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競馬サロン

齋藤翔人

2025/07/05 18:00

【北九州記念2025予想】前走内容はバカにできない超大穴◎ 好走データ最多合致+「小倉への条件替わりはむしろプラスに働く」

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JRAの夏競馬でGI級のレースはおこなわれませんが、春のビッグレースを賑わせた馬たちの今後のローテーションが決まりつつあります。その中で、ダービー馬クロワデュノールがプランスドランジュ賞をステップに凱旋門賞を目指すことが分かりました。出国予定は8月末。引き続き北村友一騎手とコンビを組みます。

デビュー2戦目の東スポ杯2歳Sや初黒星を喫した皐月賞の内容からして、クロワデュノールはおそらく叩き良化型でしょう。前哨戦を使ってから本番へというローテーションは大いに賛成ですが、恥ずかしながらプランスドランジュ賞というレースを知りませんでした。

凱旋門賞と同じロンシャンでおこなわれるGIIIのプランスドランジュ賞は、芝2000mの重賞。昨年までは3歳限定戦で、今年から古馬混合に戻ります。
これまで、当レースをステップに凱旋門賞を制した馬は5頭。ただ、1990年のソーマレズが最後で、30年以上勝ち馬は出ていません。
また、本番までの間隔は中2週で、今年から中3週となったお馴染みの前哨戦、ニエル賞やフォワ賞、ヴェルメイユ賞(いずれも距離は芝2400m)より1週短いのも特徴です。それでもプランスドランジュ賞が前哨戦に選ばれたのは、管理する斉藤崇史調教師によると「3歳牡馬にとって2戦連続2400mを走るのはしんどいのではないか」とのこと。クロワデュノールには、この選択が正しかったことを勝利という結果をもって証明して欲しいところです。

それでは予想に。

今回は、北九州記念の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

(1)前走着差
(2)母父の系統
(3)斤量の増減
(4)今回の斤量
(5)毛色
(6)前走上がり
(7)生産牧場
(8)生月
(9)前走の馬場状態
(10)前走3コーナーの位置取り

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記10項目。その中で(1)は前走着差について。
荒れる北九州記念ですが、好走しているのは、前走、重賞かリステッド含むオープンで2着に0秒1以上の差をつけて勝利した馬か、勝ち馬から0秒1差以内の惜敗を喫した馬。過去5年の成績は[2-4-2-9/17]で、勝率11.8%、複勝率47.1%。単勝回収率120%、複勝回収率145%。複勝率は50%を下回っているものの、十分に買い条件といえます
◇該当馬=カリボール、オタルエバー、アブキールベイ、キタノエクスプレス、ヨシノイースターなど6頭

次は(2)。母父の系統。
ニアークティック系種牡馬を母父に持つ馬の回収率が単複とも100%を超えている当レース。中でも、前走9番人気以内だった馬は[3-1-3-5/12]。勝率25.0%、複勝率58.3%。単勝回収率306%、複勝回収率178%。複勝率は6割に迫ります。
◇該当馬=ドロップオブライト、スリーアイランド、オタルエバー、ロードフォアエース、シロン

(3)は斤量の増減です。
近年の北九州記念は、前走より1キロ以上重い斤量を背負う馬が[1-3-2-6/12]。勝率8.3%、複勝率50.0%。単勝回収率109%、複勝回収率114%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=カリボール

(4)は今回の斤量について。
今回55.5キロ、56.5キロ、57キロを背負う馬が強い当レース。過去5年の成績は[2-4-2-3/11]で、勝率18.2%、複勝率72.7%。単勝回収率254%、複勝回収率220%と、凄まじい成績です。
◇該当馬=モズメイメイ、メイショウソラフネ、ロードフォアエース、キタノエクスプレス

(5)は毛色。
どういうわけか、栗毛と青鹿毛の好走率が高い北九州記念。そのうち、前走も1200m戦に出走し、前走人気>前走着順(前走3番人気1着など)か前走人気=前走着順だった馬は[2-2-2-5/11]。勝率18.2%、複勝率54.5%。単勝回収率254%、複勝回収率136%と、文句なしの成績でした。
◇該当馬=ヤマニンアンフィル、アブキールベイ

(6)は前走上がりです。
前走、重賞で6から9位の上がりをマークした馬が強い当レース。過去5年[3-1-2-4/10]で、勝率30.0%、複勝率60.0%。単勝回収率368%、複勝回収率363%と、素晴らしい成績でした。
◇該当馬=メイショウソラフネ、アブキールベイ

続いては(7)。生産牧場について。
ローカルの短距離重賞でも結果を出しているノーザンファーム生産馬。そのうち前走、芝のレースに出走し、なおかつ当時の馬番が1から12だった馬は[1-2-2-5/10]。勝率10.0%、複勝率50.0%。単勝回収率149%、複勝回収率170%。こちらも、該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬=カリボール

(8)は生月。
出走数こそ少ないものの、2月生まれの好走率が非常に高い北九州記念。その中でもとりわけ、前走馬体重が480kg以下だった馬は[1-1-3-4/9]。勝率11.1%、複勝率55.6%。単勝回収率81%、複勝回収率400%と、文句なしの成績でした。
◇該当馬=モズメイメイ

(9)は前走の馬場状態です。
前走、芝の稍重か重のレースに出走した馬の成績を合算すると、単複とも回収率が100%を超える当レース。そのうち前走時、馬体重増減なしかマイナスだった馬は[1-1-3-3/8]。勝率12.5%、複勝率62.5%。単勝回収率186%、複勝回収率425%。複勝率は6割を超えています。
◇該当馬=カリボール、メイショウソラフネ、スリーアイランド、オタルエバー、キタノエクスプレスなど6頭

そして最後は(10)。前走3コーナーの位置取りについて。
近年の北九州記念は、前走3コーナーを先頭で通過した馬が[2-2-1-2/7]。勝率28.6%、複勝率71.4%。単勝回収率291%、複勝回収率205%。該当馬は少ないものの、超抜の成績でした。
◇該当馬=クラスペディア

これら10の条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎2カリボール
○6メイショウソラフネ
▲17キタノエクスプレス
☆13オタルエバー
△14アブキールベイ
△15ロードフォアエース
△5モズメイメイ
△12スリーアイランド

【単勝】2,6(2点)
【馬単/マルチ】2⇔6,17,13,14,15,5,12(14点)
【ワイド】2=6,17,13,14,15,5,12(7点)
【3連複/フォーメ】2=6,17,13,14=6,17,13,14,15,5,12(18点)

本命は、唯一4項目に合致したカリボール。以下、3項目に合致した馬が4頭いました。

前走、207倍の低評価を覆してリステッドのパラダイスSを勝利した9歳馬カリボール。あてに出来ないタイプですが、1年前も鞍馬S3着から福島テレビオープンを制するなど、好走している時期は夏から秋にかけてが多く、年齢的な衰えもみられません。
前走のパラダイスSに関しては、2ヶ月続いた東京開催の最終日かつ道悪で、差し・追込み勢が届かない馬場。その恩恵を受けたともいえますが、前半600m通過34秒4は馬場を考慮すれば平均より速く、直線の長い東京で2番手追走から押し切った内容は決してバカにできません。今回は1ハロン短縮で、直線が短い小倉への条件替わりはむしろプラスに働くのではないでしょうか。

馬券はまず、カリボールの単勝と、同馬からの馬単マルチ、ワイドを購入。さらに、対抗メイショウソラフネの単勝と、1列目にカリボールを。2列目に3項目に合致した4頭を。3列目にカリボール以外の印全馬を塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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