UMAJIN.net

競馬サロン

齋藤翔人

2025/09/05 18:00

【京成杯AH2025予想】◎勝率36.4%合致と「2-2-2-1」の得意舞台 ◯好走データ最多タイ+想定2桁人気の大穴

96


先月発表されていたとおり、9月6日からJRAの現役最年長ジョッキー柴田善臣騎手が9ヶ月ぶりに実戦復帰を果たします。

1鞍目は5レースの2歳新馬戦で、アスクピーターパン産駒のフックセンチョウに騎乗。さらにメインの京成杯オータムハンデでは、昨年の同レースでもコンビを組み2着に激走したお手馬タイムトゥヘヴンに騎乗します。

一方、関西では来週13日から、若手のホープ西村淳也騎手が復帰を予定しています。こちらは、サトノシャイニングに騎乗した4月20日の皐月賞以来およそ5ヶ月ぶりの復帰となります。
負傷箇所や程度など、詳細の発表が本人からないものの、4月12日の6レースで落馬した際に負傷した左足の治療が尾を引いたとのこと。さらに、3月15日の阪神4レースでもスタート直後に落馬して頭部と首を負傷しており、その時のケガもひょっとすると関係していたのかもしれません。

2021年から毎年重賞を勝利し、昨年のスプリンターズSでルガルとともにGI初制覇を成し遂げた西村淳騎手。年間勝利数も6年連続50勝以上をマークし、とりわけ直近3年は70勝以上で、昨年はキャリアハイとなる81勝をマークしました。2歳年上で仲の良い坂井瑠星騎手とともに、未来のリーディング候補です。
復帰してすぐは1日3鞍ほどに騎乗を限定するそうですが、秋のGIシリーズが開幕する頃には乗鞍を増やすはず。休養前以上の活躍を期待したいところです。

それでは予想に。

今回は、京成杯オータムハンデの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、本命馬を見つけます。

(1)今回の斤量
(2)前走馬体重
(3)前走頭数
(4)乗り替わりの有無
(5)毛色
(6)生月
(7)馬齢
(8)前走の枠順
(9)前走人気

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記9項目。その中で(1)は今回の斤量について。
京成杯オータムハンデは、55.5キロか56キロか59キロ以上の斤量を背負う馬が[4-3-3-7/17]。勝率23.5%、複勝率58.8%。単勝回収率148%、複勝回収率301%。複勝率は6割に迫ります。
◇該当馬=ドロップオブライト、ダイシンヤマト、ニシノスーベニア、コントラポスト、タシットなど6頭

次は(2)。前走馬体重。
過去5年の3着内馬15頭中13頭は、前走馬体重が460kg以上500kg未満でした。そのうちキャリア16戦から30戦、かつ美浦所属騎手騎乗馬は[3-3-3-7/16]。勝率18.8%、複勝率56.3%。単勝回収率170%、複勝回収率294%と、文句なしの成績でした。
◇該当馬=コントラポスト、タシット

(3)は前走頭数です。
前走18頭立てのレースに出走した馬が好調な当レース。中でも、その時の上がりが4から11位だった馬は[3-3-1-7/14]。勝率21.4%、複勝率50.0%。単勝回収率88%、複勝回収率259%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ダイシンヤマト、ニシノスーベニア、シヴァース、カラマティアノス

(4)は乗り替わりの有無について。
継続騎乗組と乗り替わり組の成績を比較したとき、複勝率が高かったのは継続騎乗組のほう。そのうち、今回の馬番が1から3か13から16の馬は[1-2-4-6/13]。勝率7.7%、複勝率53.8%。単勝回収率28%、複勝回収率270%。こちらも、文句なしの成績を収めています。
◇該当馬=ドロップオブライト、タガノエルピーダ

(5)は毛色。
どういうわけか、鹿毛と芦毛の好走率が低い当レース。一方、毛色がそれ以外で、前走人気<前走着順(前走1番人気3着など)。なおかつ、前走3コーナーで4番手以下に位置していた馬は[2-2-3-5/12]。勝率16.7%、複勝率58.3%。単勝回収率43%、複勝回収率237%。複勝率は(1)とほぼ同じでした。
◇該当馬=ホウオウラスカーズ、ドロップオブライト、ダイシンヤマト、アサヒ、コントラポスト

