◎７番ユーキャンスマイル
タップリとレース間隔を開けつつ確実に力をつけている。
 
昨年９月の新潟記念は休み明けの上に距離不足と思われた芝２０００Ｍ戦。高速決着で上がりが速かったにもかかわらず直線一気の脚で差し切り勝ち“これは本物だ”と認識させられて、その後のGI戦で善戦も頷けるところだ。
 
天皇賞→ジャパンカップの後は充電し今年緒戦の阪神大賞典では、出遅れて先を急いだキセキを尻目に自分の競馬に徹してアッサリ勝ち星を手中にして万全の態勢で臨んできた。
 
以前は右回りに不安材料を抱えていたが、力をつけた現状ではその心配は皆無、鞍上の指示にキッチリと従える馬だけにテン乗りの不安はなく、三歳時は菊花賞で〇に遅れはとったが三歳上二勝クラスの特別戦を勝った直後を考えれば大好走の部類。
 
昨年のダイヤモンドＳを快勝と距離延びてこそ輝きを増す馬、派手な実績はないがこの舞台で今の状態なら主役に立つことができる。
 

〇１４番フィエールマン
昨暮の有馬記念直前の動きが良かっただけに期待していたが、初の海外遠征の目に見えない疲れが残っていたのか…直線で伸びを欠き、落胆したのは自分だけだろうか…
 
その後はリフレッシュ放牧に出されぶっつけになるが、トレセン帰厩後は入念に乗り込まれ、先週・今週と併せ馬で追い、キッチリと仕上げてきたし、三歳時に三か月半ぶりの菊花賞をアッサリ勝った底力は認めても、自分的には有馬記念を正攻法の競馬で四着のあの内容に物足りなさが残る。
 
当時の体調面・精神面に問題があっただけなのか？成長力という点で多少の？が残るだけに二番手評価とした。
 
 
▲５番ミッキースワロー
三歳時にセントライト記念を勝ち、その後はGI戦以外では大崩れなく着実に力をつけてきた。
高速馬場の中距離戦で上がりの速い競馬では出番はないが、持ち前のスタミナをさらに強化した現状＋鞍上の手腕にも大きな期待を寄せて穴馬として注目したい。
 
 
△８番キセキ
有馬記念に続いて阪神大賞典でも大出遅れ…ゲート内でチャカチャカ暴れてタイミングが合わなかったわけではなく、ボサッーとしていてゲートが開いても反応できなかった。
 
海外遠征の精神的なものからくるものなのか？
しぶとい先行力は脅威だが大きな信頼は寄せられない…
 
 
それなら去勢開けでも稽古で唸りをあげている△４番ダンビュライト、差しに回った前走の走りが良かった△６番スティッフェリオの方が魅力を感じる。
 
 
△４番・６番・１番・８番・１１番
 
 
 
[３連単フォーメーション]
一着７番・１４番・５番
二着７番・１４番・５番・４番・６番・１番・８番・１１番
三着７番・１４番・５番・４番・６番・１番・８番・１１番