザンチンドリーム
新馬戦、きさらぎ賞と上がり3F33秒台の脚で連勝。現状は瞬発力を活かせる馬場コンディションが合う印象で、週末の雨予報はマイナスと言わざるを得ない。

・ミスタージーティー
これまで挙げた2勝はいずれも小回りコース。左回りでは【0-0-0-2】掲示板内なしと相性が悪く、変わり身は望み薄か。

・メイショウタバル
ゴールドシップ×フレンチデピュティの血統背景が示すとおりの道悪巧者。その真価が発揮されたのは毎日杯で、重馬場を逃げて6馬身差の圧勝だった。暴走のリスクをはらむ気性だが、雨で脚元を気にすることで上手く折り合える印象あり。雨による道悪の施行なら侮れない。

・メリオーレム
デビューから馬券外のない安定株。一貫して2000m以上を使われているように、早くから秋の大舞台を見据えたローテーションを組まれている印象だ。川田将雅騎手騎乗の成績は【3-1-0-0】連対率100％。重馬場で勝ち上がったようにタフな馬場は歓迎で、軸候補の1頭として捉えたい。

・ヤマニンステラータ
中京芝2200mを制して臨む馬だが、高速馬場の中京を鑑みると前走の勝ち時計は平凡。重賞即通用は難しいだろう。

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