(6)は生月で、ここは2パターンご紹介します。まずは2月生まれの馬。
こちらは前走、重賞かリステッド含むオープンで3着以内か10着以下だった馬が[4-2-1-4/11]。勝率36.4%、複勝率63.6%。単勝回収率261%、複勝回収率337%で、複勝率は6割超え。
◇該当馬=アサヒ、カラマティアノス

一方、3月生まれの馬も負けておらず、こちらは前走1着か4から10着。なおかつ、今回偶数番を引いた馬が[1-2-1-3/7]。勝率14.3%、複勝率57.1%。単勝回収率52%、複勝回収率187%。該当馬は少ないものの、文句なしの成績でした。
◇該当馬=アスコルティアーモ

続いては(7)の馬齢で、ここも2パターンご紹介します。まずは3歳馬と5歳馬。
こちらは、ノーザンファームと社台ファームの生産馬が[4-1-2-4/11]。勝率36.4%、複勝率63.6%。単勝回収率261%、複勝回収率194%と、素晴らしい成績。
◇該当馬=アスコルティアーモ、コントラポスト、カラマティアノス

一方、6歳馬も好調で、過去5年の成績は[0-3-2-5/10]。複勝率50.0%、複勝回収率396%。他に条件をつけなくても、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ドロップオブライト、ニシノスーベニア、アサヒ、タシット

(8)は前走の枠順について。
奇妙な区切り方ですが、前走4から7枠を引いた馬の好走率が高い京成杯オータムハンデ。その中でも前走、札幌か東京か中京のレースに出走した馬は[2-2-3-4/11]。勝率18.2%、複勝率63.6%。単勝回収率47%、複勝回収率215%。こちらも、複勝率は6割を超えています。
◇該当馬=アスコルティアーモ、アサヒ、ジューンオレンジ、カラマティアノス、タガノエルピーダ

そして最後は(9)。前走人気。
前走、芝の重賞かリステッド含むオープンで3番人気以内だった馬が強さを発揮している当レース。とりわけ、その前走が良馬場か不良馬場だった馬は[2-2-2-4/10]。勝率20.0%、複勝率60.0%。単勝回収率62%、複勝回収率159%と、素晴らしい成績でした。
◇該当馬=ドロップオブライト、コントラポスト

これら9つの条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎7コントラポスト
○3ドロップオブライト
▲10カラマティアノス
☆6アサヒ
△4ダイシンヤマト
△2アスコルティアーモ
△5ニシノスーベニア
△15タシット

【単勝】3(1点)
【馬単/マルチ】7⇔3,10,6,4,2,5,15(14点)
【ワイド】7=3,10,6,4,2,5,15(7点)
【ワイド】3=10,6,4,2,5,15(6点)
【3連複/軸2頭】7=3=10,6,4,2,5,15(6点)

本命候補は、5項目に合致したドロップオブライトとコントラポストの2頭。その中で、コントラポストを本命としました。

前走、巴賞で2着に惜敗したコントラポスト。そのとき先着を許したケイアイセナは、続くGIIの札幌記念でも0秒3差4着と好走しており、決して弱い相手に負けたわけではありません。
もう一つ強調したいのは中山・芝1600mの成績で、過去[2-2-2-1/7]と得意。4月のダービー卿チャレンジTでも2着に惜敗した実績があり、自身の庭ともいえるコースで、今度こその重賞制覇を狙います。

馬券はまず、コントラポストからの馬単マルチ、ワイドを購入。ただ、対抗ドロップオブライトにもかなり妙味を感じるので、この馬の単勝とワイドに、2頭を軸にした3連複も買います。

それでは土曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。



この記事が参考になった方は
主宰者に「エール」を送ろう!(最大10回)

エール0

この主宰者をお気に入りに登録しよう!
マイページから確認できます

お気に入り登録
競馬サロン TOP

人気主宰者の「重賞」「自信の一鞍」など複数の予想を30日間定額で!

こちらの記事はサロンメンバー限定となります。

先着800名様限定!
30日間無料キャンペーン実施中

月額コースはコチラ

※競馬サロン閉鎖に伴い、
新規加入受付は終了いたしました。

ただいま30日間
無料お試しキャンペーン実施中!

全コラムが見放題
月額コースはコチラ

月額コース購入に進む

この記事のみをご覧になりたい方はコチラ

単品購入(500pt)に進む

本記事は単品購入限定となります

PAGE TOP