【前編】ではオーシャンS組の出走間隔からママコチャを消し、代わりに押さえたい穴馬2頭をピックアップ。【後編】では高松宮記念の結論（印・買い目）をお届け！

▽SPREAD編集長山田のその他予想コラム
◆【高松宮記念2025予想】なぜオーシャンS1着馬は凡走するのか？　ママコチャより買いは“想定オッズ2桁”の妙味と盲点【前編】

■高松宮記念2025予想【後編】

ここでは有力馬が対戦したスプリンターズSを振り返りながら、優劣を考察したい。

スプリンターズSはピューロマジックが前半32秒1というハイペースでかっ飛ばし、スピード競馬への適性差が出た印象。離れた3番手から押し切ったルガルのスピードは優秀だが、千四寄りのスプリンター・ナムラクレアは後方に置かれ、終いだけでぶっ飛んできた感じ。

ピューロマジックが不在の今回、良馬場でも前半33秒台になる中京が舞台なら、決め手の差でこの2頭は逆転すると見ていいでしょ。

力をつけてきた印象を受けたのは2着のトウシンマカオ。枠順が発表され、あー終わったか、と真っ先に思ってしまったのだが、外からじゃなくても来れるんかい！というインからスルスルの差し脚。思えばセントウルSがめちゃくちゃ強い。前3頭で体勢決したかに見えた矢先、外からド迫力の末脚で差し切った。

高松宮記念は2年連続で道悪に泣いただけか。しかも、昨年はくだんのオーシャンS1着馬としての参戦だった。三度目の正直、あるぞこの馬。

□やっぱり強い！と思った◎

今回はトウシンマカオを対抗○に据え、二刀流の1頭に。じゃあ、本命は？　ここはスプリンターズSでも本命を打った◎サトノレーヴでリベンジ！

スプリンターズSの7着は夏競馬の反動じゃないかな、と今さらながら。プラス16キロと数字にも出ていたキーンランドCは、本番を見据えたソフト仕上げに映った。なのに、あのパフォーマンスで走っちゃったから、猛暑も影響し秋にダメージが蓄積した感あり。

実際、GI仕様に負荷をかけたスプリンターズSの中間は、テンションがどうにも上がってこなかったと聞く。どうりで、レースでガツンと反応しなかったわけだ。

香港スプリントはいくぶん回復していたようだが、それでも完調手前。なのに、あの香港最強スプリンター・カーインライジングに迫る3着は、やっぱり強い！と思った次第。タフな洋芝スプリントのパフォーマンスが高く、この時期の中京芝1200mはドンピシャのはず。乗り込み量も申し分なく、毛艶ピッカピカの今回はリベンジ濃厚と見た！

馬券は◎○を1列目に置く馬単と3連単、◎軸の3連複フォーメ。2列目には前年からローテも馬場も好転の▲ビッグシーザー、前走でルメさんとの相性抜群に思えた☆ナムラクレア。

香港スプリントが後手を踏んで度外視可能のルガル、デキ落ちの感があったスプリンターズより稽古の動きはいいマッドクールのGI馬2騎は、注マークで馬単の2列目。これに【前編】で取り上げた△ウイングレイテストを入れる。

印と買い目は以下のとおり。

■高松宮記念2025予想【印・買い目】

◎10サトノレーヴ
○12トウシンマカオ
▲3 ビッグシーザー
☆14ナムラクレア
注6 ルガル
注1 マッドクール
△2 ウイングレイテスト

【単勝】10（1点）
【馬単/フォーメ】10,12→10,12,3,14,6,1（10点）
【3連複/フォーメ】10＝12,3,14＝12,3,14,6,1,2（12点）
【3連単/フォーメ】10,12→10,12,3,14→10,12,3,14,6,1,2（30点）

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