中距離馬でもこなせてしまう菊花賞とは異なり、今も昔もやっぱりザ・ステイヤーが台頭してくる阪神大賞典。

今年はハイレベル世代の4歳2騎が出走してくるが、コテコテのステイヤーかと問われると、うーん……ちょっと違う。ショウナンラプンタもヴェローチェエラも、阪神芝3000mのスタミナ比べでどんとこい！というタイプには思えず。

ヴェローチェエラは日経新春杯の負け方がだらしなく消し。ショウナンラプンタは決して乗りやすい馬ではなく、レジェンドには失礼だが、乗り替わりはプラスではなく、2、3着取りこぼし想定の▲評価でいく。

ここは同じ4歳世代でもスタミナお化けの◎サンライズアースで勝負！

日本ダービーにおいて、17→17→2→2という通過順は何度見ても異質。こんな強引なレースでレガレイラの末脚を退けたのだから、心肺機能は相当高い。菊花賞はこの馬で決まりか？と思っていた矢先の長期離脱だった。

復帰戦の日経新春杯はプラス16キロと明らかに休み明けで、前半1000m57秒7とぶっ放したメイショウタバルに付き合って息切れ。自己条件の前走はクビ差敗れたが、使って上昇してきたあたり、やはりステイヤーの資質が覗く。

もう1頭、長距離実績で言えばGI馬○ブローザホーンは見限れない存在。昨秋、京都大賞典は不可解な敗戦だったが、前年心房細動のトラウマもあり、手応えの悪さからジョッキーが無理をさせなかった。ジャパンCと有馬記念は明らかに不向きなレースであり、この3連敗だけで軽視は危ない。

馬券は◎○を1列目に置く馬単と3連単フォーメ。ただし、3連複は堅実派の▲ショウナンラプンタから押さえ馬券を買う。

印と買い目は以下のとおり。

■阪神大賞典予想【印・買い目】

◎9 サンライズアース
○5 ブローザーホーン
▲1 ショウナンラプンタ
☆4 コパノサントス
☆10ワープスピード
△7 マコトヴェリーキー

【単勝】9（1点）
【馬単/フォーメ】9,5→9,5,1,4,10（8点）
【3連複/軸1頭】1＝9,5,4,10,7（10点）
【3連単/フォーメ】9,5→9,5,1,4,10→9,5,1,4,10,7（32点）