「福島11R　ラジオNIKKEI賞」予想

◎６番ウインマクシマム
前走の青葉賞はダービーを目指しての何が何でも権利(２着まで)を取ると意気込んでの出走。大逃げした馬を捉えようと早めに動いて勝ちにいったが、踏ん張りきれず五着に敗退。

リフレッシュ放牧を挟んでここ目標にジックリと乗り込まれ、先週は格下馬相手とは言え反応の良さと力差を見せ、直前は単走で追い切りブレのない走りが目をひいた。

本来は先手をとって自分のリズムで走りたいところだが、２番メイショウヨゾラや３番セットアップの２頭をはじめ、前々で競馬をしたい馬が揃った。ここは番手からの競馬になるだろうが、これだけ先行したい馬が揃うとペースが緩くなることは考えにくく、折り合い面に一抹の不安を残すこの馬にとってはお誂え向きの展開が予想できる。

松岡騎手の追い切り後のコメントは相変わらず辛口だが、裏を返せばそれだけこの馬に対する期待が大きい事の表れ。高い支持は得そうだが、現状ベストと思われる競走条件に加えて、潜在能力の高さから中心視できる。


〇７番アレグロブリランテ
前走の皐月賞は速い流れの中で好位を追走して、自分のリズムで走らせる訳ではなく、レースの流れに合わせて動き、なし崩しに脚を使い大惨敗も、鞍上の指示には上手に従えていて走りの内容は悪くなかった。

一週前の追い切りは先行する馬を追いかけてラスト１ハロンで追われてシッカリとした反応を見せて、直前は先行して追いかけてくる馬の目標になり、直線で馬体が合うとそこからグッと前に出る鋭い反応。集中した走りでオンとオフの切り替えが上手にできていて出走態勢は万全。

本格化はもう少し先だろうが、現状ベストの状態で新馬戦を勝った時と同じ舞台。精神面の強さ＋競馬の上手さからも注目したい。


▲１０番ミナデオロ
３歳未勝利→リステッドレースを連勝してきての挑戦。その前の五着に敗れた３歳未勝利からの三戦は芝１８００Ｍ戦で全て１分４６秒台の時計で走れているのは、この馬にとってベストの距離であることは間違いない。

ただ、その三戦の阪神・京都のコースはワンターン。今回は小回りコースで四つのコーナー、それに対応できるか？未知の部分はあるが、先にも触れたように緩い流れにはなりそうもないので、上手に立ち回りパワー全開できると踏んだ。


△１番・５番・８番・３番


[３連単軸一頭マルチ]
軸　６番
相手７番・１０番・１番・５番・８番・３番



「小倉11R　北九州記念」予想

◎１４番ナナオ
昨夏函館で二歳未勝利戦を勝ち上がり、勢いそのまま函館二歳Ｓに挑戦して二着して暮れにはＧＩ阪神ジュベナイルフィリーズに駒を進めて自分の競馬はできたが跳ね返されて、そこからひと息入れて立て直しを図り、復帰後はまた短距離路線に戻して結果を出せている。

初めての古馬との対戦。全三勝を稍重・重馬場であげていて時計勝負になると苦しいが、開幕週とは言え中間の降雨と直前の雨も予報では示されている。

手強い相手は揃っているが、二週続けてポリトラックコースにて併せ馬で追われ、素晴らしい動きを見せていてデキの良さも光っているし、５２キロのハンデなら絶好の狙い目だ。


〇９番ペアポルックス
芝１４００Ｍ戦までは守備範囲の馬だが、勝ち鞍の二つともこの小倉競馬芝１２００Ｍ戦で挙げている。３歳未勝利戦の勝ち時計１分７秒８は優秀で芝１２００Ｍ戦のスペシャリスト揃いだが、スタートが上手で番手で抑える競馬ができる馬。

ここは狙い澄ました一戦で仕上がりの良さも目立っていて、デビュー以来続けて手綱をとっている鞍上もシッカリと手の内に入れているだけに一歩もヒケはとらない。


▲１８番バースクライ
新馬戦は芝１６００Ｍ戦を中団から追走して直線脚を伸ばして快勝。その後は競馬を使うごとに前々の気持ちが強くなり、レース中に気持ちのコントロールが上手にできず足踏み状態続いたが、芝１２００Ｍ戦にシフトしてから三連勝。

オープンに入りＧレースでも終い脚を伸ばす競馬をして、前走のオーシャンＳでは勝ったトウシンマカオから０．２秒差の三着は芝１２００Ｍ戦の高い適性を見せてくれた。

久々＋大外枠。真ん中から内目の枠を引き当てていたならば◎〇を打っていた。それでもベストの競走条件で仕上がり状態は上々なら大きく評価を落とせない。


△１０番・４番・１２番・１３番


[３連単軸一頭マルチ]
軸　１４番
相手９番・１８番・１０番・４番・１２番・１３番