◆【随時更新中｜4/5(土)的中速報】先週快進撃の山田ら名物主宰者が東西重賞を攻略＆ドバイもカマす！【ダービー卿CT/チャーチルDC2025予想】

アーリントンCから名称が変更され、開催が2週間前倒しされたチャーチルダウンズC。米国のアーリントンパーク競馬場といえば、競走馬育成ゲーム、ダービースタリオンからのめり込んだファンにはお馴染みのGIアーリントンミリオンで、2002年にはブリーダーズCも開催されました。しかし、残念ながら2021年をもって同場は廃止に。ただ、アーリントンミリオンはコロニアルダウンズ競馬場で現在もおこなわれています。

アーリントンCに話を戻すと、1987年から91年までおこなわれたペガサスSが前身です。阪神芝1600ｍの3歳限定戦という条件は変わっていないものの、2度も大きく名称が変わった（函館3歳Sから函館2歳Sのような例を除く）重賞は珍しく、わずか5年で名称変更されたレースもそうはありません。それでも後のGI馬を2頭輩出しました。
そのうちの一頭がオグリキャップで、地方・笠松からの転入初戦が88年のペガサスS。中央競馬のファンにとって、文字どおり、どこの馬の骨ともわからないオグリキャップがこのとき2番人気に甘んじていたのは、ある意味当然のことです。それでも、直線で桁違いの末脚を披露した同馬は2着に3馬身差をつける完勝を収め、そこから重賞6連勝を達成。翌年以降、日本競馬史上最高クラスのアイドルホースへと上り詰めたのです。
当時と比べてレースの性質はかなり変化しましたが、今年の勝ち馬は、将来どんな活躍を見せてくれるのか。注目したいと思います。

▽齋藤翔人のダービー卿CT予想コラムはコチラ！
◆【ダービー卿CT2025予想】好走データ4項目＋馬券内率83.3％＋斤量増減なし　「狙わない理由はない」伏兵◎

それでは予想に。

さて、チャーチルダウンズCの予想ですが、前述したとおりアーリントンCと開催時期以外はほぼ変わっていません。ということで、今回はアーリントンCの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

（1）前走時の馬体重の増減
（2）前走着順
（3）前走距離
（4）生月
（5）前走クラス
（6）前走からの斤量の増減
（7）騎手の東西別

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記7項目。その中で（1）は前走時の馬体重の増減について。
近年のアーリントンCは、前走時、馬体重を減らしていた馬が［0-1-1-36/38］と、大苦戦。一方、前走時、馬体重増か増減なし。なおかつ、前走1勝クラスか新馬戦か未勝利戦で1番人気に推されたか、前走重賞に出走した馬は［4-4-4-8/20］。勝率20.0％、複勝率60.0％。単勝回収率79％、複勝回収率158％。これだけの該当馬がいながら、驚異的な成績を収めていました。
◇該当馬＝ジーティーマン、スリールミニョン、ミニトランザット、ランスオブカオス、ワンモアスマイル

次は（2）。前走着順。
アーリントンCは、前走、重賞かリステッド含むオープンで2着以内か6から9着だった馬が［4-2-2-9/17］。勝率23.5％、複勝率47.1％。単勝回収率93％、複勝回収率110％。複勝率はわずかに50％を切っているものの、十分に買い条件といえます。
◇該当馬＝ジーティーマン、ミニトランザット、アルテヴェローチェ

（3）は前走距離です。
アーリントンCは、前走から距離延長となる馬が健闘していたレース。とりわけ、前走が芝1500ｍ以下で、毛色が鹿毛だと［0-3-2-4/9］。複勝率55.6％。複勝回収率378％。勝ち切れていないものの、素晴らしい成績でした。
◇該当馬＝モンタルチーノ

（4）は生月について。
2月生まれが強かったアーリントンC。そのうち、前走4コーナーで6番手以下に位置していた馬は［4-2-0-2/8］。勝率50.0％、複勝率75.0％。単勝回収率198％、複勝回収率166％と、驚異的な成績です。
◇該当馬＝スリールミニョン、アルテヴェローチェ、ワンモアスマイル

続いては（5）。前走クラス。
アーリントンCは、前走GIかGIIに出走した馬がさすがの強さを発揮しており［3-1-2-2/8］。勝率37.5％、複勝率75.0％。単勝回収率167％、複勝回収率171％。こちらもまた凄まじい成績でした。
◇該当馬＝スリールミニョン

（6）は前走からの斤量の増減です。
近年のアーリントンCは、前走より斤量が1から1.5キロ重くなる馬が［3-0-1-4/8］。勝率37.5％、複勝率50.0％。単勝回収率167％、複勝回収率113％。該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬＝ワンモアスマイル

そして最後は（7）。騎手の東西別について。
美浦所属騎手と短期免許で来日中の外国人騎手騎乗馬の好走率が高かったアーリントンC。そのうち、キャリア4戦以上の馬は［2-1-1-3/7］。勝率28.6％、複勝率57.1％。単勝回収率88％、複勝回収率347％。該当馬は少ないものの、文句なしの成績でした。
◇該当馬＝アルテヴェローチェ

これら7つの条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎4スリールミニョン
○6アルテヴェローチェ
▲9ワンモアスマイル
☆2ジーティーマン
△5ミニトランザット
△7ランスオブカオス
△1モンタルチーノ

【単勝】4,9（2点）
【馬単/マルチ】4⇔6,9,2,5,7,1(12点)
【ワイド】4＝6,9,2,5,7,1(6点)
【3連複/フォーメ】4,6,9＝4,6,9＝4,6,9,2,5,7,1(13点)

本命候補は、3項目に合致したスリールミニョン、アルテヴェローチェ 、ワンモアスマイルの3頭。その中でスリールミニョンを本命としました。

今回のメンバーでオープン勝利実績があるのは2頭。スリールミニョンはそのうちの1頭で、実績上位の存在といえます。また（5）でみたように、アーリントンCは前走GI組が強かったレース。勝ち馬から0秒8差の5着に健闘した点も強調できる材料です。
血統を見ると、4代母はスカーレットインクで、ダイワメジャー、ダイワスカーレットきょうだいと同じ一族の出身。20年以上も前の話ですが、ダイワスカーレットは同じ阪神芝外回りの1600ｍでおこなわれた桜花賞を勝っており、名牝系から新たに重賞ウイナーが誕生することを期待します。

馬券はまず、スリールミニョンからの馬単マルチとワイドを購入。そして、1、2列目に本命候補3頭、3列目に印全馬を塗った3連複フォーメーションと、スリールミニョンとワンモアスマイルの単勝も買います。

それでは土曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

▽齋藤翔人のダービー卿CT予想コラムはコチラ！
◆【ダービー卿CT2025予想】好走データ4項目＋馬券内率83.3％＋斤量増減なし　「狙わない理由はない」伏兵◎