競馬サロン

2025/03/29 18:45
【高松宮記念】本命は「2.0.1.1」該当の“リベンジ◎” 馬連3点+3連複15点/マーチS/中山9R/中山7R


◆【随時更新中|3/30(日)的中速報】昨年万券Vの岡井ら主宰者陣がGI攻略!無双中山田の気になる勝負レースは!?【高松宮記念/マーチS2025予想】
【高松宮記念】
今年も大混戦ムードが漂う高松宮記念。
スプリント路線は長らく絶対王者が不在の状況下にあり、馬場や展開、枠順で着順がコロコロ変わる。それは今年の高松宮記念も例外ではないだろう。
有力馬の枠順をみると、ディフェンディング・チャンピオンのマッドクールが最内枠。昨年のスプリンターズS勝ち馬ルガルが3枠6番、GI2着のトウシンマカオにナムラクレアはそれぞれ6枠より外を引き当てた。バラバラに散ったなぁ……そんな印象を受ける。
ところで、前述4頭は昨年の高松宮記念、スプリンターズSのいずれかで馬券内に入った馬たち。マッドクール-ナムラクレア、ルガル-トウシンマカオ-ナムラクレアと馬券内に入った馬が“カップリング”の関係になっている点は見逃せない。改めて当時の馬番を確認すると、
【高松宮記念】
2番マッドクール-3番ナムラクレア
【スプリンターズS】
13番ルガル-2番トウシンマカオ
13番ルガル-5番ナムラクレア
2番トウシンマカオ-5番ナムラクレア
こうしてみると、ルガルの異質さが際立つ。高松宮記念はマッドクール-ナムラクレアが内枠の利を活かしたコース取り。スプリンターズSも馬番でいえばトウシンマカオとナムラクレアはともに5番以内。ルガル以外の上位馬はみな馬番6番以内だった。
それを踏まえ、本命としたのはルガルだ。
私がこの馬で衝撃を受けたのはシルクロードS。抜群のスタートから好位で追走すると、馬場の真ん中に持ち出して3馬身差の勝利を収めたレースだ。2010年で紐解いたとき、芝1200mの古馬重賞で4角2番手以下から2着に0秒5差の該当馬はタワーオブロンドン、コパノリチャードのみ。いずれもGIを制している。
また、過去10年の高松宮記念において、前走香港スプリントかつ前年にGI連対歴のある馬は【2-0-1-1】。大舞台で実績を残した馬であればぶっつけ本番はプラスに捉えて良いとのデータだ。芝1200mでの馬券外は極悪馬場の高松宮記念、海外の香港スプリントに限定。条件さえ揃えば大崩れは考えにくい。
この中間は坂路で4F50秒5。海外遠征帰りでも仕上がりに不足はなく、GI2勝目奪取に向けた意欲的な調教と言える。昨年との比較で馬場も良く、前哨戦を勝たないと出走すら危うい立場だった当時とはローテーションも違う。純粋な能力を発揮できる態勢は整った。
迷いはない。
昨年のリベンジを込めて、ルガルに本命の印を託す。
相手本線にはサトノレーヴを。
スプリント路線に現れた新星として期待を集めた昨年。夏競馬連戦後のスプリンターズSこそ馬券外も、前走香港スプリントは世界の強豪相手に3着と気を吐いた。ダノンスマッシュ、ファストフォース、キルロードなど中京芝1200m重賞はロードカナロア産駒の庭。中2カ月以上の休み明けローテかつ芝1200mでは【3-1-1-0】と大崩れがなく、J.モレイラ騎乗も含めて軽くは扱えない。
マッドクールも軽視禁物。
昨年の本レース勝ち馬。当時は道悪での施行かつ、惨敗後のレースでマークが薄くなったことが先行押し切りにつながった印象だ。1枠1番が大歓迎とは言い切れないが、中京芝の成績【4-0-2-1】なら相殺可能とみる。
大穴候補として取り上げるのがオフトレイル。
出走すれば常に上がり3F上位の脚を使う切れモノ。今年は有力馬に先行脚質が多く、それぞれが意識しあって前がかりの展開を生む可能性あり。となれば同馬の末脚炸裂は頭の片隅に入れておきたいところだ。中京芝では【1-1-1-0】と大崩れのないバルサムノートも週中から評価を上げた馬として3列目に加えておく。
【中京11R 高松宮記念予想の印】
◎6 ルガル
〇10 サトノレーヴ
▲1 マッドクール
☆5 オフトレイル
△12 トウシンマカオ
△15 ママコチャ
△14 ナムラクレア
△16 バルサムノート
【馬連】6=10,1,5(3点)
【3連複/フォーメ】6=10,1,5=10,1,5,12,15,14,16(15点)
【マーチS】
「ロードクロンヌ、斤量57キロ」
これには驚きを隠せなかった。
通常、3勝クラス→重賞に臨む馬のハンデはMAXでも56キロ。それでも「見込まれたなぁ」と陣営が愚痴をこぼすぐらいだから、いかに同馬の斤量57キロがレアケースであるかという証明だ。
調べたところ、前走3勝クラス勝ち馬が斤量57キロを背負うのは2012年・小倉記念のダノンバラード以来。同馬は皐月賞3着をはじめ重賞馬券内5回、降級制度があった時代の名残で条件戦からリスタートを切っていたが、それを除く“純粋な前走3勝クラス組”ではロードクロンヌが初の斤量57キロ該当馬。これをどう捉えるかが予想の出発点となる。
