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競馬サロン

田原基成

2021/01/07 18:00

ククナほか、2021シンザン記念出走予定馬15頭分析

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・カスティーリャ
単勝1台倍の人気に応えて勝利を収めた前走。2走前は中京芝1600mでレッドベルオーブの2着、同じレースに出走したグレナディアガーズ(のちの朝日杯FS勝ち馬)を下しているように確かな能力を示している。未勝利を勝ち上がったばかりだが、戦ってきた相手は強力。重賞でも侮れない。

・ククナ
新馬戦から3戦続けて上がり3F最速をマーク。ソダシやオパールムーンなど、同世代の牝馬トップグループと接戦を演じている点も評価を押し上げるものとなる。牝馬限定戦の重賞フェアリーSには目もくれず、この馬にとって走りやすい左回りを選択したローテーション。牝馬の活躍が目立つ近年の傾向と合わせて注目の1頭だ。

・セラフィナイト
不良→良馬場替わりで切れ味を発揮した前走。狭いところを割って入り、叩き合いを制した勝負根性には目を見張るものがある。ここも馬場次第だが、ポテンシャルは高い1頭と言えるだろう。

・ダディーズビビッド
馬券圏外に敗れたレースは不良馬場のサウジアラビアRCに限定。良馬場では連対を外しておらず、こちらも馬場が取捨のポイントとなりそうだ。2度の経験がある中京芝1600mで臨める点は大きなアドバンテージ。多頭数の経験がない点は気がかりも、ノーマークにはできない。

・トーカイキング
この舞台での2戦はいずれも勝ち馬から0秒5差以上離される競馬。厳しい。

・バスラットレオン
初のマイルとなった朝日杯FSで新味を出した前走。同じ距離なら格上と言えるかもしれないが……気になるのは血統。キズナ産駒は左回りの重賞で【0-1-1-23】。馬券圏内は直線平坦の根幹距離に限定されており、全幅の信頼を置くには至らない。

・ピクシーナイト
プラス10キロの馬体重にスタートでの出遅れ……それでも馬券圏内を確保した点は評価すべきだろう。シルクレーシング×ノーザンファーム生産馬のタッグに加え、鞍上には中京芝1600m重賞の鬼・福永祐一。何らかの印は打っておきたい。

・ファルヴォーレ
芝1600mでは【0-0-0-2】馬券圏内なし。厳しい。

・ブルーシンフォニー
左回りの芝1600mでは【1-1-0-0】連対率100%。例年の京都開催なら厳しい印象だったが、今年のシチュエーションにおいて無視するわけにはいかない。

・マリアエレーナ
道中通過順フタ桁番の馬が上位を占めた前走。その展開が味方したのは事実だが、それにしても楽勝だった。この馬もまた、今年のシチュエーションが追い風となるタイプ。印は必要と判断したい。

・ルークズネスト
前走は道中、外から被されたことで折り合いを欠くシーンが。それでも早め先頭で押し切った内容は評価すべきものだろう。京都金杯を見るより、今の中京芝は前残り傾向が窺える。今開催の馬場がマッチする可能性は考えたいところだ。

・ルース
左回りでは【0-0-0-2】馬券圏内なし。厳しい。

・レゾンドゥスリール
スローの上がり勝負を制した前走。ここは舞台替わりで多頭数と課題が多いものの、明け3歳世代の須貝厩舎はソダシ、ステラヴェローチェをはじめ粒揃い。2歳GIを制した母ローブティサージュの血筋も含め、ノーマークにはできない。

・ロードマックス
6着に終わった朝日杯FSは、200mの距離延長でも積極的に位置を取りにいかなかった。2走前好走の成功体験が脚質を後方寄りにシフトさせているのだろう。今の中京芝でその戦法はかなりリスキー。実績は上位も、信頼度としては決して高いとは思わない。

・ワザモノ
2走前、前走ともに走破タイムは平凡。厳しい。

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