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競馬サロン

田原基成

2020/12/12 19:33

【阪神JF】近代競馬へのアンチテーゼを込めた本命。歴史を創れ。/カペラS/中山9R/中京11R

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【阪神11R 阪神JF】

今年行われた芝の平地GIは計18レース。

多士済々なメンバーが繰り広げてきた熱き戦い、その結果は果てしなく残酷だ。

・サンデーレーシング→7勝
・シルクレーシング→4勝
・ノルマンディーサラブレッドレーシング→3勝
・前田晋二→3勝
・キャピタル・システム→1勝

「14/18」

実に77.7%がクラブ馬による勝利。このレベルの偏りはそうそうお目にかかれないだろう。

「偏り」といえば、種牡馬も同様。

・ディープインパクト産駒→7勝
・ロードカナロア産駒→3勝
・エピファネイア産駒→3勝
・オルフェーヴル産駒→2勝
・リアルインパクト産駒→1勝
・バゴ産駒→1勝
・Speightstown産駒→1勝

非主流血統にあたるのはバゴ、そしてSpeightstown産駒。いずれも道悪という特殊条件下で行われたGIを制している。まあ、バゴ産駒のクロノジェネシスはサンデーレーシングのクラブ馬なのだが……。

そこで、ソダシだ。

個人馬主かつ父クロフネは近代競馬の基準に当てはめれば「亜流血統」と呼んで差し支えないだろう。何しろサンデーサイレンスの血もミスタープロスペクターの血も含まない種牡馬。唯一、ノーザンファーム生産馬である点だけが近代に属しているパーツのひとつと言えるだろうか。

無敗の三冠牝馬。
無敗の三冠牡馬。
ラストランを飾った最強牝馬。

ドラマティックな結末が続く今年の下半期、その流れを汲むソダシにかかる白毛馬初のGI制覇……その壁はいまだ高い。

しかし、私の本命はソダシだ。

立ちはだかる壁をどのように突破すれば良いだろうか?

前提として、私は「思い入れ」だけでソダシを本命に据えるわけではない。週中のコラム、YouTubeでもお伝えしたようにこの馬はラップが秀逸。加速ラップの新馬戦、減速ラップの札幌2歳S、上がり3F33秒9、ラスト2Fめ10秒台のアルテミスS……確かな数字の裏付けがある。

さて、他に何を加えようか?

私が注目したのは吉田隼人×須貝厩舎のストーリーだ。

夏の北海道でコンタクトを取り、実現したこのタッグ。返す刀で札幌2歳Sを制し、勢いそのままにアルテミスSを勝利。無傷の3連勝で大舞台へと駒を進めた。

キャリア2戦以上かつ無敗で臨む馬にはメイケイエールにポールネイロン、そしてディープインパクト産駒のサトノレイナスの名前が。特にサトノレイナスは来年のクラシックを見据えるレベルの馬。「アーモンドアイ二世」はまだ早計かと思われるが、国枝師がほれ込む逸材だ。

ここで唯一の懸念材料を挙げたい。

「個人的には東スポ杯2歳Sを使いたかったんだ。馬の格好を見ると2000mは欲しいからね」

オーナー(サトミホースカンパニー)が牝馬GIをまだ勝っていないこともあるからね、と国枝師。陣営の間に生じる僅かなズレ……これを見逃すわけにはいかない。

一方のソダシ。

「(中間は)放牧も考えましたが、アルテミスSを使ってから状態が良くて、この状態をキープできるのであれば、一度外に出すよりもリスクがないかな、と厩舎に置いていました」

可愛い子には旅をさせよという言葉があるが、可愛い子ほど手元に置きたくなるのもまた真理。しがらきや天栄など、外厩施設に仕上げを一任し、十日競馬で調整のみというスタイルが当たり前の近代競馬に対するアンチテーゼとも言える行動だ。

追い切りには4週連続で吉田隼人が騎乗。稽古を重ねるたびに着実に時計を詰められており、極めて順調な調整内容と言えよう。心身ともに充実、来年春への伸びしろを心配してしまうほどの仕上がり具合が見て取れる。

「真面目過ぎて、競馬でハミを取り過ぎるのが課題です」

ゴールドシップに携わった今浪厩務員、そして競馬学校の1年先輩でもある元騎手の北村浩平助手。時を超えて繋がる人と人との絆……これまた、ドライな乗り替わりが多い近代競馬へのアンチテーゼか。

もはや迷う理由などない。

第72回阪神JFの本命はソダシに託す。

【阪神11R 阪神JF予想の印】
◎6 ソダシ
〇7 サトノレイナス
▲16 インフィナイト
☆18 メイケイエール
△11 ユーバーレーベン
△15 エイシンヒテン
△3 ジェラルディーナ
△12 オパールムーン

【3連複/フォーメ】6-7,16,18-7,16,18,11,15,3,12(15点)


