UMAJIN.net

競馬サロン

田原基成

2025/06/21 18:05

【府中牝馬S】「3.1.1.0」該当の本命◎はGI戦線に向けて楽しみな1頭 3連複18点

70
春のGIシリーズ終了後の楽しみに、秋のGI戦線を賑わす馬探しがある。

昨年を例にとると、のちに天皇賞・春を制することとなるヘデントールは夏の時点で条件戦の馬。C.ルメール騎手を背に2勝クラス→3勝クラスと連勝を飾ると、戸崎圭太騎手に乗り替わった菊花賞で2着→ダイヤモンドSで重賞初制覇。一気に出世街道を突き進んだ。

そんな戸崎圭太騎手が今回跨るカニキュル。

このレースにおける私の本命馬だ。

新馬戦はシュヴァルツクーゲルの2着。のちの東スポ杯2歳S勝ち馬相手では分が悪かったが、この馬も素質の片りんを覗かせるレースぶりを見せた。しかし、2戦目はあっさり勝ち上がったものの、フラワーCは6着とまさかの馬券外。強さのなかに見られる脆さも同居している……そんな印象を抱いた。

そんなカニキュルが明確な変わり身を見せたのは前走。自身最高馬体重にもかかわらずスッと先行→直線では見せムチだけで悠々と突き抜けた一戦だ。休みを経てワンランク上の競走馬に生まれ変わった感があり、今回は昨年同時期に勝利実績を持つ東京芝1800m替わり。無謀にも思えるローテーションを成功させてくれる雰囲気を漂わせる。

良馬場左回りは【3-1-1-0】。
叩き2-3戦目は【1-1-1-0】
“裸同然”の斤量52キロ。

加えて陣営は昨年4月以降、一貫して左回りにこだわったローテーション。コースによってパフォーマンスが一変する馬は珍しくないが、左回りでは上がり3F33秒台はもちろんのこと、前走時のように32秒台も簡単に出せる馬。左回りの牝馬限定重賞・府中牝馬Sが秋ではなく、このタイミングで行われるのは陣営としても嬉しい誤算だったはずだ。

戸崎圭太騎手が跨ってきた牝馬でパッと浮かぶのはGI3勝のソングライン。同馬のレベルに達することは簡単ではないが、ロングラン開催の東京を締めくくる4歳牝馬が出世する姿を目の当たりにしたいところだ。カニキュルの本命に迷いはない。

2列目にはカニキュルの特徴に近い3頭をピックアップ。ここでは「東京芝1800m適性」「上がり3F33秒台以内の勝利実績」「フレッシュな臨戦過程」に着目した。

それを踏まえ、相手本線に抜擢するのはウインエーデル。

昇級後は見せ場なく敗れるレースが続いているが、東京芝1800mは【2-0-0-0】と負け知らず。4走前の当舞台は人気一角のカナテープを下していた。母コスモプラチナが制した6月重賞かつ久々の牝馬限定戦替わりで妙味ある穴馬だ。

カナテープも侮れない。

この条件の前走を制して臨む馬。6歳にして初重賞挑戦だが、コース適性では引けを取らないだろう。当初騎乗を予定していたD.レーンが斤量により騎乗できないのは誤算も、中間の追い切りが思いのほかよく映ったことでこの位置に評価。

さらにはタガノエルピーダ。

前走阪神牝馬Sは2番人気7着。力関係云々よりスローの上がり勝負が合わなかった印象だ。開催後半の東京芝なら前走ほど速い上がりになることはないだろうし、キズナ産駒は東京芝1800mで馬券内率40%超え&単複回収値120超え。血統面も強調材料となる。他にはアスコルティアーモを週中から評価を上げる形とした。

【東京11R 府中牝馬S予想の印】
◎13 カニキュル
〇10 ウインエーデル
▲7 カナテープ
☆11 タガノエルピーダ
△12 セキトバイースト
△9 ミアネーロ
△14 ラヴァンダ
△5 アスコルティアーモ
△4 フィールシンパシー

【3連複/フォーメ】13=10,7,11=10,7,11,12,9,14,5,4(18点)

この記事が参考になった方は
主宰者に「エール」を送ろう!(最大10回)

エール0

この主宰者をお気に入りに登録しよう!
マイページから確認できます

お気に入り登録
競馬サロン TOP

人気主宰者の「重賞」「自信の一鞍」など複数の予想を30日間定額で!

こちらの記事はサロンメンバー限定となります。

先着800名様限定!
30日間無料キャンペーン実施中

月額コースはコチラ

※競馬サロン閉鎖に伴い、
新規加入受付は終了いたしました。

ただいま30日間
無料お試しキャンペーン実施中!

全コラムが見放題
月額コースはコチラ

月額コース購入に進む

この記事のみをご覧になりたい方はコチラ

単品購入(500pt)に進む

本記事は単品購入限定となります

PAGE TOP