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田原基成

2020/11/19 18:00

グランアレグリア・サリオスほか、2020マイルCS出走予定馬17頭分析

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・アウィルアウェイ
桜花賞以降、一貫して1200mを使われてきた馬。スタミナが問われる阪神芝1600m替わりが合うとは思えない。

・アドマイヤマーズ
前走から間隔を詰めた際の成績は【4-0-1-0】馬券圏外なし。その3着も安田記念→スワンSと4カ月以上空いたものだった。正真正銘の叩き2戦目は今回。【3-0-0-0】負け知らずの右回り芝1600m替わりも重なるここは侮れない。

・インディチャンプ
前走から間隔が空いたローテーションでは【1-1-2-2】。詰まった際の成績【6-0-1-2】と比較するとその差は歴然だ。スプリンターズSを叩き台と目論んでいたとすれば、同レース回避は誤算でしかない。GIを立ち回りの上手さで勝ってきた馬でもあり、スタミナと破壊力が問われる阪神1600m替わりはマイナス。ここは評価を落としたいところだ。

・ヴァンドギャルド
秋競馬では【5-0-1-0】馬券圏外なし。この時季は別馬のように走るタイプで、前走富士SでGI馬3頭を問題にしなかった事実は気に留めておくべきだ。戸崎×藤原英はストレイトガール、エポカドーロと同じGIで特注のコンビ。安田記念の結果だけでは見限れない。

・カツジ
鮮やかな逃げ切り勝ちを決めたスワンS。3歳時のマイルCS4着が示すように京都芝外回りが合う馬なのだろう。翻って、今年の舞台は阪神芝1600m。この馬にとって舞台替わりはマイナスでしかない。

・グランアレグリア
ツイッターで不安要素を指摘した馬。1200m→1600mローテが主な理由だが、ここでは「安田記念、スプリンターズSのデキからパフォーマンスが何パーセント落ちるのか?」を考えたい。安田記念ではアーモンドアイに2馬身半差をつけ、秋に移行後のスプリンターズSではデュランダル(次走マイルCS勝利)以来となる上がり3F最速での勝利。仮に今回が能力20パーセント減で挑むレースとして、今のこの馬に先着できる馬が3頭以上いるとは思えない。

・ケイアイノーテック
前走富士Sはいかにも展開がハマッた印象。さらなる上積みを望むのは酷だろう。

・サウンドキアラ
荒れ馬場の京都だったとはいえ、10着は負けすぎ。全7勝中6勝を挙げる京都開催なら見直す余地はあったのだが……。

・サリオス
斤量54キロの前走は相手関係も含め、勝って当然のシチュエーション。ここで注視すべきは「疝痛」により一頓挫があった事実だろう。M.デムーロを乗せた最終追い切り後、堀師は「少し強くなってしまった印象で、このあとはしっかり疲れを取るように心掛けて調整していきたいです」とコメント。輸送を控えるなかで起きた計算外の出来事、不安要素として頭に入れておきたい。

・スカーレットカラー
GIでは力の差を感じる現状。厳しい。

・タイセイビジョン
近2走を見る限り、一線級相手で芝1600mは長い。暮れの阪神Cを待ちたい1頭。

・ブラックムーン
2年以上馬券内から遠ざかる現状。厳しい。

・ベステンダンク
昨年以降の好走は直線平坦コースに限定。こちらも厳しい印象は否めない。

・ペルシアンナイト
同一レースの4年連続馬券内がかかるが、時計を要する連続開催京都を得意とする同馬にとって阪神替わりはマイナス。苦戦は免れられないだろう。

・メイケイダイハード
GIIIですらフタ桁着順続き。厳しい。

・ラウダシオン
NHKマイルCは1-4着が芝1400m以下勝利実績馬。求められた適性はスプリンターだった。阪神1600mは朝日杯FSでサリオス、タイセイビジョンにちぎられた舞台。中心視するには躊躇してしまう。

・レシステンシア
究極の仕上げを施した桜花賞の反動か、NHKマイルCは中間の坂路で目立った時計を計時せず。その後故障が発覚するわけだが、帰厩後は春のうっぷんを晴らすかのような好タイムを坂路で連発している。今の阪神芝でこの馬が逃げるとなれば、1分30秒台での決着は必至。シンプルに他馬がついてこれない可能性を考えたとき、馬券内には組み込むべき1頭だ。

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