前提として、ハンデ戦の斤量は他馬との比較によって決められる“相対評価”。今回出走するメンバーのなかでダート戦における重賞ウイナーは2頭、強いメンバーが揃ったと言い切るには物足りない。
次に、ロードクロンヌの絶対評価。
ダート路線転向で破竹の4連勝、2着馬につけた差は0秒9→0秒4→1秒4→0秒9。ここで注目すべきはクラスが上がってもなお、セーフティリードを保ったまま余裕綽々でゴール板を駆け抜けている事実だ。私がハンデを付ける人間だとしたら「57キロぐらい背負わせないとつまんないよなぁ……」と思ってしまう。
展開を紐解くと、ピュアキアンの単騎逃げが濃厚。初ダートのマテンロウスカイ、実績馬ペイシャエスあたりが番手をうかがう形か。いずれにしろ激流は考えにくく、このクラスで大マクリを敢行する馬がいるとは思えない。つまり、ロードクロンヌの能力発揮に支障はないということだ。
フォーエバーヤング。
サンライズジパング。
ミッキーファイト。
ラムジェット。
すでにGI級の舞台で存在感を示す現4歳世代のダート馬たち。その仲間入りをはたすステップとして、ロードクロンヌには胸のすくようなパフォーマンスを期待したい。
相手本線にはブライアンセンスを。
休み明けの前走アルデバランSは直線半ばから2着馬とのマッチレース。それを制したわけだが、実はこの間ステッキを一度も入れられていなかった。勝利のなかに感じた余裕。当距離の持ち時計1分49秒7も評価を上げるものとなる。
ヴァンヤールも侮れない。
鮮やかな叩き一変をはたした前走。斤量58キロを背負っていたものの、マクリ差しで勝負しにいったうえで2着馬の追撃を凌いだ点は高く評価できる。あのレース内容にフロックはなく、道悪ダートの成績【2-2-2-2】も強調材料だ。
穴妙味を求めるならスレイマン。
惨敗が続く近2走はいずれも外枠。この馬の持ち味である立ち回りの上手さを活かすことができなかった。ダートで馬番4番以内時は【2-2-1-1】。GIデーの裏開催に戸崎圭太が跨る点も不気味に映る。
【中山11R マーチS予想の印】
◎1 ロードクロンヌ
〇12 ブライアンセンス
▲9 ヴァンヤール
☆3 スレイマン
△6 ハビレ
△15 ペイシャエス
△5 ホウオウルーレット
△13 ピュアキアン
【馬単】1→12,9,3(3点)
【3連複/フォーメ】1=12,9,3=12,9,3,6,15,5,13(15点)
【自信の一鞍 中山9R ミモザ賞】
牝馬限定戦で私がセオリーとしているのは、対牡馬実績。アーモンドアイ、グランアレグリアのような怪物級はさておき、基本的なレベルは牡馬混合戦のほうが上。そこで着順が悪かったとしても、戦ったことによる経験値増を見逃すことはできない。
本命はショウナンサムデイ。同馬の近2走をみると、マスカレードボール(共同通信杯勝ち馬)、ピコチャンブラック(スプリングS勝ち馬)が上位入線のアイビーS、ヴィンセンシオ(弥生賞2着)が制した葉牡丹賞と強豪相手に4→6着。及第点を与えられる内容で、牝馬限定戦のここは格上の存在と言える。頭不動。
2列目の1頭目にはクライスレリアーナを。中山未経験の不安こそあれ、順調にいけば今後間違いなく重賞戦線に顔を出してくる馬だ。デビュー以降馬券外のないニシノエピカリ、カネラフィーナまでを2列目に設定。
【中山9R ミモザ賞予想の印】
◎2 ショウナンサムデイ
〇7 クライスレリアーナ
▲3 ニシノエピカリ
☆5 カネラフィーナ
【馬単】2→7,3,5(3点)
【3連単/フォーメ】2→7,3,5→7,3,5(6点)
【太鼓判 中山7R 4歳上1勝クラス】
ウインイメルの前走は内枠で砂を被り、揉まれる形の競馬。あの状況下で能力全開を期待するのは無理筋というものだ。外枠を引き当てた今回は、逃げ先行馬が内めの枠に集中。4角2番手以内時は【1-1-1-0】と馬券外がなく、先行勢を外から見つつマクリ気味に4角先頭が叶えば大崩れは考えにくい。
2列目の1頭目にはオウケンシルヴァーを。当舞台では【1-1-1-1】とこちらも安定感抜群で、一気の距離短縮に戸惑わなければ上位進出の可能性は高そうだ。すんなり先手を奪えれば渋太いキャストロペペ、道悪の中山ダート1800mは2、3、4着と堅実なロードインフェルノまでを2列目に設定。
【中山7R 4歳上1勝クラス予想の印】
◎14 ウインイメル
〇2 オウケンシルヴァー
▲4 キャストロペペ
☆11 ロードインフェルノ
△5 ウヌボレヤサン
△15 サクセスパルス
△13 ソニックライン
△7 マンダリンボレロ
【馬連】14=2,4,11(3点)
【3連複/フォーメ】14=2,4,11=2,4,11,5,15,13,7(15点)
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田原基成のプロフィールはこちら
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