■中京11R・高松宮記念

さすがはGIとあって好調教馬が多数。上位3頭までは絞れましたが、そこからは甲乙つけ難いのがホンネです。とはいえ印をつけなければなりませんで、私の好みで進めていきます。高松宮記念のようなスプリントGIは、やはり坂路でビシビシやってきた馬を買うレース。それもレース1週前までに強めに追われて直前は馬なりやラスト重視というタイプの馬が理想です。3頭の中で該当するのは、重馬場だった昨年は骨折もあり1番人気を裏切り10着に敗れたものの、立て直されたスプリンターズSを見事に制したルガルです。

暮れの香港では出負けもあって11着に大敗しましたが、海外遠征でいつもの調整ができなかったことも遠因です。今回は2月最終週に帰厩してから坂路で調整され、1週前に併せ馬で一杯に追われて50秒5-11秒8で追走先着。そして今週は単走馬なりで52秒0-11秒8。臨戦態勢が整いました。

◎のルガルに続く○は昨年の覇者マッドクールです。1週前にCウッド単走で一杯に追われ64秒1-35秒5-11秒7をマークし、直前の坂路では馬なりで55秒0-11秒7。完ぺきだった昨年に近い調教過程です。そして▲は昨秋のスプリンターズＳ2着のトウシンマカオです。この馬は3週連続でウッド併せ馬を消化しており、直前は馬なりで64秒3-35秒9-11秒0。楽に追走先着を果たしています。馬券はこの3頭を中心に買います。

■印・買い目と資金配分

◎6ルガル
○1マッドクール
▲12トウシンマカオ
△10サトノレーヴ
△14ナムラクレア
△3ビッグシーザー
△15ママコチャ

【単勝】6（1点）＝1000円
【馬連/BOX】6,1,12（3点）＝各400円
【3連複/フォーメ】6,1,12＝6,1,12,10,14＝6,1,12,10,14,3,15（28点）＝各100円

■阪神9R・四国新聞杯

素質はあるのに結果が出ない馬というのはよくいますが、そういった馬で注意すべきなのが調教パターンを変えてきた時です。このレースの◎フレミングフープもそんな1頭です。ハーツクライの産駒で母は米G1ウイナー。セレクトセール当歳市場で2億2000万円（税込）にて取引されており、これまで7戦2勝という成績です。実はこの馬、2走前に格上挑戦した秋華賞トライアルのローズS（13着）を除いた自己条件の6戦では、すべて1番人気に推されています。1月の前走・西尾特別（8着）では、1週前までにCウッド併せ馬を消化し直前はCウッド単走で66秒3-36秒6-11秒7をマークしていました。また2走前のローズS、そして3走前の御在所特別（1着）時もCウッドで最終追いを行っていました。

対して今回は1週前にCウッドで68秒1-36秒7-11秒0とラストまでよく伸びて追走先着を果たしました。そして今週は坂路単走馬なりで55秒4-11秒9。ドウデュースもそうでしたが、友道厩舎では1週前までにCウッドでキッチリ仕上げて、直前は坂路やポリトラック、あるいは芝コースといった調教パターンを得意としています。これまでフレミングフープが最終追いをCウッドで実施していた理由は分かりませんが、パターンを変えてきただけに要注意です。

■印・買い目と資金配分

◎7フレミングフープ
○6ラビットアイ
▲4ステラクラウン
△1ファミリーツリー
△2フォーチュンコード

【単勝】7（1点）＝800円
【馬連】7＝6,4,1,2（4点）＝各300円
【3連複/フォーメ】7＝6,4,1,2＝全（30点）＝各100円

◆【新主宰者決定戦・第2回馬券バトルロワイアル】のルール・詳細はコチラから！