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◎１０番トータルクラリティ
前走の新潟二歳Ｓの勝ち方には驚かされた。好位をスムーズに追走して直線で外に持ち出してラスト１Ｆ手前で先頭に躍り出たが、周りに馬はなく、フラついたところにコートアリシアンが急追。半馬身ほど前に出られたが、馬体を寄せてから本気モードにまたスイッチが入り差し返しての勝利。

新馬戦でもゲートは上手に出て好位で折り合い、競馬の上手さはアリ、混戦に強い前走で見せた勝負根性、闘争心の強さは特筆もので大きな武器だ。

一週前の追い切りは北村友騎手を背にウッドコースにて前を行く馬を追いかけてラスト１ハロンあたりで気合いをつけられて、シッカリと反応してキレのある動きを見せている。約３カ月半ぶりの出走になるが、馬体のメリハリが合ってパワーアップしていて、気持ちのコントロールもできていて出走態勢は万全となれば不動の中心だ。


〇８番アルテヴェローチェ
この馬も◎同様に異なる競馬場で連勝をしてきてポテンシャルの高さは上位。前走のサウジアラビアＲＣの直線外一気に突き抜けた脚を見ても納得できる。

一週前の追い切りでは武豊騎手が跨がり、併せ馬でビシッと追われ、直前は坂路にて終い重点の稽古もキレがあり、体調面は文句ナシ。

ただ性格的なものもあり、テンションの高いところがネック。前走は少頭数の競馬で前半はそばに馬がいる時は力みが見えて、その後のプレッシャーのかからない位置ではスムーズに走れていたように、混戦の馬ごみで我慢の指示が鞍上から出た時に上手に従えるのか？不安材料はあり、〇とした。


▲１１番ニタモノドウシ
こちらも福島の新馬戦、札幌の特別戦を連勝して臨んできた。ともに小回りコースでの競馬だったが、前半はジックリと脚をタメて短い直線でも脚力の違いを見せつけてのもので、二戦とも着差以上に余裕のある走りは光っていた。

気持ちの面はシッカリとしていてコース替わりは何ら不安なく、１０月末にトレセンに戻ってからは再三併せ馬で追い切り。直前はムーア騎手が手綱をとり、感触を確かめ出走態勢はキッチリと整っている。

ゴーサインを出されてからはイイ脚を長く使えそうだが、ペースの緩急に上手く対応できるのか？課題はあるが、終い勝負の形になった時には浮上のチャンスは十分にある。
 

△４番・２番・６番・１６番


[３連単軸一頭マルチ]
軸　１０番
相手８番・１１番・４番・２番・６番・１６番