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競馬サロン

齋藤翔人

2025/07/26 18:00

【関屋記念2025予想】“勝率33.3%”含む単独6項目合致 左回りはとにかく強い+鞍上強化の◎

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7月21日と23日、北海道新ひだか町の北海道市場でセレクションセールがおこなわれました。

同セールは近年、少しずつスタイルが変化しており、2023年は2日連続の開催で、昨年は3日連続の開催(初日がプレミアムセッション)。そして、今年は初日のプレミアムセッションから1日開けて2日目が開催されるというスタイルで、前年に比べて121頭少ない363頭が上場されました。

頭数が少ないため、売却総額は前年を下回ったものの、平均価格は昨年比で120万円ほど高く、中間価格に至っては、昨年の1375万円に対して1600万円という結果に。売却率も昨年とほぼ同じ84.85%で、傑出して良かったとは言えないまでも十分な結果でした。
また、昨年は当セール史上2頭目となる1億円ホースが誕生し話題となりましたが、今年の最高価格はセカンダリーマーケットの2024で8800万円。メジェールスーの2024が7000万円でこれに続き、牝馬の最高価格となったキストゥリメンバーの2024(5100万円)ともども、いずれも父はキタサンブラックでした(価格は税別)。

セレクトセールと字面だけを比較すると、どうしても地味に映る日高のセリですが、近年はセレクトセールで目当ての馬を買えなかった購買者が当セールに流れ、それでもまだ買えないという声をよく聞きます。購買者にとっては頭の痛い状況ですが、生産者にとっては良い流れ。日高から世界へ羽ばたく名馬が誕生するか。落札された馬たちの今後を注視していきたいと思います。

それでは予想に。

今回は、関屋記念の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

(1)前走距離
(2)母父の系統
(3)前走着差(前走着順)
(4)前走人気
(5)前走斤量
(6)枠順
(7)生産牧場
(8)キャリア
(9)性別
(10)毛色

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記10項目。その中で(1)は前走距離について。
過去5年の3着内馬15頭中14頭は、前走1600mか1800mのレースに出走した馬たち。そのうち、今回の斤量が54キロ以下か57キロ。かつ、5歳以下の馬は[3-2-4-7/16]。勝率18.8%、複勝率56.3%。単勝回収率125%、複勝回収率135%。今年からハンデ戦に戻ったため、斤量に関してはあてにならない部分はあるものの、該当馬の半数以上が好走していました。
◇該当馬=シンフォーエバー、アルセナール

次は(2)。母父の系統。
母父ニアークティック系の回収率が単複とも100%を超えている当レース。そのうち前走、東京か京都か小倉のレースに出走した馬は[3-2-2-6/13]。勝率23.1%、複勝率53.8%。単勝回収率、複勝回収率とも184%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=カナテープ

(3)は前走着差(前走着順)です。
近年の関屋記念は、前走2着に0秒2以上の差をつけて勝利した馬、もしくは前走2着馬が[2-2-3-6/13]。勝率15.4%、複勝率53.8%。単勝回収率80%、複勝回収率123%。複勝率は前項と同じでした。
◇該当馬=カナテープ

(4)は前走人気について。
奇妙な区切り方になってしまいますが、関屋記念は前走3、4番人気だった馬の成績が良く[3-2-1-6/12]。勝率25.0%、複勝率50.0%。単勝回収率192%、複勝回収率149%。該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬=シンフォーエバー、シヴァース、トランキリテ、カナテープ

(5)は前走斤量。
前走54キロか55キロか57.5キロ以上の斤量を背負った馬が好調な当レース。そのうち、前走と同じ騎手が騎乗する(継続騎乗)馬は[0-3-3-6/12]。複勝率50.0%、複勝回収率129%。勝ち切れていないものの、こちらも該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ゴールデンシロップ、ニシノスーベニア、ハクサンバード

続いては(6)の枠順です。
今年は開幕週におこなわれるため、傾向が変わるかもしれませんが、関屋記念は外枠有利のレース。とりわけ、前走上がり3位から9位だった馬が今回7、8枠を引くと[3-2-1-5/11]。勝率27.3%、複勝率54.5%。単勝回収率162%、複勝回収率157%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=カナテープ、アルセナール、ダイシンヤマト

(7)は生産牧場について。
真夏のローカル重賞でも躍動するノーザンファーム生産馬。中でも、前走馬体重が490kg以下、かつ生月が3、4の同場生産馬は[2-0-3-5/10]。勝率20.0%、複勝率50.0%。単勝回収率143%、複勝回収率109%。またまた、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=シヴァース、イミグラントソング、アルセナール

(8)はキャリア。
キャリア16戦以上、20戦以下の馬が好調な当レース。そのうち、前走4コーナーで8番手以内に位置していた馬は[3-2-1-3/9]。勝率33.3%、複勝率66.7%。単勝回収率198%、複勝回収率186%。数は多くないものの、驚異的な成績を残していました。
◇該当馬=ハクサンバード、カナテープ、ダイシンヤマト

(9)は性別です。
「夏は牝馬」の格言どおり、牝馬の好走率が高い関屋記念。とりわけ、前走枠が5から8だった牝馬は[2-1-2-4/9]。勝率22.2%、複勝率55.6%。単勝回収率183%、複勝回収率114%と、こちらも文句なしの成績でした。
◇該当馬=ボンドガール、カナテープ、アルセナール

そして最後は(10)。毛色について。
どういうわけか、黒鹿毛の頑張りが目立つ当レース。その中でも、今回偶数番を引いた馬は[0-3-2-4/9]。複勝率55.6%、複勝回収率251%。勝ち切れていないものの、複勝率は前項と同じでした。
◇該当馬=ニシノスーベニア

これら10の条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎14カナテープ
○17アルセナール
▲18ダイシンヤマト
☆6ニシノスーベニア
△8シヴァース
△7ハクサンバード
△2シンフォーエバー
△11ボンドガール

【馬単/マルチ】14⇔17,18,6,8,7,2,11(14点)
【ワイド】14=17,18,6,8,7,2,11(7点)
【3連複/軸2頭】14=17=18,6,8,7,2,11(6点)

本命は、単独6項目に合致したカナテープ。同じく牝馬で4項目合致のアルセナールを対抗としました。

新潟では2戦して8、3着と勝利こそないものの、同じ左回りの東京で[4-4-1-1/10]と、強さを発揮しているカナテープ。先週の函館2歳Sで、再来日後いきなり重賞制覇を成し遂げたレイチェル・キング騎手と今回コンビを組みますが、2走前の初音Sもこのコンビで勝利を手にしました。
左回りはとにかく強く、前述の8着に敗れたレース以外はすべて4着以内に好走。6歳ながらキャリア16戦と消耗も少なく、今度こその重賞制覇を期待します。

馬券は、カナテープからの馬単マルチ、ワイドと、対抗アルセナールとの3連複軸2頭ながしを買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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