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田原基成

2020/11/21 19:18

【マイルCS】ディープインパクト産駒にこの枠は合う。アノ4歳馬に◎。/阪神12R/東京11R

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【阪神11R マイルCS】

芝2200mで2分10秒台を記録したエリザベス女王杯。レースレコードが飛び出したデイリー杯2歳Sと合わせて衝撃的な時計だった。

「マイルCSは1分30秒台が出るのでは……」

そう思いつつ、土曜競馬に目を凝らすとそこには今までとは異なる光景が。

芝1400m→1分21秒1。
芝2000m→1分58秒8。
芝2400m→2分28秒1。

水準レベルの時計は満たしているものの、先週先々週と比較した際のインパクトは少ない。開催が進んだなりに馬場は悪化し、少しずつではあるが時計を要する馬場コンディションへと変貌している。

もうひとつ、目についたのが「スタミナ型差し馬」の台頭。

10Rは前走1800mから距離短縮で臨んだキャッチミーアップという馬が6番人気3着。11RのアンドロメダSは芝2200mでの勝ち鞍を持つアドマイヤビルゴが制し、同じく2200mでの勝利実績がある単勝119倍レイホーロマンスが3着……オール野芝の軽い芝で結果を残してきたカセドラルベルは圏外に敗れた。この事実は見逃せない。

狙いは外枠、スタミナ型の差し馬。

ここはヴァンドギャルドから入る。

秋競馬では【5-0-1-0】馬券圏外なし。この時季は別馬のように走るタイプで、前走富士SでGI馬3頭を問題にしなかった事実は気に留めておくべきだ。戸崎×藤原英はストレイトガール、エポカドーロと同じGIで特注のコンビ。安田記念の結果だけでは見限れない。

ハープスター。
ショウナンアデラ。
サトノアレス。
ダノンファンタジー。

阪神芝1600m×外枠のディープインパクト産駒は極めて好相性。有力馬が前がかりになる展開が予想される今回、その間隙を縫って鋭い差し脚を伸ばす未来図を想像するのは決して無理筋ではない。

「両サイドが牝馬で、ゲートに入ったとき馬がソワソワしていつも以上にじっとしていられませんでした」

東京新聞杯後に鞍上が語った言葉だ。私が今回懸念していた箇所は無事クリア。偶数番の外枠ならゲートで待たされる時間も少ないだろうし、何よりレシステンシアの作るペースは速い。土曜の馬場傾向=スタミナ型の台頭を前提にしたとき、1800mで3度の馬券圏内を誇るこの馬にチャンスを見出すのは至極当然。

対抗評価としたグランアレグリアについても触れたい。

この馬最大の不安要素として取り上げたのは追い切り。「本当の最終追い切り」は金曜の坂路追いだったと思われるが、それでも目に見える最終追い切りは芝コース。

実際のところ、これが吉と出るのか凶と出るのかは判断しかねる。しかし、関西圏への輸送を挟む点に加え、ディープインパクト産駒初のスプリントGI制覇がかかった前走ほど勝負度合が強いとは言い切れない。惨敗は考えにくいが、何かに先着される可能性はある。

アドマイヤマーズも軽視禁物。

前走から間隔を詰めた際の成績は【4-0-1-0】馬券圏外なし。その3着も安田記念→スワンSと4カ月以上空いたものだった。正真正銘の叩き2戦目は今回。【3-0-0-0】負け知らずの右回り芝1600m替わりも重なるここは侮れない。

【阪神11R マイルCS予想の印】
◎16 ヴァンドギャルド
〇4 グランアレグリア
▲7 アドマイヤマーズ
☆17 サリオス
△2 レシステンシア
△8 インディチャンプ
△14 サウンドキアラ

【3連複/フォーメ】16-4,7,17-4,7,17,2,8,14(12点)
【3連単/フォーメ】16-4,7,17-4,7,17,2,8,14(15点)


次に、自信の一鞍。

【阪神12R 妙味山特別】

ケイアイターコイズはわかりやすい「秋馬」。デビュー戦勝利、2勝クラスでの連対はいずれも11月だった。

ここで重要なのは、陣営もその特性を理解しているということ。夏のダート1000mでスイッチを入れ、残暑の10月上旬中京開催は1200mに距離を延ばしパフォーマンス上昇。そして迎えた今回は全7連対を誇るダート1400m替わり……これに鞍上武豊という切り札を投入するとなれば、勝負気配を感じずにはいられない。不動の本命。

【阪神12R 妙味山特別予想の印】
◎3 ケイアイターコイズ
〇14 ドウドウキリシマ
▲16 イモータルスモーク
☆1 ケイアイワイプ
△11 モズレジーナ
△7 ロングファイナリー
△9 シティーホップ

【3連複/フォーメ】3-14,16,1-14,16,1,11,7,9(12点)


最後に太鼓判レース。

【東京11R 霜月S】

ダート1150mで2勝目を挙げたテーオージーニアスの適性は1200m以下。昨年のカペラS2着がその証拠と言えるだろう。

ただ、今年はダート1400mで【0-2-0-1】と鮮やかなモデルチェンジ。唯一の馬券圏外も内枠を引き当て窮屈な競馬を強いられた根岸S6着なら評価は下がらない。先のダート1150m戦を制したときと同じ鞍上・川須栄彦への乗り替わりとなる今回、【3-0-1-1】の叩き2戦目ローテも含めて買い材料は多い。

【東京11R 霜月S予想の印】
◎10 テーオージーニアス
〇15 ブルベアイリーデ
▲13 ミッキーワイルド
☆11 メイショウテンスイ
△14 ヘリオス
△8 デュープロセス
△7 サトノラファール
△5 ロードラズライト
△12 ヨハン

【3連複/フォーメ】10-15,13,11-15,13,11,14,8,7,5,12(18点)


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アカウント⇒田原基成@競馬ストーリーテラー

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