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競馬サロン

齋藤翔人

2025/08/23 18:00

【新潟2歳S2025予想】複勝率75.0%データにも合致◎ 「新潟の外回りコースは、さらに条件が向く」

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先週から今週にかけて、欧州の重賞レースに日本調教馬が4頭出走。そのうち、仏国のGIIギヨームドルナノ賞をアロヒアリイが勝利しました。

弥生賞ディープインパクト記念3着の実績があるとはいえ、JRAでは1勝クラスに出走可能なアロヒアリイが仏ダービー2着馬らを相手に楽に逃げ切るという、ある意味、衝撃の内容となったこのレース。同馬の母父オルフェーヴル、5代母でGI3勝の名牝サンプリンセスはともに凱旋門賞2着の実績があります。本番は、今回よりメンバーレベルが数段上がるとはいえ、楽しみになる結果でした。

一方、翌日のジャックルマロワ賞は、ゴートゥファーストが5着、GI3勝目を狙ったアスコリピチェーノは6着に敗れ、名門A・オブライエン厩舎のフランケル産駒ディエゴヴェラスケスが勝利しました。
タイキシャトルやマクフィ、キングマンなど、JRAで重賞ウイナーを送り出した種牡馬が現役時に勝利した当レース。ディエゴヴェラスケスが引退後、種牡馬となって日本に輸入されるようなことがあれば、注目したいと思います。

そして、20日の英・インターナショナルSは、レーティング世界最高タイのオンブズマンが快勝。2番手を追走したダノンデサイルは、直線伸びを欠き5着に敗れました。
返し馬から興奮気味だったそうで、よもやの大逃げとなったラビット役のバーキャッスルが3着に粘り込む異質な展開も敗因の一つですが、今後の巻き返しに期待したいところです。

それでは予想に。

今回は、新潟2歳Sの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、本命馬を見つけます。

(1)前走距離
(2)前走場所と着差
(3)前走人気
(4)毛色
(5)前走の馬場状態
(6)今回の馬番
(7)前走4コーナーの位置取り
(8)前走からの間隔

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記8項目。その中で(1)は前走距離について。
新潟2歳Sは、前走も1600m戦に出走した馬が[4-4-4-13/25]。勝率16.0%、複勝率48.0%。単勝回収率114%、複勝回収率116%。複勝率はわずかに50%を下回っているものの、十分に買い条件といえます。
◇該当馬=フェスティバルヒル、ヒルデグリム、サノノグレーター、リアライズシリウス

(2)は、前走場所と着差。
前走、左回りの競馬場か函館でおこなわれた新馬戦で2着に0秒1以上の差をつけて勝利した馬が強い当レース。とりわけ、その前走と同じ斤量を背負って出走する馬は[2-4-4-9/19]。勝率10.5%、複勝率52.6%。単勝回収率43%、複勝回収率129%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=サンアントワーヌ、リアライズシリウス

次は(3)。前走人気です。
2歳重賞にしては珍しく、前走1番人気馬が振るわない新潟2歳S。一方で前走、新馬戦か未勝利戦で2から5番人気。かつロイヤルチャージャー系かニアークティック系種牡馬を母の父に持つ馬は[2-4-3-9/18]。勝率11.1%、複勝率50.0%。単勝回収率88%、複勝回収率130%。該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬=メーゼ

(4)は毛色について。
どういうわけか、黒鹿毛と栗毛が非常に強い当レース。過去5年の成績は[3-3-3-8/17]で、勝率17.6%、複勝率52.9%。単勝回収率95%、複勝回収率138%。複勝率は(2)とほぼ同じでした。
◇該当馬=メーゼ、フェスティバルヒル、ヒルデグリム、フォトンゲイザー、タイセイフレッサ

(5)は前走の馬場状態。
新潟2歳Sは前走、芝・稍重のレースに出走した馬が[2-4-1-6/13]。勝率15.4%、複勝率53.8%。単勝回収率95%、複勝回収率152%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=リアライズシリウス、タイセイフレッサ

(6)は、今回の馬番です。
毎年、手頃な頭数でおこなわれるにもかかわらず、外枠有利の当レース。具体的には、今回の馬番が6から18、かつ生月が1か2の馬が[3-2-2-3/10]。勝率30.0%、複勝率70.0%。単勝回収率197%、複勝回収率213%と、凄まじい成績でした。
◇該当馬=サンアントワーヌ、タイセイフレッサ

続いては(7)。前走4コーナーの位置取りについて。
前走4コーナーで4番手から7番手に位置していた馬の活躍が目立つ新潟2歳S。そのうち非国内市場取引馬、かつ美浦所属騎手が騎乗する馬は[1-3-2-3/9]。勝率11.1%、複勝率66.7%。単勝回収率47%、複勝回収率112%。複勝率は7割に迫ります。
◇該当馬=フェスティバルヒル、ヒルデグリム

そして最後は(8)。前走からの間隔。
かなりピンポイントですが、前走から中9週か10週の間隔を開けてきた馬が非常に強い当レース。とりわけ、前走の馬体重が430kg以上だった馬は[2-3-1-2/8]。勝率25.0%、複勝率75.0%。単勝回収率202%、複勝回収率117%。該当馬は少ないものの、凄まじい成績でした。
◇該当馬=サンアントワーヌ、リアライズシリウス

これら8つの条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎9リアライズシリウス
○4フェスティバルヒル
▲8サンアントワーヌ
☆10タイセイフレッサ
△5ヒルデグリム
△1メーゼ
△6フォトンゲイザー
△7サノノグレーター

【馬単/マルチ】9⇔4,8,10,5,1,6,7(14点)
【ワイド】9=4,8,10,5,1,6,7(7点)
【3連複/フォーメ】9=4,8,10,5=4,8,10,5,1,6,7(18点)

本命は、単独4項目に合致したリアライズシリウス。以下、3項目に合致した馬が4頭いました。

前走、東京の新馬戦を圧勝したリアライズシリウス。父は、今年の新種牡馬ポエティックフレアです。
受胎率が低いため産駒数は少ないものの、先週終了(8月17日まで)時点での成績は[2-2-3-6/13]で、複勝率は5割超と非常に優秀。長く良い脚を使えるこの馬にとって、東京より直線が100m以上長い新潟の外回りコースは、さらに条件が向くのではないでしょうか。

馬券はまず、リアライズシリウスからの馬単マルチとワイドを購入。さらに、1列目にリアライズシリウス。2列目に、3項目に合致した4頭。3列目に、リアライズシリウス以外の印7頭を塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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