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競馬サロン

齋藤翔人

2025/08/09 18:00

【レパードS2025予想】前走敗因は明確+好走データ最多合致 得意な左回りで重賞初勝利を狙う伏兵に◎

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関西馬の拠点、栗東トレーニングセンターが所在する栗東市の竹村健市長が、栗東ホースパーク(栗東健康公園)の建設が進んでいることを明かしました。

完成予定は2032年で、場所は栗東TCと名神高速・栗東ICの間。大きさは甲子園球場2.5個分で、引退馬を活用した乗馬やひき馬、ホースセラピーが体験できるホーストレイルがあり、セカンドキャリアに寄与するとのこと。約30頭を繋養予定で、JRAからおよそ14億6000万円の助成金が出ているそうです。

この事業に関しては、栗東市のホームページで進捗があり次第、情報が更新されており、これまでの経過や整備方針などの資料も掲載されています。その中の一つ、事業概要の資料を見て驚いたのは、最初の基本計画書(当時の仮称で栗東自然休養公園)はなんと昭和62年3月に策定されていました。ただ、市の財政状況等により、長期間事業を中断せざるを得ななかったようです。
それでも、令和4年11月に「馬を活用したまちづくり」を掲げた竹村氏が市長選に当選すると、ホースパークの整備に向けた取り組みが一気に加速。翌12月にはJRAと公園整備事業に関する協定を締結し、地元への説明会を開催するなどして、今年3月に公園の基本設計が完了しました。

地方自治体とJRAが協力しておこなう事業としては、それなりに規模が大きくなりそうな今回のプロジェクト。完成予定は7年後とまだ先ですが、無事そのときがやってくるよう、首を長くして待とうと思います。

それでは予想に。

今回は、レパードSの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、本命馬を見つけます。

(1)今回の馬番
(2)前走着順(着差)
(3)前走場所
(4)前走頭数
(5)前走時の馬体重の増減
(6)毛色
(7)キャリア
(8)市場取引価格
(9)前走距離
(10)生月

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記10項目。その中で(1)は今回の馬番について。
内外、極端な枠を引いた馬が結果を残している当レース。具体的には、今回1、2、14、15番を引いた馬が[4-3-2-11/20]。勝率20.0%、複勝率45.0%。単勝回収率244%、複勝回収率178%。複勝率は50%を下回っているものの、十分に買い条件といえます。
◇該当馬=ドンアミティエ、ルヴァンユニベール、ニューファウンド、ハグ

(2)は前走着順(着差)。
どういうわけか、前走2着馬がいまひとつ振るわない当レース。一方、前走2着に0秒6以上の差をつけて勝利したか、前走3から5着だった馬は[4-3-1-8/16]。勝率25.0%、複勝率50.0%。単勝回収率245%、複勝回収率143%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=シンビリーブ、ジャナドリア、ヒルノハンブルグ、ニューファウンド

(3)は前走場所です。
レパードSは前走、中山か中京か地方競馬か海外のレースに出走した馬が[1-5-2-8/16]。勝率6.3%、複勝率50.0%。単勝回収率74%、複勝回収率192%。前項と同じく、該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬=ジャナドリア、ヴィンセンシオ

次は(4)。前走頭数について。
近年のレパードSは、前走ダートかつ14頭立て以上のレースに、馬体重460kg以上480kg未満か540kg以上で出走した馬が[5-0-3-7/15]。勝率33.3%、複勝率53.3%。単勝回収率405%、複勝回収率158%。過去5年の勝ち馬すべてがこの条件に当てはまっていました。
◇該当馬=ルヴァンユニベール

(5)は、前走時の馬体重の増減。
前走時、馬体重が4から9kg減か増減不明(前走か前々走、海外のレースに出走)だった馬が強い当レース。ところがそのうち、ネイティヴダンサー系とナスルーラ系種牡馬を母父に持つ馬は不振で、これらを除くと[4-2-2-7/15]。勝率26.7%、複勝率53.3%。単勝回収率256%、複勝回収率229%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=ドンインザムード、ニューファウンド

(6)は毛色です。
どういうわけか、栗毛、芦毛、黒鹿毛の好走率がやや高いレパードS。そのうち、前走がダートかつ良か不良。さらに、そのときの馬番が3から16だった馬は[3-1-4-7/15]。勝率20.0%、複勝率53.3%。単勝回収率238%、複勝回収率164%。複勝率は(5)と同じでした。
◇該当馬=ドンインザムード、シンビリーブ、チュウジョウ

続いては(7)。キャリアについてで、ここは2パターンご紹介します。まずは、キャリア6から8戦の馬。
こちらは、前走上がりが2位か3位、かつ非ノーザンファーム生産馬が[4-1-2-7/14]。勝率28.6%、複勝率50.0%。単勝回収率418%、複勝回収率207%で、該当馬の半数が好走。
◇該当馬=タガノマカシア、ポールセン

一方、キャリア4戦以下の馬は、特に他に条件をつけなくても[1-1-3-4/9]。勝率11.1%、複勝率55.6%。単勝回収率24%、複勝回収率133%と、負けていません。
◇該当馬=ジャナドリア、ヴィンセンシオ

(8)は市場取引価格。
近年のレパードSは、国内市場において税込7000万円以下で取引され、なおかつ前走4コーナーで5番手以内に位置していた馬が[2-3-2-7/14]。勝率14.3%、複勝率50.0%。単勝回収率174%、複勝回収率132%。やはり、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ドンインザムード、チュウジョウ、ハグ

(9)は前走距離です。
レパードSは前走、ダートかつ1900mか2000mのレースに出走した馬が好調。過去5年の成績は[2-2-2-7/13]で、勝率15.4%、複勝率46.2%。単勝回収率183%、複勝回収率177%。複勝率は(1)と同レベルでした。
◇該当馬=ヒルノハンブルグ

そして最後は(10)。生月について。
3月生まれの回収率が単複とも100%を超えている当レース。そのうち、前走から騎手が乗り替わり、なおかつそのレースから中3週以上の間隔を開けてきた馬は[3-2-0-5/10]。勝率30.0%、複勝率50.0%。単勝回収率558%、複勝回収率241%。こちらもまた、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=チュウジョウ、サノノワンダー、ハグ

これら10の条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎1ドンインザムード
○6ジャナドリア
▲15ハグ
☆7チュウジョウ
△14ニューファウンド
△10ヴィンセンシオ
△5シンビリーブ
△2ルヴァンユニベール

【単勝】1(1点)
【馬単/マルチ】1⇔6,15,7,14,10,5,2(14点)
【ワイド】1=6,15,7,14,10,5,2(7点)
【3連複/フォーメ】1=6,15,7,14=6,15,7,14,10,5,2(18点)

本命は、4項目に合致したドンインザムード。以下、3項目に合致した馬が4頭いました。

出世レースのヒヤシンスSとUAEダービーでともに3着と好走したドンインザムード。前走の2勝クラスは人気を裏切り6着と敗れたものの、ハイペースを2番手で追走したことが敗因です(逃げ馬は14着に大敗)。
また、その前走を含め右回り[1-0-0-2/3]に対し、左回りは[1-0-2-0/3]と、すべて3着内に好走。得意条件に戻る今回は、アジアエクスプレスとの父仔制覇を期待したくなる一戦でもあります。

馬券は、ドンインザムードの単勝と同馬からの馬単マルチ、ワイドを購入。そして、1列目にドンインザムードを。2列目に、3項目に合致した4頭を。3列目にドンインザムード以外の印7頭を塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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