【中山11R カペラS】

これまで何度か見解でお伝えしてきた「当該距離プラス1F型のレースか否か」。

距離は同じであっても馬場や展開、枠順に坂の有無などで求められる適性はガラリと変わる。まずこの前提がないと予想のスタートは切れない。

それを踏まえ、過去のカペラS勝ち馬を列挙するとどうなるか。

・ビクトリーテツニー(1300m以上で4勝)
・セイクリムズン(1400mで4勝)
・ケイアイガーベラ(1400mで7勝)
・シルクフォーチュン(前走から400mの距離短縮)
・ノーザンリバー(1400m以上で4勝)
・ダノンレジェンド(1400mで4勝)
・キクノストーム(前走から200mの距離短縮)
・ノボバカラ(1400m以上で6勝)
・コパノキッキング(前走から200mの距離短縮)

傾向は一目瞭然だ。

テンに速い中山ダート1200mにおいて、最後の急坂を駆け上がるスタミナは必要不可欠。直線平坦の京都やたとえ1400mであってもスローの上がり勝負での好走を鵜呑みにすることはできない。

「カペラSは当該距離プラス1F型レースである」

これを念頭に置いたうえで、中山ダート1200mにマッチする可能性の高い馬をピックアップする。

白羽の矢を立てたのはレッドルゼル。

この馬で強調したいのは5走前。600m通過33秒8、良馬場京都ダート1200mとしては激流の展開を余裕綽々で突き抜けたレースだ。適性は間違いなくハイペースにあり。600m通過33秒台前半、32秒台すら珍しくないカペラSの性質とマッチする馬だ。

前提に記した「プラス1Fの距離適性」はどうか。

振り返ると、今年4月に阪神1400mのコーラルS勝利実績あり。同距離の重賞4勝馬・サクセスエナジーを下したのだから価値は高い。他馬を引き離す大きなアドバンテージと言えよう。

例年は香港遠征、もしくは阪神GIに騎乗する機会がほとんどだった鞍上・川田将雅。中山遠征は極めて珍しい。3勝を挙げるコンビ継続に加え、安田隆厩舎はかつて所属していた厩舎。こうしたストーリーもまた、私の心をグラグラと揺り動かす。

プラス1Fの良績。
スムーズに運べる外めの枠。
中山参戦の川田将雅。

レッドルゼルの本命に迷いはない。

相手本線に抜擢するのはテーオージーニアス。

距離短縮時の成績【1-3-1-1】が示すとおりの「短縮巧者」。陣営もそれを理解しているのか、昨年2着時と同じローテーションを採用してきた。加えて鞍上は当時と同じ丸山元気……これ以上ないお膳立てを整えた今回は侮れない。

ジャスティンも要注意。

良馬場中山ダート1200mで1分9秒7を記録した5走前。ムラ駆けな面を覗かせるが中山ダート1200mでは異色のパフォーマンスを示しており、巻き返しが期待できる1頭と言えそうだ。

さらには地方馬サブノジュニア。

中央勢を蹴散らしたJBCスプリントはこの馬のキャリアにおける最大のハイライト。初の中央、59キロは楽ではないが前走のような差し脚が活きる展開を考えるとノーマークにはできない。

【中山11R カペラS予想の印】
◎12 レッドルゼル
〇11 テーオージーニアス
▲13 ジャスティン
☆10 サブノジュニア
△9 ダンシングプリンス
△4 シュウジ
△5 ロンドンテソーロ
△15 デュープロセス

【3連複/フォーメ】12-11,13,10-11,13,10,9,4,5,15(15点)


次に、自信の一鞍。

【中山9R チバテレ杯】

ソダシ、メイケイエールと同じシラユキヒメ一族にあたるピオノノ。

こちらは黒鹿毛だが実力は遜色なく、前走勝ち時計はここで人気が予想されるトランスナショナルを上回るもの。関東馬にもかかわらず岩田康誠、C.ルメールなど関西所属騎手に依頼するケースが多く、今回はカペラSに合わせる形で川田将雅へ依頼。

中山ダート1800mでは【1-2-0-0】連対率100%、意図的に休ませつつ使われているローテーションだけに、3か月のレース間隔も問題なし。軸不動と判断する。

【中山9R チバテレ杯予想の印】
◎2 ピオノノ
〇8 トランスナショナル
▲10 フルデプスリーダー
☆11 アコルドエール
△14 シャドウセッション
△9 ゴールドフレーム
△4 フィルストバーン
△1 クロカドッグ

【3連複/フォーメ】2-8,10,11-8,10,11,14,9,4,1(15点)


最後に太鼓判レース。

【中京11R 飛騨S】

アーデンフォレストが馬券圏外に敗れたレースは馬番フタ桁番時に限定。2走前勝利時と同じ内枠を引き当てた今回、開催2週目の馬場コンディションも含め条件好転だ。

【中京11R 飛騨S予想の印】
◎3 アーデンフォレスト
〇11 ブルスクーロ
▲9 アプルーヴァル
☆7 レジーナドーロ
△15 ヴェスターヴァルト
△1 トーセンリスト
△14 ミエノウインウイン
△2 メモリーコロネット

【3連複/フォーメ】3-11,9,7-11,9,7,15,1,14,2(15点)

田原基成のプロフィールはこちら
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